ミュンヘンのパッチワークファミリー

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やっぱりバレエ

朔耶、バレエとの出会い

5歳のときに、わけもわからず母に連れられて、隣の市にあるバレエスタジオに行きました。
広くて明るいフロアの隅で、わけもわからないまま足の型をとられました。
思えばこれでバレエシューズを作るなり、選ぶなりしたのでしょう。

私の記憶では、このバレエスタジオには、その後通ったことはありません。
でも、電車で35分の名古屋の駅前にある毎日文化センターの、こどもバレエ教室には、ずいぶん長い間せっせと通いました。
小学生のあいだ、ずっと。

3歳下の妹が幼稚園生になって、やっぱりこの教室に通うようになりまして、私たちはまず、彼女のクラスの時間にあわせて、お教室に到着。
小さい子のクラスのあいだは、わたしはセンターの売店とか、1階に入っているテナントの中でも、画材やさんとか、自称アイヌの血を引くおにいさんがやっている北海道の民芸物ショップとかをひやかしています。
やがて、私のクラスの時間になり、妹とバトンタッチ。彼女がどうやって時間をつぶしていたのか、私はまったく気にしていませんでしたが、現在のように、幼児誘拐とかはあまりなかったのでしょう、母も平気でわたしたちだけを通わせていたわけです。

この教室は、大阪の西野バレエ団から、若い先生が毎週新幹線でやってきて、名古屋の子たちに教えてくれていたのです。
年に一回、8月に発表会もあって、6年生の時に「白鳥の湖」の4羽の白鳥をやったのが、わたしのバレエ生活の中のハイライトでした。

その後、社会人になってから、ジャズダンス、タップダンス等を遍歴しましたが、いつも感じるのは、バレエが全てのダンスの基本であること。
腰を動かさない、背筋をのばす、ひざを曲げない、首筋を美しく保つ・・・。

ドイツに来て、子育てのあいまあいまに、また現地のカルチャーセンターの教室に通ったりしています。

いまは、ちょっと時間のやりくりが難しくてちょっとお休み中ですが、いずれ再開したいです。ばばあになっても続けたい。

2004年夏から無事に再開しております。

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