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日本でも今年の春に公開された、クリスチャン・ベール出演の「ザ・ファイター」。【送料無料】ザ・ファイター コレクターズ・エディション価格:2,953円(税込、送料別)この映画の原題、「The Fighter」と、一字違いの「The Fighters」という2008年制作のアメリカ映画もありまして、そちらを観ました。http://www.amazon.de/Fighters-Uncut-Version-Sean-Faris/dp/B001K2OVA2端的に言えば、高校生男子が、単なるケンカではない、最低限のルールをもった殴り合いであるファイトのトレーニングをすることによって、人間的にも成長する、というひとつのビルドゥングス・ロマン。まず、主演のショーン・ファリス君が、デビュー当時のトム・クルーズにちょっと似た面影でいい感じです。卒業白書 【BLU-RAY DISC】価格:1,875円(税込、送料別)さらに、学園モノということで、花を添える女子高生役の、アンバー・ハードちゃんも、典型的なブロンド美人でかわいらしいのがいいですね。彼女は、傑作ゾンビコメディ、「ゾンビランド」にも脇役で出ていると言うことなのですが、はて、どこに出てたんだろ?確かに、ごく普通に美しくて、一度見ただけでは印象に残らない、そんなイメージのかわいさなんですけど。「ゾンビランド」では、主役のエマ・ストーンが光りまくってましたから、その陰に隠れてしまったのは仕方ないわ。痛快エンタテインメント・ホラー!!!BBXN-1033 ゾンビランド Blu-ray Disc(DVD)【送料無料】【...価格:4,935円(税込、送料込)同じブロンドの俳優でも、「スパイダーマン」に出てるキルスティン・ダンストは、どうしても好きになれないなぁ。頬骨の高いところや、目が眠っているヘビみたい(我が家のダーリン談)で、品格が感じられない。若いうちはまだなんとかよくっても、年をとったら見られないのではないか、と意地悪い予想をたてていますが。 【中古】洋画DVD スパイダーマン2デラックスコレクターズエディション【10P02Aug11】【画】価格:520円(税込、送料別)「The Fighters」では、主人公と対抗する敵役とはいえ、いつも目がむじゃきに笑っているキャム・ギガンデットも、わたし、初めて見たんですけど、好印象です。彼、まだ見てないけど、「トワイライト~初恋~」にも出てるんですね。ティーンエージャーの恋愛モノ、ということで、なんだかこっぱずかしくて見ていなかったわたくしですが、男子ウオッチとして観てみようかなぁ。【送料無料】トワイライト~初恋~ スタンダード・エディション価格:2,352円(税込、送料別)
2011.08.01
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ひょんなことから、「ビッグ・イージー」という映画を見ました。〓新品DVD〓 【今だけ500円】ビッグ・イージー価格:500円(税込、送料別)主演はデニス・クエイドとエレン・バーキン。1987年の制作です。80年代後半は、日本で映画関連のお仕事をしていたので、年間かなりの本数の映画をみていたはずなのですが、これは見逃していました。エレン・バーキンの「シエスタ」や「シー・オブ・ラブ」などは当時鳴り物入りでの公開だったのですが、「ビッグ・イージー」聞いたこともなかったです。エレン・バーキンのウイキペディアのサイトでも、日本語版にはこの映画のことが載っていないので、日本では公開されなかったのかな?でもDVDは出てますね。なにはともあれ、「ビッグ・イージー」舞台はニューオルリンズ。父親も叔父さんも従兄弟も、親戚関係は全員警察! という一家に育ったレミー(デニス・クエイド)は麻薬関連の事件の調査で検察のアニー(エレン・バーキン)と知り合う。おたがいに気になりつつも素直になれない二人。そうするうちに、事件は意外な展開を・・・?と、乱暴にかいつまんでいうと、こんなストーリー。まあストーリー的にはよくありがちなプロットですが、80年代の雰囲気を楽しむにはなかなかいい映画です。特に、当時の女性ファッションが、いまみるとなんともダサく(死語?)て、でもあの頃はこれがかっこよかったんだよねー、なんと思い起こしながら見ますとしみじみといたしますね。演技関連としては特に、デニス・クエイド、私はこの人をある意味、見直しました。これまでは、彼に対して、なんだかガタイはいいけど、あんまりモノを考えてなさそうな、ナンパなアメリカンボーイ、みたいな印象がありました。だから彼の出てる映画は「インナースペース」とか「グレートボールズ・オブ・ファイヤー」とか必要最低限のものしか見てなかったんです。エントリーで【ポイント12倍】送料無料!!【DVD】インナースペースデニス・クエイド [DL-11754]...価格:2,625円(税込、送料込)エントリーで【ポイント12倍】【DVD】グレート・ボールズ・オブ・ファイヤーデニス・クエイド [...価格:1,490円(税込、送料別)でも、この映画「ビッグ・イージー」ではなかなか甘いマスクをしていることに気がつきましたし、全裸でパンツをはくシーンでは、大臀筋がよく発達しているのがわかりまして、素直に関心した次第。 ← もろおばさんですが。対するエレン・バーキン。この人も、デビュー当時はセックス・シンボルみたいに言われてましたが、確かに金髪でぱっと見は雰囲気いいのですが、よくみてみると、別に胸が格段に大きいわけではないし、足も筋肉がなんだかぼこぼこしているし、なにより顔がおへちゃだと思います。タレ目で、笑うと顔がくちゃっとしわしわになっちゃうのも、なんだかなー。同じくおへちゃ顔のブロンドで、いまハリウッドのビッグネームといえばキャメロン・ディアスですが、この人が90年代後半に「メリーにくびったけ」で大ブレイクしたときも、なんやおへちゃ顔の女優さんやなーと思ったものでした。まあでも、へんな可愛らしさが魅力ではありますね、それは認めます。【送料無料】メリーに首ったけ <完全版>【Blu-rayDisc Video】価格:1,749円(税込、送料別)なにより、私的には、結局なかずとばず、の感のあるエレン・バーキンとちがって、キャメロンは天下をとったからこっちのもんですね。
2011.06.22
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今日から4月。3月は東日本大震災にびっくりし、11日以降、ほとんどそれに明け暮れてしまった月でした。まずは日本の家族、知人と連絡をとりあって安否を確認し、ネットで情報をサーフィンし、Ustreamで日本のTVでの記者会見などもおいかけ、一方でドイツのテレビや新聞での報道もいやがうえにも目に耳にはいってきます。あまりの情報の洪水に、半ば心身症状態になったりして・・・。災害発生から2~3日は、海外在住日本人のみなさんは、どなたもそんな状態だったみたい。ドイツのメディアは、いまなお遠い東の地の果ての国、日本で起こった災害に対して、当初から熱の入った報道が繰り返されました。ただ、わたしのようにドイツに在住している日本人のほとんどが残念に思ったことは、どの報道の焦点が、最初からぴたりと「原発の恐怖」に当てられていたこと。地震や津波で亡くなった方、被害を受けた方をいたわる気持ちはそこにはなく、いかに原発が怖いか、どうしたらそれから自分たちの身を守れるか、に終始する内容をメディアは伝え続けました。その結果、ドイツ国内で、ヨード剤やガイガーカウンターがとぶように売れ、数日で売り切れになったとの報を聞いて、日本人としては苦笑を禁じえませんでしたが、ドイツ人はおおまじめですから。送料無料 ガイガーカウンター 販売 放射線 放射能 チェック【4月下旬~5月上旬出荷予定:代引き...価格:69,800円(税込、送料込)【送料無料】ガイガーカウンター腕時計【納期5月末頃】放射能測定器-英語マニュアルpolimaster ...価格:159,800円(税込、送料込)【送料無料】ポータブル放射線測定器(ガイガーカウンター)価格:73,500円(税込、送料込)そんななか、春休みを利用して、ドイツにご滞在なさっていたご家族とお話しする機会を得たのですが、同年代のおかあさまが私に、「ドイツに住んでいて(震災の被害にあわずに)よかったですね」とおっしゃられました。確かに、いまのところは安全な場所にいるのですが、自分の中では、同じ日本人として、いまみなさんが日本国内で感じていらっしゃる痛みを少しでも共有したい、という思いがありましたし、それは他の海外在住日本人の皆さんにもある程度共通した気持ちだというのを事前に聞いておりましたので、その旨お伝えしました。すると、さきほどのおかあさまも、「そうなのね、実はわたしたちも、いまドイツにいることで、ちょっと複雑な気持ちです」とおっしゃられました。これは、ドイツ人のダーリンなどには、どんなに説明してもわかってもらえない、日本人としての連帯感みたいなものだと思います。ダーリンや、他の多くのドイツ人にとっては、「確かに日本で起こった災害と、それに続く状態は憂慮すべきものである。だからといって、キミがいま日本に行ってもなんの助けにもならない。安全なここドイツにいることを喜ぶべきだ」という理論になって、それは状況的には正しいのですが、それだけではおさまらない感情的な部分があるのですよね、人間って。などと、いろいろと思うことも多かった3月でしたが。今日から4月。新しい季節のエネルギーの訪れとともに、ポジティブな転換があるよう、願います。わたしのお仕事のほうも、3月からいろいろといいお話をいただくようになり、じりじりと大岩が動き出したような感があります。これをきちんとローリング・ストーンにもっていきたいですね。今年の夏に絶対欠かせない!!ローリングストーンズTシャツ♪〔アウトレット〕目立つ☆ローリン...価格:1,050円(税込、送料別)
2011.04.01
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昨日2月15日の夕方5時で、世界最大規模のライフスタイル見本市「アンビエンテ」が終了しました。http://online.ibnewsnet.com/news/file_n/pr2011/pr110125-01.html日本から単独でご出展されたブースの、通訳や商品説明などのお手伝いをしました。5日間のメッセ展示でしたが、お客様がどんどんいらして、ときどきご案内が追いつかないぐらいだったのは、始まってすぐの金・土・日の3日。週があけて月曜日と火曜日の二日間は、目に見えてお客様も少なくはなりましたが、かわりに前半の3日間でコンタクトをとったお客様との、密度の濃い打ち合わせなどが繰り返され、全体の流れとしてはとてもよかったと思います。それでも最終日は、夕方5時までの開催でしたが、ランチタイムを過ぎる頃からもうどこのブースも開店休業状態。もともとヨーロッパの見本市では、出展ブースの中でお客様にコーヒーやジュースなどのお飲み物をさしあげるのは普通。その流れで、ビールやワインもそろえているところも。だから、初めていらした日本のお客様が、びっくりすることもしばしば。さらに大きい出展ブースになると、コックさんがその場でお料理する食事を食べながら商談、というところもあります。特に、わたしの担当ブースは、キッチン関連の出展者が集まるホールの中だったので、あちこちからおいしい匂いがしてきました。うちのブースのお隣は、ポルトガルからのご出展。ご当地自慢のグリーンワイン、ヴィーニョ・ヴェルデをこの見本市のために何本も運んできたようで、それはもう初日から、商談をしつつワインを飲む、というのが日常的な、楽しいブース。我々もかなりご相伴にあずかりました。(^∇^)単品でもお得!36%引き!!トーレ・デ・メナージェン・ヴィーニョ・ヴェルデ[2010]【ヴェルデ】7...価格:1,470円(税込、送料別)まあそんな毎日だったので、最終日もお昼過ぎにはどこも半分打ち上げモードで、コーヒーを飲んだり、ワインを飲んだり。コーヒーを飲みつつ、それでも3時ごろからかたづけ作業に入り、4時ごろにはほぼきれいに片付きましたので、業者さんとの最終確認をするための日本からの男性社員2名を残して、他の人員は早めに引き上げることになりました。おかげさまでわたしも、当初の予定では5時までブースでお仕事をして、それからおかたづけが終わってから、さらに電車で3時間半かけてミュンヘンまで帰り、帰宅は夜10時過ぎかなぁ、というところだったのが、早めに家に帰ることができ、働くおかあさんとしてはとても助かりました。ブースのみなさんも、気持ちのいいかたばかりで、仲良くお仕事できて、本当に楽しい経験でした。ありがとうございました。フロッシュ洗剤のお試し用にも最適!フロッシュ キッチン用 ミニギフトセット【ドイツ】【エ...価格:1,365円(税込、送料別)《メール便OK☆》吸水性バツグン!繰り返し使えるエコふきん毎日のお掃除を快適に☆スポンジワ...価格:577円(税込、送料別)
2011.02.16
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主に海外での仕事にたずさわっている女性が応募できるコンテストラフスピ ブロガーコンテストに応募しています。http://woman.tabisuma.jp/contest2010/(ピンボケ気味の写真で、「カミーユ」というニックネームがわたくしです。清き一票をご投票いただければうれしいです。) このコンテストは、昨年の12月半ばから始まっていて、日本時間の1月31日11時59分で、一般オンライン投票が締め切られます。応募したからには、できるかぎり上位までいきたいのが人情でして、わたくしも、あらゆるツテをたどり、お願いできる方にはお願いしまくり、なんとかここ数日、ぬきつぬかれつをしながらも1位をキープしてまいりました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。 でも、すごい番狂わせってあるんですね。これだから、最後の最後まで気が抜けません。 わたしがゆうべ就寝するまでの最大のライバルは、オーストラリア在住の元モデル嬢ANNAちゃんでした。得票的にはわたしが630台、彼女が610台で、このままANNAちゃんが順調に得票数をのばしていけば、首位をとられることもあるかもしれないなー、という微妙なところ。それでも、3位以下の方とは、かなり得票数も離れていたので、まあこのまま持ちつ持たれつ(?)しながら、二人で仲良くゴールインするのだろうと思っていたのですが。今朝、PCを立ち上げてコンテストのサイトを見てみましたらば、あらまANNAちゃんが5位にまで落っこちているではありませんか!?かわりに、KIKO さん(カンボジア)、akari さん(ミャンマー)の東南アジア勢、KINUKAさんという魔法使いスピリチュアル系の方々が、それぞれ一気に数百票(すごい、どうやったらできるんでしょう?)をかせいでレースの表舞台に登場してきました。うわー、ラットレースです。怖い、どうなるの私・・・・・。でも、こんなきっかけがあったおかげで、おもしろい人間観察の機会ができました。やはり、ライバルの動向は気になるものですから、他の候補者の方たちの略歴などをいろいろと拝見し、またそれぞれお書きになっているブログやホームページなどを見せていただいて、へぇ~、こんな方もいらっしゃるのねー、とお勉強になってとってもおもしろいです。社会的に意義深い活躍をされていらっしゃる方も多いので、わたしも日独ツナギストとして、より社会に貢献できることをしようと思いました。あー、明日の今頃には、とっくに結果が出てるんですよねー。超ドキドキです。ドイツフランクフルト作品 日本-NIPPONシリーズスタンドS-761FG!ドイツフランクフルト作品 日...価格:42,000円(税込、送料込) 【送料無料】ドイツと日本の真ん中で価格:1,400円(税込、送料別)
2011.01.30
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昨日、日本からのお客様をご案内して、ミュンヘン市内をいろいろと散策。途中、アストン・マーチンのショールームの前を通りかかったので、「ボンドカーとしても登場してますよね」とご案内したら、20代後半から30代前半のみなさん、「そうですかぁ?」と、ぜーんぜんご存知ない様子。受注生産品 WALD エアロ アストンマーチン DB7(96~) フロント サイド リアセットWALD エアロ ア...価格:728,100円(税込、送料別)「ジェームス・ボンド、007ですけど」と、わたくし食い下がりましたが「いやー、なんとかロードショーとかでやってれば見ますけど、そういえば最初からちゃんと見たことないなあ」なんておっしゃいます。いい女、いい車、そしてアクション!と、3拍子そろった男の夢を代表するのがボンド映画シリーズだと思ってましたが、もうそういう時代は過去のものになったんでしょうか? (涙目・・・)とはいうものの、ボンド最新作ではBMWなどががんがん登場している昨今。はっきりいってわたくしも、ボンドのどの作品にアストン・マーティンが出ているのかよく知らなかったんですけどね。調べましたわ。ウィキペディアによりますと、「シリーズ第3作『ゴールドフィンガー』で、MI6の秘密兵器開発主任である「Q」により開発された色々な秘密兵器が搭載された車(アストンマーチンDB5)が初登場し、以降の作品の目玉となった。作品によって車種も搭載された秘密兵器も異なるが、防弾ガラス・機関銃・小型ミサイル・せり出し式の装甲板などを装備したものもあった。さらには助手席のシートが飛び出たり、煙幕を発射したり、潜水艦に変身したり、観る者を楽しませた。また、ほとんどの場合ボンドガールが助手席に座っている事が多いのだが、最近ではボンドが単独で運転していることも増えてきた。ほとんどの場合、壁に突っ込む・ビルから転落・チェーンソーで真っ二つになるなどして大破するが、それはボンドが本来ベントレーが好きで、MI6に押し付けられた他社製の車が気に入らないためだという説がある。しかし、後年の作品ではアストンマーチンDB5がボンドのプライベートカーとして登場する(MI6の払い下げ車との設定)。」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%BC)とのことでした。【25%OFF】[DVD] 007/ゴールドフィンガー <デジタルリマスター・バージョン>(初回生産限定)価格:1,117円(税込、送料別)ちなみに、ボンド・シリーズ第一作「ドクター・ノオ」で登場するのは、サンビームアルパイン【DVD】007/ドクター・ノオ デジタルリマスター・バージョン/ショーン・コネリー シヨーン・コ...価格:1,490円(税込、送料別)第2作「ロシアより愛をこめて」 では、ベントレーマークIV・コンバーチブル[DVDソフト] 007/ロシアより愛をこめて デジタルリマスター・バージョン価格:1,147円(税込、送料別)だそうでございます。
2011.01.22
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さてわたくし、女性のための旅の企画をするラフスピブロガー コンテストというのに応募しています。カミーユというニックネームでエントリーしております。まんなかあたりの、ちょっとピンボケ気味の写真がわたくしです。みなさまの清き一票を、ぜひご投票おねがいいたします! ↓http://woman.tabisuma.jp/contest2010/
2011.01.17
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今日のランチは、みんなで手作りパスタ。我が家にはほとんど使用したことのないパスタマシーンがあるのですが、それでも年に一度ぐらいは手作りパスタをするのです。自己流で生地を作るとあんまりおいしくないし、それならばとパスタの本を買い込んで本格的に試すとなると、生地をねかしたり、パスタができあがってからも一晩はねかせておいたほうがおいしいとかで、作ったらすぐ食べたい我が家のスピードにはどうもあいません。それでも今日は次女ちゃんがどうしても! ということなので、究極のおいしさにはならないのを承知で、作ってすぐ食べるパスタにみんなでチャレンジ。家庭で作るパスタって、結局のところ、味がどうこうというより、みんなでいっしょに作る過程が楽しいんですよね。グルメではないけれど、食べることは人一倍大好きなうちのダーリンも、今日はのりのりで手伝ってくれました。生地は一度に大量に用意できても、それをパスタマシーンで加工する段階ではどうしても、一人分ずつしかできないので、大なべにお湯をわかしておいて、できた分のパスタから茹で上げ、早い者勝ちで食べる、という忙しい作業を続けること、約1時間半。みんなでおいしくいただきました。[人気のパスタマシン]パスタメーカー マザンティー CH02-K29(DULTON ダルトン・パスタマシン)...価格:5,650円(税込、送料別)パスタマシンで麺道楽価格:1,575円(税込、送料別)
2011.01.16
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直訳すると「私は愛」というタイトルの、2009年制作のイタリア映画を2010年11月のドイツから日本への一時帰国の際に利用したエティハド航空の機内で観ました。そのときはドイツでもまだなんの前評判も聞いていなかったので、まっさらな状態で鑑賞。オリジナルのイタリア語で、英語版字幕でしたので、お話の細かい部分ちょっと食い違いはあるかも。字幕を追っていると、どうしても映像の細かい部分を見逃してしまうことが多いので、悔しいです。早くイタリア語だけでわかるようになりたいものです。イギリス女優ティルダ・スウィントン演じる、イタリアはミラノの、お金持ちの一家に嫁いだロシア移民のエンマという女性が主人公。繊維工場の創設者である、1代目エドアルド・シニアの誕生日を祝う豪華なディナーパーティの席で、息子の友人であるレストランシェフのアントニオと知り合った、2代目タンクレディの妻エンマ。自分でもロシア風スープなどを得意料理とするエンマは、アントニオのレストランにお手伝いに行くようになるぐらいに、意気投合します。後日、ロンドンでアートを学ぶ娘と落ち合うため、ニースに出かけるエンマは、その途上のサンレモの街で、アントニオと偶然再会。地中海を見下ろす山の上の小屋にいっしょに出かけた二人は、そこでお互いの恋心を確認・・・と、お話的にはメロドラマ風ですが、ミラノのお庭には当たり前のようにプールのある豪邸でのパーティシーン(招待されてやってきた女性のお客様たちが、いずれプラダとかグッチとかなのでしょうが、自分のハンドバッグをまったく無頓着にそのへんの家具の上にぽんぽんと置いて、それをメイドさんがさりげなくかたづけたりとかするのを見て、くぅ~っとなりました)や、サンレモの山小屋の、木々の濃い緑の匂いまでただよってきそうな映像、どこかふんわりと浮世離れしたティルダ・スウィントンの演技のおかげか、ちょっと素敵なビデオクリップのようにも楽しめます。ところで、主人公の名前エンマというのは実は本名ではないというのが、作品中盤でわかります。本当はもっとロシア風の名前がついていたのですが、イタリア人のご主人と結婚したときに、もっとイタリア人にも呼びやすいように、とつけられた名前がエンマなのですね。こんなところから、いくら愛し合っての結婚ではあっても、この主人公が本来の自分とは違う、後付の人生を送ることを余儀なくされてきたのだ、ということが匂わせられます。だから最後に、一人の女として愛に生きるという選択になるのでしょうか。それはさておき、主演のティルダ・スウィントンのお金持ちマダムぶりがゴージャス!ティルダさん、1960年生まれと、わたしよりちょっとおねえさまなのだけど、贅肉のないスレンダーな体を、なにげないデザイン、でも高級感を感じさせる仕立てのノースリーブのワンピースに包んで、夏のミラノの街でショッピングをしたり、オステリアでランチしたり。こういう生活してみたいですねぇ。それにしても、このティルダ・スウイントン、どこかでみたことがあったわよね、と検索しましたら、なんと映画デビューは、耽美な映画監督デレク・ジャーマンの「カラバッジオ」。じゃあ、観てるわ。渋谷の映画館で。彼女がどの役だったのかは、思い出せませんが。もう一度観てみたいけど、DVD出てないようで残念。同監督の「ウィトゲンシュタイン」は出てますが、これはわたし観てないんです。これをきっかけに観てみようかな。オーストリアの哲学者ルードヴィヒ・ウィトゲンシュタインが、どのように映画になっているのか。デレク・ジャーマン!SALE OFF!新品DVD!ヴィトゲンシュタイン価格:2,640円(税込、送料別)ティルダ・スウィントンはその後も、「ナルニア国物語 ライオンと魔女」の白の魔女役ということなので、どことなく浮世離れした、人間離れした雰囲気は彼女の持ち味と言うところかしら。ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女【Blu-rayDisc Video】価格:4,442円(税込、送料別)
2011.01.09
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我が家は、わたしもダーリンも映画好き。でも、好きなジャンルは微妙に違っておりまして。ダーリンはどちらかというと、SF、アクション、ホラー、それも特にスプラッタ系やゾンビものに強いのです。一方、アート系を自負するわたくし、大学の8ミリ映画研究会に入っていたこともありますし、社会人になってからは、某アメリカ系映画界社の宣伝部に務めていたこともあり、仕事で営業時間中に見るのや、週末にオールナイト3本立てを見たりするのもあわせて、昔はそれこそ年間100本ぐらい見ていた時期もあります。バブルまっさkりの80年代ではありましたが、一介の学生がビデオ再生機を持っているのはちょっとぜいたく、そんな時代ですから、人よりはいろいろ見たほうかなと自負していますが。当時は、こむずかしいのがかっこいいと思っておりましたため、ハリウッド・ムービーよりはどちらかといえば、ヨーロッパ系映画が好み。ヌーヴェルバーグだの、ニュージャーマンシネマなどを盛んに見てまして、まあこれは今でもきらいではないのですが、実人生での重みをひしひしと感じるトシになった最近はほとんど見ませんねぇ。逆に当時は馬鹿にしていたコメディ、それもウッディ・アレン調のシニカルで都会的なのではなく、もうバカ丸出しのラブコメとか、はちゃめちゃアドベンチャーとかが、日々のストレスにすりへったわたしの心を癒してくれるようになりました。特に、つい先週みた映画で気に入ったのは、[チャックとラリー おかしな偽装結婚!?]でしたが・・・。【22%OFF!】チャックとラリー おかしな偽装結婚!? 【ベスト・ライブラリー 2010年 第6弾】(DVD)価格:1,170円(税込、送料別)やっぱり、こういう映画を見るばかりが人生ではありません。ドイツのブロードキャスティングの中でも、独仏共同で運営しているちょっとアート系のTV局、ARTEというのがあるのですが、そこで昨日、「1000日のアン」を放映していました。16世紀の英国王、色好みのヘンリー8世をめぐる女性の中でも、後の英国女王エリザベス1世の母となったア女性ン・ブーリンの、ドラマチックな人生を描いた映画です。この作品、実は30年以上前にも一度、テレビですが見たことがあって、そのときは内容的にはあまり感銘を受けず、ラストシーンで、母が打ち首になったと同時に鳴り響く大砲の音を遠くに聞きながら、宮廷の庭をつれづれに歩く、幼い少女エリザベスの姿だけが印象に残っておりますが。いま改めてみてますと、なんと主演のアン役は、フランス女優のジュヌビエーブ・ビュジョルドではないですか!ヨーロッパ系の名前というのは、同じ名前でもその国によって異なる発音となることが多々あります。イギリスでヘンリーというのが、フランスではアンリ、ドイツではハインリッヒとか、ウィリアムは、ギョーム、ヴィルヘルム、女性名でもアン、アンヌ、アンナと変化したり。なんでこんなことを唐突に書いているかと言うと、主演女優の名前、ジュヌビエーブというのが、イギリスではグネヴィアとなり、これはまさに、ブリテンの伝説的なアーサー王の妃だった方の名前です。フランス女優がわざわざ(?)イギリス王妃を演じるというのも、こんな符号があったからなのかしら、と、なんだか一人納得してしまいました。さすがに1969年の作品ですから、DVDは出ていないみたいですが、ヘンリー8世のフィギュアを見つけてしまいました。 ■SG-F102 ヘンリー8世 1537年アンドレアミニチュア E5102【タミヤ/TAMIYA】価格:3,969円(税込、送料別)
2011.01.05
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久しぶりの楽天日記です。2年ほど前に、Fa・・book やTwi・・erなども始めてしまったので、 忙しいですね。さて、本日は次女のプッチーのバレエ教室でのクリスマス会の後で、マリーエンプラッツのクリスマスマーケットに出かけました。夕方4時半ごろで、緯度の高い冬のドイツでは、すでに夕暮れ時を過ぎて、そろそろ夜になろうかという気配。夕闇の中に、きらきらと輝くクリスマスツリーや、キャンドルショップ、おもちゃの屋台などなど、子供たちも始めのうちは目を輝かせていたのですが、まもなく、異様な格好の一団に遭遇したことから、事態は急展開。察するに、ミュンヘン民族伝統文化保存研究会(仮称)かなにかの人たちだと思うのですが、日本のなまはげか、ヒマラヤのイエティか、というような、白っぽい毛皮を基調にした装束に、とんがった鼻や角のついた仮面を身に着けた10人ほどの集団が、がらんがらんと大きな鈴を鳴らしながら、クリスマスマーケットを見物する人々のあいだを、帽子を取ったり、おしりを叩いたりのいたずらをしながら、うろうろしています。20年ほどミュンヘンに住んでいるわたしも今回初めて眼にする風俗ですが、いずれ、クリスマス前に人々の一年間の罪とがを清めてくれるような風習に基づいているものと推測しました。とまあ、大人は冷静に事態を分析できますが、子供にとっては、これは天地がひっくり返るような驚愕の事態です。異様な様子の怪物が、自分に襲い掛かってくる・・・・もともと結構シャイな8歳の次女プッチーが内心震えているのはわかりましたが、やんちゃな4歳児プリンチーが、実はそれに輪をかけて怖がりだったのです。ドイツ版なまはげの一団のうちの一人が、彼に向かって襲い掛かるまねをしただけで、もうパニックに陥り、「こわい~~~~」「おうちにかえる~~~~~!!!」と、父も母も姉も打ち捨て、ひたすら一人で逃げようとします。しかも、逃げる方向は、我々の目的とする方向と反対だ。やみくもに逃げようとするプリンチーの首根っこを掴まえ、なんとか落ち着かせようとしても、周りでがらんがらんと鈴の音が鳴り響いている間は、彼のパニックはおさまりません。なおも逃げようとする17キロを必死に追いかける、でも、逃げた方向がたまたまなまはげ集団の進行方向に当たっていたらしく、逃げても逃げてもなまはげが追いかけてくる・・・そんなことをしているうちに、いつのまにか我々二人、ダーリンとプッチーとは離ればなれ、安寿と厨子王状態になってしまいました。商店街の陰に隠れてなんとかなまはげはやり過ごしたものの、まだ心臓バクバク状態のプリンチー、いますぐおうちに帰るといって聞きません。そこで、ダーリンとプッチーを探索するのはあきらめ、二人で地下鉄に乗って帰ることに。家の近所の駅まであと3駅、というところで、地下鉄車内のむこうから、プッチーもやってきました。なーんだ、離ればなれになったとはいえ、結局同じ地下鉄に乗っていたんです、みんな。よかったよかった。駅から家までの道を歩きながら、こども二人は「もう2度とクリスマスマーケットには行かないようにしよう」と、固く誓い合っていました。そんなぁ、別にいつもあのなまはげ集団がいるわけでもないのにー。どうかこれが、子供たちのクリスマスのトラウマになりませんように。
2010.12.19
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10日ほど、急に一時帰国することが決まりました。なにしろ6年ぶりなので、本をはじめ、欲しいものがいっぱい!本はさっそく30冊ほど、届け先は実家宛にして注文してしまいました。○マゾンでは、マーケットプレイスといって、中古の本もいっぱい出ているので、うまく探せば、1円から読みたかった本が買えてしまう!配送料の250円をたしても、新品で買うより断然安いので、一度読んで満足という、娯楽系の文庫本などはもうこればっかり。仕事に使う専門書なども、定価は高いものが多いのですが、探せば半額ぐらいで出ているものも多いので、ありがたやとこちらを買わせていただきます。なんせ、30冊ですから。これでも、購入希望図書のごく一部なんですけどね。コミック本などは、○ックオフとかであさることにしましょう。さて、それ以外にも、iPhone カバー、名刺入れ、和の小物など、欲望のつきることはありません。なかでも美顔器!ドイツではニュー○キンのガルバニックスパなるものを使っていて、効果には納得しているのですが、お風呂に入りながら手軽に使えるようなのもほしいなぁ。こんなのいいかしら?ピンッ”とハリのある肌に!高出力超音波で気になる部分をしっかり引き締める!たるみの強い味...価格:13,249円(税込、送料別)あと、わー、こんなのドイツじゃ見たことないなー。ほしいかも。寒い時期のオシャレにピッタリ♪メール便OK【ホットアルファ】タイツ価格:598円(税込、送料別)これからしばらく、ネット検索に時を過ごします。
2010.11.01
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いま、わたしは猛烈に感動しています。というのも、うちのドイツ人ダーリンが、いっしょになって10年にして始めて、まじめに日本語学習にとりくんでいるからです。日本人女子といっしょに10年も暮らしていれば、そこそこの日本語はできるはずだと皆さん思われるようですが、うちのダーリン、ほんの2,3語以外はからっきしできませんでした。知っていたのは、「コドモベヤ」「オウチカエローヨ」「バカバカ」という、幼児の片言にも劣るまったく低レベルな単語でした。それがここ1ヶ月ほどでダーリンの日本語能力は長足の進歩を遂げているのであります。ことのおこりは、うちの8歳の次女ちゃんの日本語学習が思わしく行かないことでした。6歳のときから、土曜日の日本語補習校に連れて行っているのですが、なぜなのかわかりませんが、本人の日本語を習うということに対する抵抗値がものすごく高く、よその素直なお子さんならば、親にしかられれば、泣きべそをかきながらでも、いやいやながらでも、一応は漢字の書き取りをしたり、絵日記を書いたりするじゃないですか?うちの次女ちゃん、しないんですよ。親のしつけが悪かったんでしょうか。しつけうんぬんもあるかもしれませんが、この次女ちゃん、意志の力が並外れて強いキャラのようでして、それはもう、水曜日の午後に通っているバレエの先生からも、土曜日に通っている補習校の先生からも、「ここまで粘り強く、自分の意思を押し通す子は見たことがない!」との折り紙つき。どちらも、こどもの扱いにかけてはベテランの先生方が口をそろえてこうおっしゃるからには、親も覚悟を決めました。本人がやりたいと心の底から思わない限り、押し付けはできないって。もともと、いくらおだててもすかしても、怒鳴りつけても、食べ物で釣ろうとしても、補習校の宿題は、もうほとんどしないし、毎週土曜日の朝は、親子で小競り合いです。親も、若ければ体力で押し切ってなんとかできるのかもしれませんが、わたくしもうそろそろアラフィーですし、疲れるの、いやなんです。というか、できません。心の平安がほしいのです。というわけで、秋から補習校、お休みすることに。3ヶ月ぐらいお休みして様子を見て、ひょっとしたら奇跡が起こってやる気になってくれるかも、なんて夢見ているわけです。この事態を経済的観点からみますと、いままで次女ちゃんにかかっていた月々の補習校の費用がうくわけですよね。その分で、じゃあぼくが日本語ならっちゃおうかな、とダーリンが思ったらしいのです。思っただけでなく、口に出してはっきりとそう申しますので、そうかい、そういうことならば、というわけで、ばばばっとわたくしの手元にあったミュンヘン市主催のカルチャーセンターである市民大学の講座カタログ、電話帳ぐらいの分厚さなんですが、その日本語コースの欄を見ますと、ありました、ぴったりのが。夏休みのはじめ、3週間のあいだの水曜日の夕方1時間半、みっちりとひらがなの読み書きを習いつつ、初歩の語彙を習うコースがありました。先生も以前から存じ上げている方で、補習校でも教えていらしたことがあって、そのときはうちのおにいちゃんがお世話になったものです。よし、これでいきましょう!ということで、その日の夕方から始まるコースを、その日の午前中に予約。ダーリンには、まずこちらの事務所で申し込み手続きをしてから、あちらの教室に向かうように、先生にはわたしからの、ふつつかものですがうちのダーリンがお世話になります、との旨をしたためた私信を渡すようにと言い含めて送り出しました。最初の授業日から帰って来るや否や、「日本語はなんて○ットな文字を使うんだ!」となにやらわめいておりましたが、まじめに宿題などもこなしております。それから3週間のあいだに、宿題を黙々とこなすかたわら、自発的に家にころがっている子供用の電子ひらがなおけいこボード2種を使って、ひらがなの練習をしたり、文房具屋さんでメモカードを買ってきて単語の書き取りの練習をしたりと、なかなか熱心です。次女ちゃんもそんなパパの姿を横から見ながら、時に書き順についておせっかいをやいたり、わたしは漢字も読み書きできるのだとちょっぴり自慢したり・・・このまま相乗効果で、二人の日本語能力がどんどん上がっていってくれればいいなあと願うばかりです。さあ、そろそろ3歳の末っ子も日本語学習始めないと・・・。ロディひらがなおえかきボードローヤル ロディ ひらがなおえかきボード価格:4,760円(税込、送料別)
2010.08.24
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忘れないうちに、続きを書いておかなくては・・・というわけで、アフガン・ウエディング。さて前回では、一般的なドイツ人によるドイツ人のためのドイツ人の結婚式の常識からはあまりにもかけ離れたアフガニスタンの結婚パーティの様子に、まず度肝を抜かれたわたくし。これからは、いよいよクライマックスとなるアフガンな式次第と、パーティ会場に集まっていた女性たちのドレスコードを中心に記してみたいと思います。で、ドレスコードなんですけど。会場にいたアフガニスタンの女子たち、とにかくきらびやか。裳裾をひきずるロングドレス、総スパンコールのスーツ、などなど、半端ないどイブニングです。ヘアも、みなさん、こりゃ美容室に行かないとできないよなー、とうなるような、てんこ盛りのアップヘアが主流。まあ、みなさん彫りの深い顔立ちで、まつげもらくだ並みに長いので、お似合いなんですけど。それにしても光物が好きなんだなー、って思いました。スパンコール率90パーセント。わたくし、むかし客船に乗っていたこともありまして、真っ赤なカクテルドレスやら、フクシャピンクのイブニングドレスやら、エメラルドグリーンのステージ衣装ともみまごうミニケープ付きのドレスとかけっこう持っているのですが、当日はよく知らない国のしきたり文化の頂点である結婚式のドレスコードがどんなものなのか皆目検討がつかず、ういてしまうといけないと思ったので、当たり障りのないニュートラルな、でも裾がちょっと遊び心でフリンジになってるドレスで行ったんですね。でも、これだったら、どピンクのイブニングでも地味なほうでした。もっとも気になる花嫁さんのドレスはと申しますと、お式が始まってしばらくはグリーンのロングドレス。そして、結婚の儀式が終わったあとでお召し替えをして、白いドレスに変わりました。その結婚の儀式なんですけど、これがまたちょっと大変だったみたい。というのも、当日の式進行によると、結婚の儀式は夜8時半ごろに予定されていました。パーティのお食事は儀式のあとということでした。ところが、9時を過ぎても、9時半になっても、いっこうに何事も始まる様子がありません。列席のアフガニスタン出身の人々はそれでも平気で、入れ替わり立ち代りダンスフロアに行っては踊り、卓上のコーラを飲んだりハーブティを飲んだり、子供をくすぐったりして時を過ごしています。われわれ他国人グループも、踊りこそしませんでしたが、そうやって時を過ごしておりましたが、お昼から何も食べていなく、コーラとハーブティだけではおなかがすきます。でも、食事は儀式のあとなので、待たないといけません。あまりに間が持たないので、ダーリンといったん外へ出て散歩でもすることにしました。ついでに建物のセキュリティチェックもしました。わたしたちの座っているテーブルは、会場の入り口から一番奥まったところにあり、その入り口通路は幅が3メートルほどしかなく、もし火事や地震(まあ、地震はドイツにはめったにありませんが)、あるいはFBIはてはSWAT部隊などがいきなり踏み込んできた場合には、ここに人々が殺到し、パニックになることはまちがいなし。我々は位置的にも一番不利な場所にいるので、なんとしても安全な逃げ場所を確保しておかなければなりません。一応わたしたちのテーブルのある左のほうには、非常口がありますが、パーティのデコレーションとかで、緑の非常灯も半分隠されています。ありがちですよね、非常階段にモノがいっぱいおかれていたり、非常扉が固定されていてあかないっていうのは。ここがちゃんと機能するかどうか確かめておかなければ。で、外からも内側からも試してみましたが、案の定開きません。なにか異変があった場合には、なにか別の脱出ルートをみつけなければ。とか思っているうちに10時近くになってやっと、花婿のみ舞台上のひな壇から降りて、控えの間のほうへいきました。隣のテーブルのアフガニスタンの人の情報によると、さきほど控えの間にイスラム聖職者であるムラが到着したので、いよいよこれから結婚の儀式が始まるということ。なんでもこのムラの方、今日は他にもいくつか結婚式をかけもちしているそうで、予定がどんどん遅れてしまったのだそう。一日のうちにそんなにたくさん、アフガニスタンの結婚式があるんかい!?とびっくりしているうちに、式は(控えの間は我々からは見えないので)終わったようで、花婿さんが戻ってきて、花嫁さんといっしょにダンスをひとしきり踊った後、一時退場。 いよいよこれから待ちに待ったお食事タイムです。
2010.08.10
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ダーリンのアフガニスタン出身の同僚が結婚するというので、お式によばれました。土曜日の午後6時から始まって、あけて日曜日の午前3時まで続く予定という日程のパーティです。アフガニスタンのしきたりにのっとっての式次第らしく、結婚の儀式が執り行われるのは8時半ごろ、ということでしたので、まああまり早く行ってもなんだろうということで、ダーリンとわたくし、ほかにもおよばれしたダーリンの他の同僚二人といっしょに、車に乗り込んでミュンヘンを出発したのが午後7時過ぎ。パーティ会場は、ミュンヘンから南へ40分ほど走った郊外の街、Geretsried の、その名もインペリアル・ボールルームというところです。もともとはどこかの会社の倉庫だったらしい建物を改装して作られたこのボールルームに到着したのが、午後8時ちょっと前。郊外のこととて、建物の近くの路上に適当に駐車して会場に向かう間に、すでに同僚の一人が、「俺たち、ういてる・・・」それもそのはず、会場のまわりでみかける人々は、いずれも一目でアフガニスタン出身とわかる方々ばかり。ダーリンをはじめ、3人の同僚はみなドイツ人、そこにアジア人のわたしがくっついているのですから、そりゃうくわな。それでも普通の顔をして、会場に入ってみますと、いや度肝を抜かれました。総面積でどのくらいあるのかわかりませんが、だだっ広い会場の中央にひな壇がしつらえてあり、そこに今日の主役カップルが座っています。その前にはダンスフロアがしつらえてあり、ビートのガンガンにきいたアフガニスタンの音楽にのって、すでに人々が踊りまくっています。そのダンスフロアを中心に、そろいのユニフォーム(といってもTシャツですが)に身を包んだカメラチームが、合計3台のライトも搭載されている本格的なカメラセットを駆使して、カップルのアップ、踊る人々、会場の様子など、ありとあらゆる映像をとりまくっています。 これらを取り囲むように、総計40個ほどの大きな丸テーブルが配置され、これらの丸テーブルにはそれぞれ10脚の椅子がセットされているので、会場全体の収容人員は約400人といったところ。ただ、全部のテーブルがフルにうまっているわけでもないので、ざくっと300人ぐらいの出席者ですが、これが前述したように、ほぼアフガン出身者で占められております。大部分は家族連れで、小さな子供もたくさんいました。その他の国籍の出席者については、あとで落ち着いてじっくりと数えたところ、ヨーロッパ系出席者が数えたところ8人、アジア系がわたしを含め5人でした。これだけたくさんのアフガニスタン出身の人がミュンヘンに、あるいはドイツ国内にいるんだ! ということに、まずびっくり。 日本の結婚式のように席次とか座席指定とかいうのはないらしく、特に案内の人もいないので、自分たちで適当にあいているテーブルに座ります。アフガニスタンの人々はイスラム教ですから、アルコールは飲まないということで、テーブルの上には、コーラ、ファンタ、ミネラルウオーターのペットボトル大サイズがひとつずつ置いてあります。お客さんはここから勝手に好きなものをグラスについて飲むのね。ボトルが空になると、定期巡回してくるウエイターさんが、空のボトルを回収しては、新しいボトルを置いていってくれます。このウエイターさんが次に定期巡回してくるときには、ポットに入ったお茶を置いていってくれます。このポットもふたつあって、ひとつは普通の紅茶のポット。もうひとつの、金のひもで目印がつけてあるポットには、すごくおいしいハーブティーが入っていて、これはあとからぜひ、どんなハーブのミックスなのか、ダーリンの同僚に聞いてみないといけないと心に誓ったほど、おいしいハーブティでした。アフガン特製なのかしら。と、ひととおり会場の状況を把握したところで、いよいよじっくりと式次第を眺めることにいたします。
2010.08.08
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土曜日、今学期最後の日本語補習校の授業日が終わり、やれやれと8歳次女と3歳末っ子を連れて帰宅のための地下鉄駅へ。ミュンヘンの地下鉄の各駅には、普段構内にはほとんど駅員さんとかいないかわりに、要所要所に緊急時のための連絡用ボタンというのが設置してあって、例えば、急病人が出たとかした場合には、それですぐ外部からの応援を呼ぶことができるようになっています。通常はこのボタン、大人の胸の位置ぐらいにあるのですが、駅によっては車椅子使用の方にも使っていただけるように、かなり低めの位置にあるものも。で、この低めの位置にある緊急用ボタンというのは、ちょうと幼稚園児にも目に付きやすく、また非常に魅力的にうつるらしいのですね。補習校からの帰宅途中、次の地下鉄を待つあいだに、数秒目を放していた隙に、うちの末っ子プリンチーが、誘惑に抗いきれず、このボタンをつい押したらしいのです。本人がぴゅ-っと飛んできてわたしのひざにまつわりついたのと、緊急ボタンの付近にあるスピーカーから、人の声が聞こえてきたのがほぼ同時。中年男性の声で、「どうしました?」とかなんとか言ってるんですね。はっと驚いたのもつかのま、3歳児本人に「あんた押したの?」と問いただすと、本人も思わぬ出来事発生にあわてながらもこっくりとうなづきますので、母としてはあわててスピーカーのところに行って、コトの次第を説明せねばなりませぬ。スピーカーから聞こえる声のみで、姿は見えない相手にむかって、「すみません、子供が間違えて押してしまって・・・。特に事件は起きていません」とひたすら平謝り。まわりにいる人々の手前もあるし、しつけの一環として、本人には「もうこんなことしないでね」とドイツ語できっちりと釘をさしましたが、今後はしばらく監視の目を緩めてはならないと肝に銘じました。男坊主はたまにこういうことをやらかしてくれるので、ほんと油断がなりません。今年15歳になったおにいちゃんも、そういえばこのぐらいの年頃に、エスカレーターの緊急停止用ボタンをいきなりぼんと押して、人がいっぱい乗っているエスカレーターを、がっくんと止めてくれましたっけ。あの時も平謝りでした・・・。うちのダーリンにこの話をすると、また新たな告白が。ダーリン自身、12,3歳の頃には、下りのエスカレーターの、あと4,5段で終わりというところで、全身の体重をかけて一気に最後の平面部分に飛び降りて、そのショックでエスカレーターが止まるのを楽しむ、というゲームを繰り返していた時期があったそうな。「下りは簡単なんだけど、上りでこれをやるっていうのがけっこう大変なんだよね。上に向かって5段分ジャンプしつつ、さらに着地の際には体重を全部かけないといけないんだから・・・」とか、嬉しそうに語ってくれたんですが、やれやれどいつもこいつも・・・。
2010.08.01
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それにしても、昨日の試合は残念でした。終了後、涙を流す選手たちの映像を見ていたら、こっちも泣けてきて・・・。でも、みんな力を尽くした結果だから、いいよね。サッカーのあと、TVをつけたままで、チャンネルを何気なく換えていたら、独仏共同のTV局、ARTEでおもしろそうなドキュメンタリーフィルムをやっていたので、見てみました。ARTEはもともと、環境や異文化などに意識の高い作品を放映している、まあインテリ向けの局という感じなのです。きのう見た映画のタイトルは、Ein Jahr auf ?l-Di?t直訳すれば、1年間のオイル・ダイエット。ここでいうオイルは、鉱物油、つまり石油と、プラスチックなどの石油製品のこと。ダイエットも、食事だけのことではなく、生活全体という意味を含ませたようです。世界の温暖化を防ぐため、一人ひとりができることは何かと考えた結果、ガソリン、プラスチック製品などを使わないで一年間生活してみようと決心した、フィンランドに住む映像作家ジョン・ウエブスター(英国人? 同名の劇作家がエリザベス朝のイギリスにいたようですが、現代の方の名前は、ウィキでもひっかかってこないなぁ)が、フィンランド人の妻と二人の子供たちとの、1年間の生活を描いたものです。まず、ガソリンを使う自家用車(子供たちが生まれたとき、産院から乗って帰ってきた車だということで、それを手放す際の妻のセンチメンタリズムにまず共感)からの決別に始まり、スーパーでの買い物の際にも、プラスチックでパックされているものは買わない。歯磨きひとつをとっても、既製品のもののチューブなどはプラスチックからできているので、買わない。塩とグリセリン、ミントなどをガラスの容器に入れて混ぜる手作りです。言いだしっぺのパパも、ひげそりの際もシェービングクリームなどは使わず、じかかみそりで。ヘアジェルなどもゼラチンを使って手作り。通勤・通学はバスで。ホリデイも、二酸化炭素をたくさんまきちらす飛行機には乗らず、地球にやさしい電車でイタリアへ。(フィンランドからだと、2日ぐらいかかるのかしら?)子供の遠足のための有機栽培ポテトチップスを買いに、妻は朝6時に近所のガソリンスタンド(ヨーロッパでは日本のように便利なコンビニがあちこちになく、24時間営業のガソリンスタンドがコンビニがわりに使われている)まで自転車ででかける。電気も石油を使わないエコ電気に切り替え、寒さの厳しい冬もオイル暖房は使わず、電気パネルヒーターで。映画の後半でパパは、いろいろと調べた結果、菜種油で動くディーゼルエンジンを搭載したものならいいだろうということで、新しい自動車を購入しますが、その菜種油を給油してくれるスタンドまで、毎回300キロの道のりをドライブしないといけません。いやいや、想像するだに大変です、環境にやさしい生活。やればできるもんだとは思いましたが、通勤・通学、買い物、料理などの日常生活のこまかなことにかかる時間が、たぶん2倍から3倍からかかると予想されますし、それに費用だってばかになりませんよ。いまの自分にはとてもまねできませんが、それでも考えさせられる映画でした。ドイツ語の映画紹介はこちら。↓http://www.fernsehen.ch/detail/Anleitung+zur+Katastrophe/3518502053.html↑ちなみにこのサイト、新作映画の予告編なども見られて、なんだかお得です。美杏香キングハーミット【40種類以上の植物と食品だけでできた合成界面活性剤不使用の手作り歯...価格:1,575円(税込、送料別)オーサワのポテトチップス・うすしお 80g価格:189円(税込、送料別)ポイント10倍!今ならおまけ付!陽だまりを、我が家に。暖房器具/2009年新型/EPH912newモデル【...価格:24,799円(税込、送料込)
2010.06.30
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先日来、これからの人生をよりよいものいするため、「やるべきことは早めにかたづけよう」というモットーのもと、少しずつ前進しています。まずは健康からということで、先週はミュンヘン市内のかかりつけのお医者さまに行き、これまで、風邪などの急な症状でもなく、慢性的ではあるけれど特に痛みがあったり、命にかかわることではないと思われていたささいな症状2つを、あわせ技で診ていただきました。ひとつめは、半年以上前に気づいた左手首のガングリオン。PC作業などで手首を酷使するからだと思うのですが、自分的には特に痛くもかゆくもないのですが、やはり見た目が悪いので、意を決して専門家におまかせしようと思った次第。これはかかりつけのお医者様では何も治療できないので、外科の専門医に転送紹介していただきました。その外科のお医者様の診療所に、月曜日の午前中に電話をしたら、その日の午後に診療の予約が取れ、その場でレントゲンをとることもなく、あれよあれよというまに患部に穿孔して内容物を撤去して、3週間後にまた様子を見ましょうということで、包帯を巻かれた状態で帰宅し、あまりのできごとの展開の速さにちょっとめんくらっているところ。で、このガングリオンでのめんくらいがまだ完全に癒えていない状態で、今日はさらにもうひとつの慢性的症状である、左足の静脈瘤をみてもらいに、循環器系の専門医の診療所に赴きました。2002年の3月に次女を高齢出産したのですが、その妊娠中から、左足首部分に、どこかにぶつけた記憶もないのに、しょっちゅうあざができるのが気になっていました。出産後は、左足のすねの部分の静脈が一部ふくらんだようになって、これもなんだか見た目が悪いのですが、まあ特に痛んだりするということもないので、わざわざお医者様に行くのもめんどうくさくて放置。さらに2006年11月に、超高齢出産で末っ子を産みまして、このときも妊娠中から左足にあざができたり、静脈が浮き上がって見えたりした状態のまま、現在に至るわけです。このふくらんだ静脈も、調子のいいときはほとんどめだたないこともあり、適度に運動して、血流をよくしていれば大丈夫だろうと、素人判断でほうっておいたわけですが、先週は静脈の一部が皮下で破裂したようで、2日ほどその部分の痛みがひきませんでした。この痛みをきっかけとして、受診する心構えができたわけです。人間、せっぱつまらないと、なかなか行動にうつせないものですね。(それとも、わたしだけかなあ?)さて、そんなわけで、本日、循環器系専門医にて受診。超音波検査であっさり、「あ、この血管、壊れてますね、取りましょう」といわれ、それも、左足だけじゃなくて、右足も同様だということで、「取る」 イコール 「手術」ということで、えー、やっぱりショックです。圧迫ストッキングをはいてもダメなんですか?とか、この待合室においてあった、Mikro Stereoskopie という治療法はどうなんですか? これなら手術は必要じゃないとかいてありますが? とくいさがって、先生、ほんのりと微笑んでいやいやと首を振るだけで。はぁ~、手術かあー。自慢じゃないけどワタクシ、小学校一年生のときに盲腸の手術をして以来、メスのお世話になったことないんですよ。うーむ、しかし、このままでは血栓症になる可能性もあり、医療的に必要だ、といわれれば、いまやっちゃっておいて、残りの人生を楽に過ごしたほうがいいよなー、とも思うし。ここ数年、夏になっても足が出せなかったけど、これでまたストッキングをはかなきゃとか気にせずに、好きなアイテムが着られるし・・・などなど今日はまだいろいろと逡巡しております。帰宅して、休暇で一週間自宅にいるダーリンにことの次第を話し、日本の両親にも電話して、それでもなんだか心がやさぐれているので、思わずダーリンにウイスキーコーラを作らせ、悲劇のヒロインになって、ひたっています。ああ、いっそ、いくあてのない旅に出たい。たまたま昨日みた映画が、「ワン・ウイーク」というカナダの映画で、末期癌だと診断された主人公ベンが、ノートンという渋いバイクに乗って、トランス・カナディアン・ハイウエイを西へ西へと向かって旅に出るんですねぇ。日本では未公開のようですね。同じ楽天ブログに詳しく載っているので、リンク張っておきます。http://plaza.rakuten.co.jp/picardy3rd/diary/200905240000/ロードムービーなんだけど、「テルマ&ルイーズ」みたいな逃避行型ではなく、「スタンド・バイ・ミー」よりの自分探し型のロードムービー。なんだか妙に心にしみました。
2010.06.02
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今日も先週に引き続き、朝一でミュンヘンVHSの「タイトなおなか」コースに参加。先週は2コマめで、参加者も平均年齢60代という感じでしたが、今日は朝9時からの1コマめに潜入しまして、こちらのほうは、ま、わたくしと同年代、いわゆるアラフィー世代が主流のようでした。先生は両コマとも同じ方なのですが、1コマめのほうが、年齢が若めなだけに、内容もちょっぴりハード。なんといっても、伸縮力の強いゴムエキスパンダーを使って、足や腕の筋肉を鍛えるのが、わたしのだらけきった体には強力に効くようです。このエキスパンダー、家でも手軽に使えそうなのでひとつほしいのですが、先生に聞いても、「あー、これ(クラスでみんなが使っているタイプ)もうどこでも売ってないのよねえ。待ってればそのうち、アルディやリードルなんかのディスカウントスーパーで似たようなのが出るから、それを買えばいいわよ」と、ぜんっぜん商売っ気もありません。日本でも同じようなアイテムがあるかなと調べてみましたが、こんな感じかな?基本的に、輪ゴムの大きいの、と考えていただければよいですね。本当はもっとそっけないほど単純な形態です。右のタイプは、これをわっかに結んだ状態で使用できますね。これを両手で持って伸びちぢみさせて腕の鍛錬、両足にからませたまま、ゴムがゆるんで落ちてこないように気をつけながら足踏みしたり、それだけでもけっこうな筋肉運動になるみたい。さらに、マットに寝た状態で、両手両足でやりますと、ばかにするなかれ、ついうめき声がでるほどですわ。また来週もがんばって、早く夏向きの体型に近づけなくては。でも、少なくとも週に3コマはこの運動をやっているはずの先生(推定年齢:アラフィー)の、おなかまわりがなんとなくもたついているのはどういうことでしょう。このままついていってもOKかしら?
2010.05.11
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今年の3月に、念願かなって独立。自宅でSOHOワーキングの日々です。働くおかあさんとしてなにが独立してうれしいかって、やはり時間の割り振りが事由になることですね。以前に半年ほど、ミュンヘン市内の人材コンサルタント会社にフルタイムで勤めていたことがありましたが、仕事の内容はよかったのですが、プライベートのほうがガタガタ。家族の晩御飯も作れないし、洗濯物は山積みだし、部屋なんていったいいつ最後に掃除機かけたっけ??? という状態が何ヶ月も続き、だめだ、こんなことでは人生といえない、ということで退職したのでありました。いまは、次女ちゃんのバレエ学校の送り迎えで、水曜日の午後がほとんどまるまるつぶれることになっても大丈夫。そのぶん、夜や週末に自分の仕事に必要なことをできますから。今日も今日とて、朝の8時半から末っ子ちゃんの通う保育園で、母の日ブレックファストなる催しがあり、小一時間ほど参加してきたのです。こんなこと、会社勤めだと、やっぱり時間を気にしてしまって、なかなかゆったりできませんからねー。で、今日はさらに、このブレックファストのあと、ミュンヘン市主催のカルチャーセンター、VHS(Vokshochschule フォルクスホッホシューレ)の、ギムナスティックのコースにも参加してきました。ドイツ語、英語、フランス語、日本語などの各種語学コースや、ダンス、絵画など文化系のコースや、コンピューター関連コース、ご当地探索コースなどなど、内容がいい割には、お値段が安いので人気のあるVHSのコースですが、通常は半年分を前もって一括払いするコースがほとんどです。その中にいくつか、行ける時だけ行って、その場で一回分の料金を払って参加できるというコースも発見したので、お試しで行ってみたというわけです。ここ半年ほど、いままでにないほどひどい肩こりと、軽い腰痛、そして万年体重超過に悩まされているわたしが今日参加したのは、その名も「タイトなおなか」というコース。平日の午前中のコースということもあり、10名ほどの参加者の過半数は、わたくしより2世代ほど年上でございます。一人だけの飛び入り参加、しかもアジアの顔立ちでなにやら若い(おほほ)のがやってきたというので、みな珍しがってあれこれ話しかけてくれまして、わきあいあいと参加できました。講師の先生も、わたしと同じぐらいのお年頃かな?いやむしろちょっと若いかな? という感じのドイツ人女性で、レッスンの始まる前にわたしだけにこっそりと「このクラスはみなさんの年を考えて、あんまり激しくないから!」と耳打ちしてくださいましたが、いやいやご謙遜。まずは、エアロビ系の軽いウオーミングアップに始まり、続いてはゴムスパンダーのような道具を使って、腕や足の筋肉を刺激し、最後はやはり寝技で腹筋と背筋を鍛えるという展開。参加者のみなさんを横目で見てみると、それぞれ適度に流したり、休んだり、ゴムものびきった状態でリラックスされていたり、自分の体調にあったいなし方をなさっている様子。わたしは、時折うめき声などをあげたりしながら、それでも全部まじめにこなしましたよん。末っ子ちゃんが生まれてからというもの、ほぼ4年ほどまともに運動していなかったわたくしにとっては、遅れてくる参加者などを待っていたりして、正味1時間足らずのクラスでしたが、それでも十分に全身ほぐされましたですよ。心なしか、肩も軽くなったみたい。雰囲気も悪くなかったので、また来週も行ってみたいと思います。
2010.05.04
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ドイツでも今年の2月から売り出しているらしい、履いて歩くだけで、足とお尻のフィットネスになるという、リーボックのイージートーン。とっても興味あるんですが、普通のスニーカータイプは、アラフォーが普段履きにするにはカジュアルすぎて、ちょっと抵抗あります。かといって、春まだ浅いドイツで、ビーサンタイプは履く時期が限られますし。一番いいのは、DIVAというバレリーナタイプのモデルがほしいんですけど、リーボックのカタログには載っているのに、ミュンヘン市内のデパートを2軒廻っても、このモデルだけはおいていません。売り場のおねえさんも、「わたしの知ってる範囲では、ミュンヘンでこのモデル置いてるお店はないみたいよ」とのたまいます。そういわれると、余計ほしくなってしまうんですよねー。リーボックのショップから直接買うしかないのかなあ。でも、試し履きしてみたいしなあ。なんで、このモデルだけ、置いてないんでしょうか。ちょっと不思議であります。
2010.03.26
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ドイツに住んでいて、何が不便かといって、普通にドイツ市場にでまわっている携帯電話では、出先で日本語メールが読み書きできない、というのがあります。これを克服するために、デュッセルドルフにある日本企業のベリーモバイルと契約して、わざわざ日本語仕様のノキアの携帯を購入したわたくし。意気込んで購入したわりには、使い始めにメール設定がうまくできずに、そのあとやる気をなくして、結局2年間一度もメールできないまま、解約することに。第二の携帯として、電話&SMSなどに関してはけっこう便利に使いましたので、いいんですけど、それにしては月々の使用量が予想以上にお高くなってしまって、ちょっと反省しているのです。あ、これはベリーモバイルさんのせいではまったくなくて、わたしがうまく使いこなせなかったのがいけないんです。そんな苦い経験もあり、これならわたしでもドイツ国内で日本語メールがやりとりできる、という確信を持って購入したのが、これ!iPhone は、ドイツ国内ではT-Mobile と契約を結べば、本体は比較的お安く買うことができます。(まあその分、月々の基本使用量がかかるんですけどね)近所の携帯屋さんで、火曜日に必要書類(パスポートのコピー、住居証明書、わたしは外国人なので、さらに滞在許可証も)を提出して申し込んで、その日のうちに契約がすんで、自宅に電話をいただいたのですが、わたしはでかけていてその日のうちにはとりにいけませんでした。今日の朝、末っ子ちゃんを保育園に送っていった帰り道、お店をのぞきこむと、開店15分前だったけど、従業員の方がもういらしていて、特別にお店の鍵をあけて入れてもらい、本体を受け取ることができました。その際に、いままでベリーモバイルで使っていたノキアの携帯に登録してある電話帳の記録も、お店にあるデータトランスファー専用の特別な機械を使って(これを使うと、お店にはいくらかの費用が発生するのだそうだけれど、それはお店側の必要経費ということで、顧客には請求しないのだそうです。ラッキー!)全部iPhone にコピーしてもらうこともできました。こういうこまわりがきくだろうなあと思って、市中心街のアップルストアとかではなくて、近所のお店で契約して正解でした。すでにメールの設定をし終えて、これで出先でもさくっと急ぎの仕事メールが読めるようになりました。目標の80パーセントを達成です。あとの20パーセントは・・・やっぱりアプリですねー。はやくピアノが弾いてみたいです。そのためにはこれからiTune を設定しなくてはなりませんので、今日はこのへんで・・・
2010.03.17
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ミュンヘンでは先週の土曜日から寒さがぶり返し、雪、雪、雪の日々。気温も朝はマイナス8度とかなので、小さいこどもたちは、またスキー服に身を包んで、しっかりと防寒して幼稚園に登園です。今日は朝から粉雪がちらつくお天気。3歳児プリンチーを保育園に連れて行くのに、久しぶりにそりを使ってみました。市街地では、雪が降ってもすぐ舗道を雪かきして、それでおいつかない場合は、砂や小石をまいて滑り止めとするのがマナー。今日は積雪量もそれほど多くなかったのですが、自宅から保育園まで、徒歩で15分ほどの道のりの間、ところどころソリがきしむ部分もありましたが、なんとか全工程、ソリから降りずに制覇できました。この粉雪は一日中降り続き、ただ日中に気温が少し上がったのか、雪は夕方には、ちょっとべたつく霧雨、みたいな感じになりました。こういう雪の日って、道路も渋滞しやすいんですよねー。うちのすぐそばに、ダッハウアーシュトラッセという、市内の中央駅から郊外へとまっすぐにのびる幹線道路がありまして、これが普通は2車線、ところによっては3車線もあるんですけど、我が家のそばのSバーンという郊外列車の線路が通っている高架下部分だけは、片側1車線ずつにせばまります。ここはわたしが心ひそかに魔の高架下、あるいは結界と呼んでいるだけあって、年に3回ぐらいは必ず、市外ナンバーの無鉄砲トラック野郎や、慣れない引越しトラックを運転する世間知らずな学生さんなどが、高架下部分3.4メートルという表示を見逃したのか、はたまた甘く見たのか、けっこうはまって抜け出せなくなるんですよ。べたつく雪がちらつき、家路を急ぐ人々の心が普段にも増して苛立ちがちな今日の夕方も、見慣れないナンバープレートのトラックが一台、かっぽりとはまって、後退しようにも、それもままならず、運転手とその助手が、なんとか車高を下げようとタイヤのあたりでなにやらやっているのですが、そんなものではおさまりません。片側一車線ずつですので、このトラックの後ろにいる車はみんな、進路をふさがれて立ち往生。業を煮やした乗用車が一台、反対車線(以後、「車線A」と呼びます)の車の流れが途切れた隙を狙って、かなり強引に前進。トラックの左側を通って、もう少しで本来の自分の車線(以後、「車線B」と呼びます)に戻れそうだったのです。それとほぼ同時に、車線Aをやってきたトラクターに毛の生えたような作業車がありました。このトラクター状作業車のちょうど右斜め後ろの舗道から見ていたわたしは、この車のおっさん運転手が、当然止まるかスピードをゆるめるかして、乗用車をやりすごしてあげるものだと思ったのですが、なにを考えているのか、このおっさんはそのままスピードを上げて、乗用車の正面にがしゃんと突っ込んでいきました。あれま! びっくりです。幸い、あまりスピードはでていなかったので、乗用車も作業車も、どちらの運転手も怪我はなかったようで、衝突直後すぐ車から降りてきて、乗用車運転手の若い兄ちゃん「もうちょっとゆっくり走れないの?」作業車運転手のおっさん「そっちが反対車線走ってくるなんて、見えなかったんだよ」なんて始まりました。わたしも、自分一人だったら目撃者として名乗り出ようかとも思いましたが、なにしろ3歳のプリンチーが興味津々で、目をまんまるくして見入っているので、ここはちょっとはずさせていただこうと思いまして、そのまま家に帰ってきました。ダッハウアーシュトラッセ、渋滞にさらに拍車がかかりました。それにしても、あの作業車のおっさんは、ほんと何考えてたんでしょうか?見えてなかった、というのが言い訳にしても、それはそれで道交法問題じゃないのか?こういうとき、ドイツ人ってよくわからんという日ごろの思いを、さらに深めまるわたくしです。
2010.03.11
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きのうのランチは、日本から遊びにきていたピアニストのお友達といっしょに、現ミュンヘン在住、元上海在住経験ありのお友達ご推薦の、大学駅そばの手作り餃子のお店に行きました。水餃子なんですけど、皮がもっちもちでおいし~中国出身と思われるおばさんが、見ている前で作ってくれるのですが、われわれモノを知らない日本人は、厚顔無恥にも餃子にライスをつけてくれと言ったり、スープもちょっとほしいから、大鉢のヌードルスープを2つの鉢に分けろ、だのなんだの注文をつけたのにもかかわらず、やさしく聞いてくれました。(直接、われわれの要求を受けたバイトのドイツ人のにいちゃんは、まったくもってわれわれの意図がわからず、気が利かないことおびただしかったが、おばさんは偉かった)しかし、本来はやはり、この餃子だけでいただく、というのが正解ですね。次回はぜひそうしたいと思います。【冷凍便】【送料無料】手作り水餃子50個(1kg)パック【s-free1015】で、そのあと、路上でばったり、補習校でおにいちゃんの同級生だった女の子のおかあさんに会ったりした後、お茶を飲みにアマーリエンパッサージェへ。そこのガルテンサロンという喫茶店が目的です。 ↓http://www.gartensalon.net/kontakt.html初めていくお店なのですが、パッサージェの中庭をみわたす広いガラス窓のお店の中は、ちょっぴりキッチュな手作り感覚いっぱいのハンドクラフトなどで飾られていて、展示即売もあり。横に細長いお店の入り口を入って右手のカウンターのところで、飲み物とケーキを注文して、二人して席に陣取っていますと、きました、ミルクコーヒーとフランス風チョコレートケーキ。このケーキが極うま!ドイツのお店で一般に売られているチョコレートケーキって、どうしてもぱさついたり、甘すぎたり、アーティフィシャルな香料のにおいが鼻についたりして、あんまり好きじゃないのね。でも、このフランス風はちがう!しっとりさっくりの舌触りにうっとりし、控えめな甘さにほっとします。温めると中のチョコが溢れ出す!チョコレートたっぷりの生地を焼き上げた魅惑のチョコレートケ...ほかにもチーズケーキやチェリーケーキなどもありましたが、餃子のあとでは二人でひとつを半ぶっこするのがせいいっぱい。またぜひ行きたいお店であります。
2010.01.28
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・・・というわけで、前項から続きます、オペラ、ヘンゼルとグレーテルの舞台当日、2010年1月17日。ミュンヘン市の誇る文化会館、ガスタイクの中にある、カール・オルフ・ザールCarl-Orff-Saal に家族4人で赴きました。ヘンゼルとグレーテルのオペラは、わたし自身は約10年ほど前に一度、当時まだ小学校低学年だったおねえちゃんといっしょに、ミュンヘンオペラ劇場ナショナルテアターにて観た事があるのです。情操教育にいいかと思って。そのときは、演出も舞台もごくオーソドックスでした。グリム童話の世界をきっちりと再現する衣装や舞台美術で、要するになんだか薄暗い、ヘンゼルとグレーテルが森で眠り込んで、天使の夢を見るところ意外では、なにも華やかなところのない舞台で、テキストはドイツ語だけど、オペラの常でメロディーにのせてしまうと、わかりにくくなってしまって、当時8歳のおねえちゃんのみならず、わたし自身も途中でつまんなくてふっと意識が途切れた瞬間があったぐらい。だから、魔女役の方がどうだったとか、ヘンゼルとグレーテル役はどうだったとかなんて、もうぜんぜん記憶にございませんの。だから、今回も子供二人連れ、しかもチビはまだ3歳のいたずら坊主ということで、途中であきてぐずりだしたりしたらどうしよう、わたしが抱えて外に出るしかないなあ、そうしたらもう途中入場はできないから、わたしはオペラ、最後までたんのうできないかも・・・という不安が、頭の中で渦を巻いておりました。でも、そんな心配は無用でした。地元の住民起用の町おこしオペラで、予算がないのが幸いしてか、かえって舞台背景なども、影絵をうまく利用し、シンプルながらおもしろく、子供の心をひきつけるものに仕上がっていました。家の中のシーンは、正面の大きな影絵に、ひとつの窓枠から木の枝が見えることで表現し、かわって森のなかのシーンでは、遠くに見える丘と、荒々しい木の枝で、印象的にあらわします。要所要所でに舞台の正面に浮かび上がる、影だけの鹿やうさぎ(最初は子供が被り物でもかぶっているのかと思いましたが、舞台の最後に出演者全員が出てきてみれば、大人がこの役をやっていました)の姿も効果的でした。衣装なども現代的なストリートファッション風。アジア系のショートへアの少女が演じるヘンゼルなんて、スニーカーはいて、ベースボールキャップかぶっているんです。対するグレーテルは、純ドイツ的金髪ティーニー。こちらもスエット生地のミニスカにタイツ。で、二人でちょっとヒップホップ入った家の中でお留守番してるときに、テレビを見ながら眠り込んで、おかあさんに怒られて、家出しちゃうんです。そのあとで帰ってくるおとうさんも、きったない作業つなぎ着て、ビール瓶片手に登場。それとうって変わって、魔女役なんてもうすっごい華やかな、オレンジと金ぴかの衣装よ。宝塚とみまごうばかりの、舞台での衣装がえなんてのもあるのよ。あー、こんな魔女なら、ぜったいやりたい~!!!控えの二次面接でもなんでもいいから、またぜひオーディションしてもらわなくては。ところで、ヘンゼル役のアジア系の少女、音程もしっかりしているし、メゾなんですけど、高音域の伸びもすばらしい。グレーテル役のドイツ人少女が、達者には歌うけれども、ところどころ素人っぽさを残しているのに対して、ヘンゼルは、舞台なれしているというか、ただものとは思えません。プログラムを見たら、Misaki Ono とクレジットされています。あら、日本の方だったんだわ。こんな方がモーザッハに住んでいたなんて、すごい!と思い、ちょっとネットで調べてみましたところ、もしかして、このサイトで紹介されている方なのでしょうか? ↓http://blog.livedoor.jp/sakag510/archives/51268648.htmlそりゃあ、国際コンクールに出るような方なら、もうプロですよね。さらに、上記のサイトで紹介されている漢字でも調べてみましたら、日本でもリサイタルなどを開かれているようで、しかもそのピアノ伴奏が、わたしも存じ上げているミュンヘン在住のピアニストさん。これはもうほぼ確定かも。ぜひ、お近づきになりたい方です。
2010.01.21
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わたしの住むミュンヘンのモーザッハ地区は、なかなか活気のある商店街を有した、まあまあ落ち着いた住宅街。お隣のノイハウゼン地区が、住宅街でありながら、なかなかおしゃれなカフェがあったり、こだわりのお店があったりするのに比べ、ちょっとダサめでいけてない感じがするのは否めませんが、なかなか住みやすい地域ではあります。ですが、これまで文化的なものからは縁遠い地区でして、ちょっとこどものお稽古事などになりますと、そのへんの近所にはなにもなく、やっこらせと街中まで移動しないといけないのが、わたしの中では大きな問題でした。こどもが小さいうちは、それこそ学校帰りにちょこっとリトミック教室に寄ったり、バレエ教室に寄ったり、テコンドースタジオに通えたりできれば、こんな便利なことはないとかねがね思っておりました。現在でも、これらのわたくしの内なる願望は、ほとんどかなえられていないのですが、2年ほど前に、意外なところで文化的活動の芽が、モーザッハにも生まれたのです。その名も、モーザッハ・マハト・オーパー。(Moosach macht Oper、モーザッハがオペラをする) 地元に住む音楽家の発案で、地元の住人だけでオペラをやろうじゃないかという企画が持ち上がったのです。この音楽家の方は、この業界では珍しく、オーガニゼーション能力にも長けた方のようでして、ミュンヘン市との交渉もうまく、市のスポンサーをとりつけ、地元の幼稚園、小学校、ギムナジウムに実業学校、職業訓練校の生徒や関係者をまきこんで、出演者はおろか、宣伝PRから、舞台装置の準備までそれぞれ分担させようってんですから、地元だけじゃない、ミュンヘン市全体の一大プロジェクトです。予定されている演目は、「ヘンゼルとグレーテル」。大人だけでなく、子供も参加できるという意味で、なかなかいい選択です。フンパーディンク:歌劇≪ヘンゼルとグレーテル≫ 【初回生産限定】で、地元住人でオペラをやろうっていうんですから、当然オーディションも地元。わたくしもちろん応募いたしました。だって、魔女の役なんて、わたしにぴったりだし、メゾソプラノとはいえ、けっこう高音域も重要になる役柄は、わたしの声質にもあっています。もう、意気揚々でオーディション会場の、その昔の地元の金持ちのお屋敷を回想したモーザッハ文化会館にむかいました。さすがに緊張しましたけれど、3人の審査員の前で、自分的にもまあ及第点を出せるレベルで、ケルビーノのアリアと、サウンド・オブ・ミュージックの2曲歌い、歌い終わったあとも審査員の一人の女性が、「よかったわよ!」と声をかけてくださったので、もうこれは役をもらったも同然だと思っていました。RCA Red Seal THE BEST 89::ポートレイト~メゾ・ソプラノ・アリア集サウンド・オブ・ミュージックが、3日後に、「残念ながら、今回はあなたの声域に合った役柄がありませんので、うんぬんかんぬん」という、要するに落選の通知をもらい、それはそれはがっかりしたのが、もう2年前のこと。オーディションでの選曲が悪かったのか、それともわたしのレベルではまったく箸にも棒にもかからなかったのかと、いろいろと悩みましたが、落ちたものはしかたありません。それでは、どんな方が合格したのかと、それも気になるところですが、審査員に聞くわけにもいきませんし、これはやはり、舞台を直接見るしかないというわけです。でも、役を落とされた舞台を、こちらから積極的にプログラムを調べて、前売りチケットを購入して、いそいそ観に行く、というのも、なんだかしゃくにさわるんですよねー。なんて思っていたら、意外なところからその舞台を見る機会を、ついに先日得ることができました。次女ちゃんの通う小学校からお便りが来て、「モーザッハ地区の学校に通うこどもとその家族に、特別チケットがあります」とのこと。願ってもないチャンスです。こういう機会はぜひゲットしなければ!ということで、下の子二人と、親二人、合計4枚のチケットをいただきました。この舞台の当日の詳細については、文字数の都合で、次の日記に書きますね。
2010.01.21
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ミュンヘン市内の、公立美術専門学校に通っている、我が家のおねえちゃん。学校の名前は、ニュージャーマンシネマを代表する映画監督の名を冠して、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー学校というのですが、その生活指導もなかなか厳しいことがわかりました。というのも、おねえちゃんとおにいちゃんの二人は、この年末年始に日本に行ったのですが、その期間が、約2週間あるバイエルン州の学校休暇よりも2日長かったんですね。どうしてそんなことになったのかは、後で詳しく述べさせていただきますが、とにかく、公立学校に通う学生である二人、日本への出発前から「ママ~、どうしてこんな日程にしたの~?」「学校に怒られちゃうよ~」「わたしなんか、病気でもないのに2日休んだら、退学になっちゃうんだからね~」などと、ブーイングの嵐。それでも、ドイツで生まれ育っていないわたくしは「まあ、学校もわけを話せばわかってくれるわよ」といなしつつ、一応、年が明けての最初の登校日である1月7日には、おねえちゃんの美術専門学校と、おにいちゃんの通うギムナジウムの2校にあてて、サイン入りの書面にて欠席届けをファックスで送っておきました。で、週が明けて今週の月曜日に登校した二人。まだ未成年のおにいちゃんのほうは、親のサイン入りの書類があるということで、学校のほうはこれでよしとしてくれたらしいのですが、18歳でドイツでは成人になっているおねえちゃんのほうは、「これではあかん! 校則に違反した場合は、断固とした処置をとる!!」みたいな雰囲気になっている、という本人からの連絡が。のんびり屋のわたくしも、そこでようやくあわてまして、さっそく校長先生にお電話をかけました。ところが、タイミングが悪く、1度目は授業中、「休み時間にまたかけてください」という秘書さんの言葉に従ってもう一度かけたところ、今度はほかの用事をかたづけていたわたくしが出遅れて、「先ほど外部でのミーティングに出かけました」とのこと。あらら、と思っていると秘書さんが、「でも、校長先生からの伝言があります。明日の9時半に、お嬢さんといっしょに校長室までいらしてくださいとのことです」これが昨日のことで、ドイツでは、こういう場合は、もう先生の言うことに絶対従っておかないといけません。そこでわたくしも、本当は別口の予定があったのをキャンセルして、今日、学校に行きました。もう平謝りに謝って、土下座してでも、今回の件を許してもらわないといけません。最初に学校の昇降ホールでおねえちゃんと待ち合わせ、校長先生のお部屋へと通じる廊下にさしかかると、そこでばったりおねえちゃんのクラスの担任の先生にもお会いし、そのほがらかな笑顔の先生も、校長先生からのメモが入っていたということで、じゃあいっしょに校長室へ行きましょうということになりました。校長室へ行ってみると、まだ先生はお部屋にいらっしゃらないようで、お帰りになるのを待つ間、担任の先生ともちょっとおしゃべり。彼女も一度、日本に行ったことがあるのだそうで、「行ったのは東京だけだったけど、とても印象的だったわ」とおっしゃっていまして、そうこうするうちに、校長先生もお戻りになり、みなで校長室へ。校長先生は、こちらも笑顔の気持ちのよい、小柄な女性の方。どうぞお座りください、と促され、4人そろって席に座ったところで、さあここが肝心とばかりに、わたくし、口を切りました。「今回の日本行きに関しましては、本当に申し訳ございません。なにしろチケットの予約をしたのが7月で、その時にもわたくし、ちゃんとバイエルン州の学校休暇を確認したはずだったのですが、どうもその際に1月9日まで休みだと勘違いをいたしまして・・・」と、言葉がまだ終わらないうちに、校長先生が口を開きます。「そう、7月の段階ではそうだったんです」「?」わたくしも、おねえちゃんも、担任の先生も、一瞬けげんな顔をしたのでしょう。校長先生が続けておっしゃるには、「7月の時点では、バイエルン州の学校休暇は、確かに1月9日まででした。それがそのあとで訂正されて、短くなったのです。ですから、今回の不登校2日分については、ちゃんと理由があって欠席したものとして処理しますので、大丈夫です」どっひゃ~!こういうオチがくるとは思っておりませんでしたよ。でもまあ、終わりよければすべてよし、ということで。なんだか、よい意味でほっと気が抜けたわたくし、その後はおねえちゃんのテキスタイルの授業をちょこっと見学させてもらうことに。おねえちゃんが前もって、テキスタイルの先生に、「今日ママが来るから、ちょっと授業見てもいいですかー?」って、了解をとりつけていたんですね。教室に行ってみると、18歳前後の女子10人ほどが、作業台の思い思いの場所に陣取って、自分でおこしたデザインにしたがって切り取った布の配置に悩んでいたり、ミシンにむかっていたり・・・。おねえちゃんの作業内容は、昨年の秋からとりかかっている、ウオッカの瓶のレザーによるデコレーション。どういう指導要綱のもとで、こういう作業をしているのかは、外部の人間にはちょっとよくわかりませんが、とにかくおねえちゃん本人によると、瓶の肩のカーブしている部分の製図に苦労したとかで、ちゃんと最初に布でお試しのものを作ってから、今日いよいよレザーの縫製にかかるところでした。レザーは、布と違って、一度針を通してしまうと跡が残ってしまうから、一発勝負なんですね。先生がまず、レザーの端切れでミシンの糸調子を見てくださって、さあいよいよ本番です。おねえちゃん、ああ緊張するとか、大騒ぎしながら縫ってましたけど、なんだか全体にのんびりした授業でした。いまの課題が終わるのはいつなんだろう?ドイツの学校って、ほんとおもしろいです。
2010.01.14
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たぶん、名前を聞いてもピンとこない人も多いと思うのですが、「ホーム・アローン」シリーズの母親役の女優さん、といえば、「ああ!」と思う方も多いはず。わたしが彼女を始めてみたのは、もう20年以上も前ですが、ティム・バートンの「ビートルジュース」でした。今をときめくウイノナ・ライダーのデビュー第三作目にもあたる、この作品でも、ウイノナの母親役で、クールな都会派の芸術家というキャラクター。田舎暮らしにあこがれて、事故でなくなった若夫婦の住んでいた、地方の一軒家を買い取った夫にしぶしぶ付いて来てはみたものの、ニューヨークの暮らしが忘れられず、家を都会風に大改装して、ギョーカイの友人知人を集めてディナーパーティを開催。いまは幽霊となって家の天井裏に住んでいる、元の持ち主の若夫婦は、この突然の侵入者が気に入らず、そのディナーの席で人々を驚かそうと画策。そこで、キャサリン・オハラ扮する母親に、ハリー・ベラフォンテの「バナナボート」を歌い踊らせ、こわがらせようとするのです。霊に取り付かれたとは知らないまま、おしゃれなお客様たちの前で、いきなりろうろうと、「♪デーオ、デェ~エ~オー」と歌いだしてしまい、自分ではなにがなんだかわからず困惑しながらも、身振り手振りもおかしく、はては腰をふりふり歌い踊ってしまうキャサリン・オハラの表情がかわいくておかしくて、このシーンを見るたびに、おなかを抱えて笑ってしまうわたしです。さて、最近たまたまTVの再放送で観た、メリル・ストリープとジャック・ニコルソンが競演している「心みだれて」という映画。大物俳優二人が、雑誌記者とコラムニストという、80年代の都会のインテリ派カップルを演じているのですが、音楽も、わたしの好きなカーリー・サイモンで、いい感じ。この映画でもキャサリン・オハラが、メリル・ストリープの友人のゴシップ好きなTVキャスター役で出演しているのをみて、なんだか得した気分になりました。で、キャサリン・オハラとメリル・ストリープって、また後の映画でもビミョーにからんでいるのを発見しました。この映画、「オレンジカウンティ」についてはまた次回!
2010.01.08
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はるか昔、30年近くも前に、京都の和風小物やさんで購入した耳かき。可愛いりすのチャームもついていて、本当に長い間愛用していたのですが、1年ほど前に、耳かきの部分がぽっきりと折れてしまいました。わたしが住んでいるドイツ(およびヨーロッパ)では、いわゆる湿性耳垢の方が多いようで、別の用件で耳鼻科に行きまして、ついでに耳の中も見てもらったりするわけですが、お医者様が「あなたの耳は乾きすぎている! 軟膏を塗ってください!」と、びっくりされてしまいますが、なに、日本では普通の乾性耳垢タイプだということに過ぎません。(ちなみに、ドイツが世界に誇るフスプフレーゲなどに行くと、ここでもまた「あなたの足は乾燥しすぎている! 毎日フットクリームを塗ってください!」と驚かれてしまうのですが、なに、祖母、母、わたしと、母系三代続いた由緒正しい角質系の足なのです)で、いま上のこども二人が日本へ一時帰国中ですので、ひごろ、欲しいけれどわざわざ海外発送してもらうほどのことでもない、という生活小物を、この際いっきに実家あてに送ってもらって、子供たちにドイツに持って帰ってもらおうと画策しております。第一弾は、やっぱりこれかしら?
2009.12.29
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もう30年以上も前、小学校の家庭科の時間で使うのに、学校で一斉に購入した、お仕着せのお裁縫セット。その中の握りバサミが、お仕着せとはいえ、なかなかどうして長持ちしまして、つい最近まで使っていたのですが、一度おねえちゃんが、「お裁縫箱かして~」と言って使ったあとから、見当たらなくなってしまいました。この際だから、新しいのを買おうと思うのですが、残念ながら、ドイツには握りバサミ、売っていないんですよね。だから、日本から取り寄せになります。調べてみたら、握りバサミと一口にいっても、いろいろな型やサイズがあることがわかりました。最も一般的で使いやすいのは、全長105ミリだそう。お裁縫用には、ほかに120ミリ、150ミリと長めのものもありますが、使い心地はどうなのでしょう?なにぶんドイツ在住ですと、日本にしかないお品物は、お店にいって、実際に手で取って確かめてから購入、ということができないので、半ば賭けみたいになりますね。ほかにも、釣り用には90ミリぐらいの、短めのもあるみたいです。形としては、ポケットなどに入れてもひっかからない「爪丸」といって、刃先の部分が丸みを帯びたもの、標準的な「爪型」、あと、西日本地方で人気だという、「長刃型」というのがあるそうです。写真を見る限りでは、わたしが愛用していた小学校時代の握りバサミは、どうも長刃型のようです。愛知県って、お裁縫文化圏としては、西だったのね。青鋼使用握りハサミ105爪丸和バサミ(握りハサミ) 水心子宗近特上105ミリ糸きりバサミ(長刃・ミガキ)(和バサミ)さて、刃物の国といわれるドイツですけれども、お裁縫用の鋏は、日本ではあまり人気がないのかしら。ガーデニング用やキッチン鋏は、よくみかけますけれど、裁ちばさみなどは日本では、ないみたい。手芸用のヘンケルスをみつけました。手芸はさみ・事務用はさみ【ヘンケルス】洋バサミ13cm41800-131★スーパーフェクションSシリーズちょっと真剣に、ドイツブランドの裁ちばさみを探してみたくなりました。
2009.11.29
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前から行きたい、行きたいと思っていた、ミュンヘン市内にある、ピラティススタジオの、ヒロコさんのクラス。ヒロコさんとは、2年ほど前、彼女がミュンヘンにやってきてすぐのころ知り合って、そのときからピラティスはやってみたかったのですが、まだ小さい子供がいるワーキングマザーとしては、なかなかチャンスがありませんでした。今回、仕事を離れて、ようやく初体験することができました。いや~、ピラティスって、ほんっといいですね~。実はここ2、3ヶ月ほど、仕事のストレスがたまっていたのか、おしりの後ろの辺りが慢性的に痛い、坐骨神経痛の症状がありまして、さらには、肩なんてもう、背中のあたりまでばりばり。こんなことではいかん、体をほぐさないと、ということで、なかば駆け込み寺のようにやってきたピラティススタジオだったのですが、みごと期待にこたえてくれました。まだ初心者のクラスなので、マットの上でのエクササイズが中心。いわゆる吊り輪やあん馬、はては舟こぎを思わせる、各種ピラティス器具はまだ使えませんでしたが、マットだけでも充実の1時間でした。マット・エクササイズとはいえ、半分空気の抜けたようなボールや、細長い丸太状のバー(フォームローラーっていうんですか?)を使って、体の各部分をストレッチするのですが、やはり腰や背中、肩のストレッチが、痛気持ちいい!ピラティスのエクササイズ自体は、ぱっと見、簡単そうで、おうちでも手軽にできそうなんですが、腕を上げたり、足を上げたりなどの動作をしていると、胸式呼吸をするのを忘れていたり、骨盤底筋をひきしめていると、肩に力が入ってしまったりと、やはり先生の指導のもとでやらないと、難しいなーと実感。特に、ヒロコ先生は、ピラティスの本場、アメリカでトレーニングをされ、正式な資格を持っていらっしゃる方なので、やさしいながらもきっちりと指導してくださるので安心です。ヒロコ先生によれば、フォームローラーを使って、太ももから腰のあたりをごろごろするエクササイズは、セルライトの除去にも効果があるということです。心も体もほぐして、そうしてうまくいけば、サイズダウンもできれば、いうことないですよね。
2009.10.13
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さて、ブロンベルク山に付いたのは午後2時ごろ。移動の車の中で、プリンチーが寝入ってしまったので、わたしが車に残り、ダーリンとプッチーがまず、ひととおりローデルバーンをすべりに行きました。スキーリフトもかねているリフトで山の中腹まで上り、そこから一気にそりで滑り降りてくるのを2回、今年から新しくできたブリッツ・バーン(直訳:稲妻コース)を1回すべって、親子ともにこにこして満足気に、車に戻ってきました。ダーリンが、「じゃあ君の番だよ」と言って、今度はわたしとプッチーが行くことに。7歳のおしゃま盛りのプッチーは、やれ「パパはもっと速かった」「はい、ここでブレーキ!」などなど、いろいろうるさいです。1回目のローデルバーンを降りてくるころ、お昼寝からさめたプリンチーとパパが、日の当たるテラスで見学。プリンチーはまだ4歳になっていないので、いずれにしろローデルバーンには乗れません。結局、パパと3回、ママと3回で、合計6回すべったプッチーをはじめ、みんなであーおもしろかった、と車に乗り込み、さらに次の目的地、バードテルツのアルパマーレへ。http://www.alpamare.com/バード、という名前がつくことからわかるように、このバードテルツは、古くからの温泉保養地。ヨード鉱泉が有名のようです。ヨードには、アンチオキシダント効果があり、ストレスを除去して、若返りにも最適だとか。屋内温水プールとして、バイエルン地方ではかなり有名なアルパマーレにも、ヨードのプールがありまして、屋外部分にあるそのプールは、もう見るからにヨード色。時間差でジャグジーになるコーナーなどもあり、夕暮れ時の青空を眺めながら、ぶくぶくと暖かい泡に包まれていると、さすがに日常のわずらわしい思いなどが、水面から立ち上る湯気といっしょに、空に吸い込まれていくようで、まさに心が洗われるようでした。心が軽くなったのはいいのですが、水着がヨードくさくなったのには、ちょっと・・・。(苦笑)日本で売られているこの温浴剤だったら、そんな心配はなさそうですね。って、家庭では水着でお風呂に入らないか。 ↓アルパマーレには、ヨードプールのほかにも、波の出るプール、各種ウオータースライダー、サーフィンコーナー、ソラリウムコーナーなど、いろいろなコーナーがありますが、サウナルームも、そのひとつ。ここのサウナは、ドイツにはめずらしく男女別々でありますので、心置きなく入れます。控え室で水着を脱いで、サウナルームには、タオル一枚で入場。わたしが入ったときは、ほのあかりの室内は、ほとんど乾燥していて、まあ暑いことは暑いのですが、耐えられない暑さというわけではなく、そのまましばらく座っておりました。と、いきなりドアが全開になり、サウナマイスター(男性です)が入場!知らなかったんですけど、ちょうど1時間に一度のアウフグース(ハーブなどの入った湯薬を、サウナの熱源にかけて蒸気を立たせる)の時間に当たっていたのです。こんばんはー、などと挨拶をしてから、全裸の女性8人ほどが見守る中、サウナマイスターはうやうやしく、手にした木の桶の中から、やはり木のひしゃくで中の湯薬をすくっては、サウナルームの一角にある炭火の上にじゃーっとばかりにかけてはすくい、すくってはかけ。サウナマイスターの最初のひとかけですでに、森林の香りのハーブを含んだ湯薬から出る湯気が室内にぱっと広がり、ああ、癒されます。4杯か5杯かけ終わったところで、サウナマイスターは、今度はおもむろに白いタオルを両手の幅に広げ、そのタオルで天井をあおぐようにして、室内の蒸気を全体にいきわたらせます。その彼の一挙手一投足を見つめる全裸の女性群。と、サウナマイスター、今度はタオルを片手に持ち、それをぐるぐると回転させます。ぐるんぐるん、ぐるんぐるん、30秒ほども回転させたでしょうか。と、また湯薬の桶を持ち、炭にかけてはすくい、すくってはかけ。その後また、タオルで天井あおぎ、片手ぐるんぐるんと、一連のサウナ儀式は続く中、もうもうたる蒸気が暑くなりすぎたのでしょうか、一人の女性が退場。わたしもさきほどから汗がしたたっているし、高血圧持ちで、久しぶりのサウナなので、10分以上はいないようにしようと思っていた、その10分がそろそろ終わるころなので、彼女に続いて退場。二人が退場する姿を見たサウナマイスターは、「そろそろ終わりにしないと、ぼくだけが空っぽのサウナルームでタオルを振り回していることになりそうだね」と冗談をひとつ。こんなところ、ドイツのおもしろいところです。こんな入浴剤があれば、おうちでも手軽にサウナ気分が味わえそう。↓
2009.09.06
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8月から6週間の長さで始まったバイエルン州の夏休みも、あと1週間となりました。9月5日の土曜日は、お天気もよく、絶好のお出かけ日和。でもどこへ?ここのところ、仕事のストレスで愚痴をこぼしがちな私をいたわってくれてのことでしょうか、ダーリンが我が家にとっては、かな~りゴージャスなレジャープランを用意してくれました。まず、ミュンヘン近郊の大型家具店へ行き、そこのカフェ食堂で、食べ放題バイキング方式の朝ごはん。それから、その家具店から程遠からぬ距離にある、ブロンベルク山のローデルバーン(長大なそり付き滑り台)をすべり、さらにまたほど遠からぬ温泉保養地バードテルツの、アルパマーレという屋内プールに行って、ウオータースライダー数種類をすべりまくる、という、受験生が聞いたらおびえそうなプランです。9時から10時半までの食べ放題朝食ビュッフェには、ミュンヘンで所用をすませてから行ったのでちょっと出遅れましたが、それでも小一時間のあいだに、普段、自分の家では手間とお金がかかってできないような、いり卵に2種類のソーセージ、焼きマッシュルーム添えに、何種類ものチーズやハム、フレッシュフルーツのカクテル、ヨーグルト添えなどがっつりといただきました。パンも、ゼンメルというバイエルン風の丸パンだけでも、プレーン、ゴマ付き、けしの実つき、カボチャの実付きと種類があるし、そのほかに、ご存知ねじりパンのブレッツエル、クロワッサン、トーストパンに全粒粉のドイツパンなど、選び放題。あまりに欲張ってお皿に取りすぎると、食べきれなくて後悔するのを学んでいるので、こどもらも控えめに、それでもコーンフレークにゆで卵2個とか(爆)。あーおなかいっぱい、と言いながら、家具店の店内を上から見ながら降りていきます。わたしは、寝室の隅に置くために、角型ワードローブが欲しいので、めぼしいアイテムに目をつけつつ。事務用家具コーナーで、IT業界所属のダーリンが、PCの前に座って作業するために、やはり前からほしかった事務椅子の、手ごろな商品がお買い得になっているのを発見。ご購入。家具店からひきあげて、次なるブロンベルク山へ。(続く)
2009.09.05
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今年の6月で18歳になった、うちのおねえちゃん。今学期いっぱいまで、カトリック系女子高のギムナジウムに通っています。5年生で入学して、いま11年生。ドイツではけっこうよくある、いわゆるヴィーダーホールングと呼ばれる、同じ学年を2回やったりして、8年間をこの女子高ですごしました。おねえちゃんは、秋の新学期から、美術系専門学校(その名も、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー学校!)に行くことが決まったので、このギムナジウムでの生活も今週いっぱいです。で、今日は学校のサマーフェスティバルがあったので、会社の帰りに寄って来ました。行ってから知ったのですが、今年のサマーフェスティバルのテーマは「中世」。見ると、生徒の女の子たちも、なにげに中世風の装いをしている子がちらほら。まあ、高学年のおねえさんたちは、あんまりしないんですけどね。生徒とはまた別に、アトラクションのひとつとして、それらしき衣装を身に着けたプロの人々が、校庭の一角に中世風のテントを張って、ジャグリングをしたり、鎖帷子を身に着けて、中世の戦い風景を演じてみたり、中世風(?)アーチェリーの手ほどきをしたり。これを目にしたら、急にアーチェリーがしてみたくなったわたくし。さっそくおねえちゃんをせきたてて、列に並び、順番を待ちました。いよいよわたしの番がきました。指導のおじさんが「やったことはありますか?」と聞くので、「いいえ、まったく初めてです」ときっぱり。おじさんはまず、弓の真ん中に矢を番えるやり方と、その矢が上下に斜めになっていないように気をつけること、矢羽の後ろを、軽く握ったひとさし指と中指のあいだにはさんで、弓を持った腕を、的の方向にむけて肩の高さにのばし、反対の矢をはさんでいる手を、ぎゅっとひっぱって口元に持ってきて~、指をいっせいに放す!ということを教えてくれました。直接には教えられませんでしたが、何事も姿勢が大事と思ったので、足を肩幅にがっしと広げ、的に向かって半身に構え、なんだかふらふらする矢を、それでもぎゅうっと引っ張ってぽんと指を放すと、おお、ちゃんと的に当たるではありませんか!(今日の的は、こんなに白黒にはなってませんでしたけど)ふふふ、隣でやっている小学生ぐらいのこどもらは、物事の基本をまだ知らず、腰が決まっていないので、矢を射てもふらふらで、ぜんぜん的にかすりもしないのである。3度トライして、3度とも的に当たったので、指導員のおじさんも「おお、才能があるねぇ」などとおだててくれました。おねえちゃんもいっしょに列にならんでいたのに、ふと見ると横っちょで座って、わたしのかばんの荷物番をしています。指導員のおじさんも「娘さんはやらないの?」と聞いてくれたのに、おねえちゃんは辞退。わたしのうまさに、恐れをなしたのか?映画「ロードオブザリング」で、麗しのオーランド・ブルーム様が弓を射るシーンがあったのを思い出し、ちょっと本格的にやってみたくなってしまうわたしでした。
2009.07.29
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ドイツのミュンヘンという、カラオケ的にはインフラストラクチャーの整っていない地に住んでいます。同じドイツでも、日本人がたくさん住んでいる(約1万人)デュッセルドルフには、ちゃんとカラオケボックスなどもあり、曲目もけっこう選べるのですが、ミュンヘンはその点まだまだ。まず、カラオケのできる場所が限られています。わたしの知っている範囲では、ミュンヘン市内に3軒。うち2軒は、カラオケ業界最大手の、第一○商さんのカラオケLD機器が入っていますが、いずれも購入されたのが80年代と推察され、その後のソフトの追加購入などもあまりされていないので、新しい曲はあまり歌えません。なんといっても、レーザーディスクというのが、時代を感じさせますよね?でも逆にわたしなどは、最新の日本のミュージックシーンを知らず、古い歌しか歌えないので、「恋に落ちて」などを気分よく歌った後、「これ、ぼくが高校生のときにはやってました! なつかしい~」などと言われたりして、昭和は遠くなりにけり・・・と実感しております。残りの1軒は、日本のインターネットカラオケサイトに接続していて、これでひととおり歌えるのですが、やはり歌いたい曲がなかったりして、う~ん、という感じ。だって、「銀座の恋の物語」がないんですよ!さて、そんな貧しいインフラのミュンヘンで、昨日の夜、インターナショナル・カラオケ・ナイトが行われました。企画者は、日本語のできるドイツ人マクシムちゃん。彼女とは、この冬に、ミュンヘン在住のイングリッシュ・スピーカーたちが月に一度集まる、「カレー・ナイト」で知り合いました。(詳しくは、ミュンヘン在住の英語話者たちの情報サイト、トイタウン・ジャーマニー ↓ をご覧ください)http://www.toytowngermany.com/munich/マクシムちゃんは、日本に行った時にカラオケに魅せられて、いずれミュンヘンでカラオケボックスを開きたいという希望がある、なかなかおもしろい女の子です。彼女が上記の英語サイトで声をかけて、当日はドイツ人、イギリス人、カナダ人、そして日本人(会場になった日本レストランの女将さんによる、「必ず日本人が一人いて、機械を扱わないとダメ!」という条件があったため)のワタクシと、総勢11人が集まりました。わたしは最初、わりと若い人たちが来るのかなー、と思っていたのですが、集まった顔ぶれの平均年齢は、けっこう高め。30代後半といったところでしょうか。一人、30前後のなかな可愛い顔立ちのアメリカ女性ジャッキーちゃんがいました。自己紹介のときに、「ジャッキー・チェンのジャッキーよ」と言って、カンフーのポーズをとる彼女につられて、わたしもついついカンフー・ポーズ。こういう人、好きだなあ。彼女は、日本で英語教師をしていたという経歴なのですが、「ねえ、シンゴママのおっはー知ってる?」と、言うので、慎吾ちゃんファンのわたしは「もっちろん!」ということで、二人で「慎吾ママのおはロック」を歌いました。他のみなさんは、はじめのうちは「いや~、もう少し、あとになってから・・・」なんて言って様子を見ていたのですが、もともと歌が好きなのでしょう、中盤を過ぎるころから、熱心に歌本をめくりつつ、選曲体制に入ったのはいいのですが、残念なことに、あまり英語の歌が載っておりません。わたし以外10人の参加者のうち、日本語がOKなのは4名。主催者のマクシムは漢字も読めて、はじめての歌でも、まあ問題なく画面で歌詞を追うことができます。ジャッキーは振り仮名のルビがあればなんとか。テレーザもふり仮名でなんとか。トーマスはあまり読むのはあまり自信がないけど、わたしが「中央フリーウエイ」(名曲ですよねっ!)を歌ったら、「へ~、中央のフリーウエイなんだぁ・・・」などと、妙に納得していました。ピアノ弾き語り 松任谷由実/マイ・フェイバリット・ソングス他の非日本語話者は、やっぱり英語の歌を歌いたい。とりあえずの「マイウエイ」から始まり、あまりに楽曲がすくないため、あろうことか、「ハワイの結婚式の歌」や「もろびとこぞりて」まで歌いつくしたあと、救いの神の「50年代~70年代洋楽ポップヒット」3枚セットを発見し、その中から「トップ・オブ・ザ・ワールド」「ジェイルハウスロック」「ビーバップアルーラ」なんぞを攻略し、なつかしや、Tレックスの「ゲット・イット・オン」まで歌っちゃって、お開きになりました。みなさん楽しかったんですけど、それでももう少し、英語の歌のレパートリーがあるといいですね。ビートルズ、カーペンターズ、フランク・シナトラ、アバとかあれば、とりあえず誰でも歌えるんですけど。個人的には、この、カーペンターズとオリビア・ニュートン・ジョンのカップリング盤が、おいしいところです。でも、オリビアのXanaduが入っていないのが、ちょっと残念・・・。【送料無料】直輸入盤カラオケDVD カーペンターズ/Carpentersとオリビア・ニュートン・ジョン...
2009.07.12
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毎年のことなのですが、6月から7月にかけて、なにかと忙しい日々が続きます。その理由のひとつは、この時期にドイツの学校・幼稚園・保育園が、申し合わせたようにサマーフェストや遠足を催したり、学期末の成績調整を含めて、親がいろいろ学校に顔を出さなければいけなかったりする、というのがありますが。これだけでもよっぽどなのですが、大家族の我が家は、さらなるチャレンジが控えています。誕生日のそろい踏みです。6月末のおねえちゃんの誕生日を皮切りに、7月はじめにおにいちゃん、その1週間後にダーリンと、一家に3人の、かに座生まれがいるのであります。特に、おねえちゃんは今年18歳、ドイツでは成人になる年です。もうおおっぴらにお酒も飲んでいいし、法的書類にもサインできるし、世間様からも一人前と見なされる年ですから、人生に数ある誕生日の中でも、この18歳の誕生日に寄せる若者の思い入れは、相当なもの。彼女のお友達が半年前に18歳になったときは、なんとお友達6人といっしょに、ロンドン年越し旅行を決行! うちのおねえちゃんも同行したのですが、あまりお小遣いを持たせられなかったので、日中の食事をかなりきりつめたようでした。それでもナイトライフをさんざんっぱら楽しんできたようで、ロンドンのクラブシーンにもかなりくわしくなったようです。さて、うちのおねえちゃんは、18歳になったら、これをしてやる!と心ひそかに決めていたことがありまして、なんとそれは鼻ピアス。それも、小鼻のわきに1個つけるかわらしいタイプではなく、牛の鼻輪のように、真ん中につけるタイプです。事後承諾で、ピアスしてから見せてくれたのですが、最初はやはり肌にやさしいアレルギーフリーの素材だからということで、2つの黒い球が付いたタイプを装着しています。ちょっと見ると、こういってはなんですが、 まるで鼻くそです。
2009.07.09
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先日、ドイツの新聞でも発表されていたのですが、これは絶対見たい!ティム・バートン版、「不思議の国のアリス」公開はドイツでは2010年3月の予定だそうですが。早くみた~い!!http://www.imdb.com/media/rm139233280/tt1014759http://www.imdb.com/title/tt1014759/ティム・バートンといえば、もう20年以上も前に、ウィノナ・ライダーも出ている「ビートルジュース」を見たのが最初。「ピーウイーの大冒険」は、そのあとビデオで見たのだったかしらん。彼の「バットマン」シリーズも、キム・ベイシンジャーとか出ていて好きなんですが、なんといっても強烈な印象なのは、「マーズ・アタック」ですよね。「マーズ・アタック」は、内容のはちゃめちゃさに比べて、キャストが異様に豪華なのです。ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、ピアース・ブロスナン、サラ・ジェシカ・パーカー、マイケル・J・フォックスに、トム・ジョーンズまで出てるんですから・・・バートン版「不思議の国のアリス」は、バートンのフェイバリット、ジョニー・デップがマッド・ハッター役で登場するというあたりが売りでしょうか。パイレーツ・オブカリビアンでも、オーバーアクトな演技が逆にきまっているデップなので、帽子屋のお茶会のシーンなど、期待できますね。タイトルロールのアリス役の女優さん、ミア・ワシコウスカは、1990年生まれだそう。いままで数本の映画に出ているようですが、すみません、まったくこれまでチェックしていませんでした。彼女の素顔は、わたしのイメージするアリスとは、ちょっと違うんですけど、映画ではどんな雰囲気になっているのでしょうね。http://www.imdb.com/name/nm1985859/でも、アリスといえば、やっぱり永遠の少女像として、あこがれはつきません。それはもちろん、ルイス・キャロルの原作によるところも多いのですが、わたしの場合は70年代に出版された沢渡翔さんの「少女アリス」という写真集から受けたイメージも衝撃的でした。英国のどこかのお屋敷で撮影したと思われる数々の写真には、白いクラシカルなドレスを着た、透き通るように美しい異国の少女が、長い髪をたらして、ときに幼く、ときに妖しく美しく写っていました。うちの両親が買ったものだったのですが、今でもこの写真集が買えるのかな?少女アリスそんなイメージから、こんなドレスを、うちのお嬢ちゃんにも着てほしいなあ・・・・。うっとりするほど、ガーリーなドレスなどの、アリスコレクションがそろっている、キャサリンコテージさん、みつけました!レディースもあるのね・・・
2009.07.05
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今日、ミュンヘンのガスタイク・コンサートホールで、ライザ・ミネリのコンサートがあります。ちょっと行きたいなーとは思いつつ、こどもたちも2週間のペントコスト休暇のあと、明日からまた学校で、今日は早めに寝かしつけないといけないし、きっとチケットも高いだろうし、ダーリンもそんなに賛成しないだろうし・・・などと自分で勝手に気を回してばかりで、チケットも特に買っていないのですが、やっぱり行けたら行きたかったなー。(まだ6時だから、いまからダッシュして当日券を購入すればいけないこともないのですが・・・うじうじ)ライザ・ミネリといえば、わたしは「キャバレー」と「ニューヨーク・ニューヨーク」ぐらいしか観たことはないのですが、どう見ても美人とはいえないのだけれど、どこかコケチッシュな魅力にあふれた、一度見たら忘れられない顔立ちと、パンチのきいたダンスと歌のうまさで、数多くの女優の中でもダントツの才能を持った人だと思います。ドイツの雑誌に、今年63歳のライザのインタビューが載っていたので、普段はかわないフォーカス誌を思わず買ってしまいました。20代での映画大ヒットの成功のあと、芸能界のお決まりのようにアルコールとドラッグにおぼれたこととか、脳溢血になり、半身不随と宣告されたにもかかわらず、不屈の精神でリハビリを続け、また歌い踊れるようになったこと、現在でも一日2時間のダンスのレッスンを欠かさないことなど、さらりっと書いてありまして、はぁ、やはりスケールが違うわい、などと感心することしきり。さらに、ライザ・ミネリは17歳のときに、フランスのシャンソン歌手、シャルル・アズナブール(当時40歳)と恋愛していたことがあったのだそう。その後も幾度か恋をして結婚などもしている彼女が、63歳になったいま、「シャルルがわたしの人生で最愛のひと」とインタビューで答えているのです。いいなあ、こういうの。さて、キャバレー。ワイマール帝国時代の、帝都ベルリンが舞台。全体的に退廃的なイメージですが、それがまた粋。なにより、ライザがオトコとの別れの際に、さっそうと歩みさりながら、後方にいて彼女をみつめているであろうオトコにむかって、振り向きもせずバイバイと手を振るシーンが、超かっこいいのです。ライザ・ミネリ主演!アカデミ-8部門受賞!ミュ-ジカルの快作!DVD廃盤。■キャバレー CABAR...ニューヨーク・ニューヨーク、映画は知らなくても、ライザのために作曲された、同名のヒット曲のメロディーをご存知の方は多いのでは。若きロバート・デニーロ共演です。ニューヨーク・ニューヨーク 2枚組 特別編アズナブールも聞いてみたくなりました・・・。東芝EMI シャルル・アズナブール/ベスト・ソングス&ライヴ
2009.06.14
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2009年5月27日~29日のあいだ、ドイツ・ミュンヘンで開催された、世界最大規模の太陽発電の見本市、「インターソーラー2009」に、28日の木曜日、仕事の一環として行ってきました。太陽光エネルギー、太陽熱エネルギー、風力、水力など、人類のタイムスケールからみてほぼ永続的に得られる自然界に存在するエネルギーを使用する再生可能エネルギーの中でも、太陽電池は世界的にも注目をあびています。ヨーロッパの中では、年間日照量はかなり少ない(12月のミュンヘンでは、一日平均1.9時間。かたやスペインでは12月でも4時間以上)ドイツですが、以外や以外、欧州国内で一番ソーラー関係のビジネスが盛り上がっているのもドイツなのです。最近では、アメリカ大統領のオバマも、太陽光発電などの自然エネルギーを推進するということで、アメリカとドイツがソーラービジネスのトップのようです。「インターソーラー2009」は、PV(Photovoltaic フォトヴォルタイク、太陽光エネルギー)業界のB to Bトレードショーでもあり、展示カテゴリーは「太陽電池」「太陽光発電システム」「PVインバーター」「太陽熱テクノロジー」など業界の主要なセクター別に分かれていました。開催3回目にあたる今年は、世界150カ国から、6万人という、昨年よりさらに多くのビジターが訪れたということで、成功裡に終了したそうです。出展側も、A1~A3、B1~B6の合計9つのホール内に、大小2000以上のブースがあり、1日ではとても全部は回れません。予定訪問ブースを前もって調べ上げ、アルファベット別&ホール別のリストにし、それをもとに、とにかくひとつでも多くのブースを回れるように、準備をしました。その甲斐があって、なかなか実りのあるコンタクトをとることができました。わたしたちが訪問したのは、3日間の会期のうちの2日目でした。朝9時の会場からびっちりと入場し、アクティブに行動。会場内も熱気に包まれており、今年2回目の訪問になる同僚は、「去年よりも規模が大きくなっている!」「今年は中国からの出展がやたらと多いわ!」と、感想を述べていました。人気のある(?)ブースでは、立錐の余地もないぐらい、出展側社員、訪問者がいりまじり、控えめな日本人の代表であるわたしなどは、なかなか係りの人に話しかけることもむずかしかったりしました。それでも、会場内は午後3時を過ぎるとかなりリラックスした雰囲気になり、あちこちのブースで飲み物(ビールだったりすることも)を飲みながら、なごやかに談笑するグループが多く見られました。そのころになると、こちらもそろそろ足が痛くなってきましたので、ちょっと休憩をし、あとはビジネスには直接関係はないけれど、個人的に気になった、ソーラーを使ったおもちゃのブースなどをひやかしながら出口にむかい、ここちよい疲労感とともに会場を後にしました。さすがに、こんなのはありませんでしたが・・・。こんな雰囲気のものや、半導体ウエーファーをアクセサリーにしたものなどがあり、ソーラーの世界もおくが深いようです。
2009.05.28
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先日、ダーリンのダーリンのダチの一人が誕生日で、知り合いを集めてミュンヘン市内観光としゃれこみました。こんなバスに乗り込みます。1時間の観光(ドイツ語、英語、フランス語、日本語などのイヤホンガイドあり)で大人一人13ユーロなり。中央駅から出発して、すぐそばのケーニヒスプラッツの博物館グリプトテーク。そのあと、旧市街のそばをぐるりーと回って、アルプスにその源を発するイザール川を渡ります。お天気もそこそこよかったので、川辺で日光浴する人々の姿も見られました。この川をもう少しさかのぼると、いわゆるFKKといって、何も身に着けずに日光浴してもOKな地域もあります。ぐるーっとまた中央駅にもどる途中で、ミュンヘン市内に300あるという噴水のうち、もっとも大きく美しいといわれる、ヴィッテルスバッハの噴水。さすがバイエルン王家の名を冠しただけあって、はっとさせる雄大さがありますね。
2009.05.14
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昨年の3月にバレエを始めたうちの次女様。レッスン初日、バレエスクールに向かう電車の中では、バレエを習う喜びに、いつになく興奮し、わくわくしていましたのに。お教室に入ったとたん、石になってしまいました。そう、この人は、心の中の喜びとはうらはらに、知らない環境ではかたくなな行動をとる6歳児なのです。誰に似たんだか、まったく。そんなスタートを切ったバレエ・レッスン。はじめの1ヶ月ほどは、レッスン中に床に寝そべったまま1時間過ごしたり、床にうずくまったまま1時間過ごしたり、しておりましたが。それでも、少しずつ氷がとけるように、2,3ヶ月も立つころには一応ちゃんとレッスンに沿った行動ができるようになりました。やれやれとほっとしたのもつかのま、6月の終わりに発表会があり、そのために普段と違う練習体制に入ると、またへそが曲がり・・・。ゲネリハの日に、また床にうずくまり、先生をして「明日の本番、いまからだと代役がみつからないんだけど、大丈夫かしら・・・」とマジで心配させてしまいましたが、本番の日はけろっと気分が変わって、あったりまえの顔をして踊り終えたのでございます。はあやれやれ。で、今年。なぜだか、5月21日(祝)と、6月28日(日)の2回!もあるのです。どなたかご興味のある方がいらっしゃいましたら、お声をかけていただければ、チケットを実費で(笑)ご用意させていただきます。大人12ユーロ、子供8ユーロです。別に日本の発表会みたいにノルマがあるわけではないのですが、あんまり会場がスカスカしていてもさびしいので・・・。あ、ちなみに場所はKUBIZ Theater, Unterhachingでございます。よろしくどうぞ~
2009.05.08
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お友達で、カラオケの際はマラカス専門、という方がいます。ぜひ、このような衣装でお越しいただきたいと思います。マラカスも、こんなのが本格派っぽいですね。
2009.04.26
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2月のはじめに、ミュンヘン市内にすてきなジュエリーショップを開いているsatokoさまのところで、パワーブレスをお願いさせていただきましたの。4月からの新しい職場での仕事上の成功、そしてなにより、金運上昇!という、もうノロいにも似た願をかけての、発注でございました。それから約1月半。さとこさまが、じっくりと吟味してくださったパワーブレスが、今日、できあがりまして。存在感のあるブラックトルマリンをメインに、アメジスト、アメジストを色をそろえたフローライト、隠し味にちょこっとキャッツアイも入り、その間を小粒なシトリンが連なっております。全体的にシックで大人な仕上がり。おしゃれなイメージで、「いかにもパワーブレス!」という感じがないところが、さすがさとこさまの腕前です。さあ、このブレスをつけて、これからますますパワー全開でまいりましょう。現在勤務中の職場に行くのは、来週の火曜日まで。その後、5日間の有給消化期間があるので、これを利用して、まずは美容院へ。実は2週間ほど前に「どうしても髪を切らねば~!」という発作が起きて、肩の下まであった髪を、ボブな長さにまで自分でぶっつりと切ったのです。ドイツの会社の同僚からは、「以前にも増して若々しく見えるわ~」と好評なのですが、自分ではやっぱり、どこか不ぞろいなのがわかるので、普段はめったに美容院などには行けないのですが、転職という慶事の前でもあるので、はずんで最近ミュンヘンに新しくオープンした、月花という美容院に予約をしました。こちらのホームページ(www.guecca.de)も、なかなかきっちりと作ってあるので、よいなーと思いました。シーサーブログで、お金をそれなりにかけているのだと思いますが、ここまできれいにできるんだなあ。・・・と、ホームページに関心ばかりしていないで、パーマもかけちゃう予定です。でも、実はこの日はパーマのあと、おにいちゃんの学校に呼び出しくらってるんですよ。たはは・・・。それでも、気を取り直して、4月の最終日には、エステにもいっちゃいます。母方の祖母譲りで、足の角質層が極度に厚いわたくしは、いつもはフスプフレーゲというフットケアばかりやってもらっているのですが、今回は、これに加えて、フェイシャル90分コース、さらに、どどーんときわめつけで、マイクロダーマブレーションというのを初体験します!マイクロダーマブレーションとは?日本語での説明は、「ビバリーヒルズのエステサロンでも人気があり高い支持を得ているのがマイクロダーマブレーション。10年程前にヨーロッパからアメリカに伝えられたこのマイクローダーマブレーションとは、クリスタル・ピールのこと。クリスタルの超微粒子を使い、肌の表層の古い角質層を取り除いていくピーリングなのです。ケミカル・ピールとは違い、副作用等はほとんど無く、ヨーロッパやアメリカのエステサロンでは、このクリスタルピールが主流となりつつあります。このダーマブレーションを続けることで、しわ、しみ、ニキビ痕、肌荒れに顕著な効果があらわれ、滑らかでシルキーな肌になるのです。http://www.nyoutlet.com/dermae-microdermabrasion.html」ということですが、日本ではこれに似た効果のあるピーリング剤が売られているようですね。10年来の知り合いのエステティシャン、ドイツとアメリカのハーフ、クリスタちゃんの説明によると、ニキビ痕の治療などのために、皮膚科でもやっているメソッドなのだそう。ただ、皮膚科では、かなり激しく削ることもあり、赤むけ状に近くなることもあるらしいのですが、エステでやるのは、お医者様でやるのよりは作用がやさしく、そのためダウンタイム(術後休息をとる時間)もほとんどなくてすむのだそうです。有名なBBクリームも、実はこのマイクロダーマブレーション後の、赤ら顔常態のときにも使えるクリームとして開発されたのだと聞いています。【送料無料】女優岡田美里さん愛用!純金入りBBクリーム★白肌効果が更にUP!!!潤いと透明感に必...とにかく、髪も肌も新しく生まれ変わって、心機一転蒔き直しをはかる所存でございますので、みなさまもなにとぞよろしくお願いいたします。
2009.03.19
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3月も中旬になり、一進一退という感はありますが、少しずつ春めいてきているドイツ。先週金曜日は、我が家の次女、プッチーの誕生日でした。7歳になりました。すべりこみで、近所のマクドナルドのパーティルームを予約し、招待状配布からパーティ当日までに合計5日間しかなかったにもかかわらず、クラスメート、学童メート、さらには、昔の幼稚園のときのお友達などをまじえて、総勢5人のお友達が来て祝っていただきました。マクドナルドでのパーティは、簡単なジャングルジムもあるプレイルームを2時間借りられて、こどもたちのお世話をしてくれる女性もついてくれて、それで、ハッピー・ミールなどこどもたちが食べた分、プラス、ケーキを注文した場合は、ケーキの分も、のお代金を払えばいいので、自宅が狭いわたしたちの場合は大助かりです。お掃除や後片付けの心配もいらないし。という、親の側の都合もありますが、なにより子供たちが楽しんでいるので、よいのです。まあ、お友達といっしょに騒げれば、どこでもいいのかもしれませんが・・・。それでも、あんまり人任せというのでもちょっと気がひけたので、簡単なゲームをして、勝った順に渡す賞品や、最後に「来てくれてありがとう!」と渡すおみやげなどは、わたしが用意しました。ミュンヘン市内にPappnase(つけ鼻)という、25年の歴史を誇る、手品、パーティ系の楽しいお店があるのです。 ↓https://www.pappnase.de/shop/index.php?ht2pref=そこで、楽しいもの、いっぱい買っちゃいました。
2009.03.17
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ここ2週間ほど、ノロの嵐が吹き荒れる我が家。13歳のおにいちゃんを皮切りに、2歳のプリンチー、6歳のプッチー、40ン歳のダーリンと、みんなかわりばんこに病に倒れました。わたしはなんとかまぬかれたまま、ノロヴィールスが家族のメンバーを一巡して、やれやれこれで終わったかと思いきや、今週火曜日の夜より、またプッチーとプリンチーが発症。プリンチーは比較的軽くてすみましたが、今回のプッチーの症状は重かった。二日間ほぼなにも飲んだり食べたりできない状態。いえ、本人としては、のどが渇いて、おなかもすくので、刺激がなく、消化のよさそうなものを飲んだり食べたりするわけなのですが、それがすぐ出てきてしまうんです。見てるほうがかわいそうでした。ぐったりとしたプッチーを看病しながら、ここでわたしまで倒れたら、全員討ち死にだよねー、でもわたしは大丈夫、と自分で自分に言い聞かせながら、いつも頭に浮かんでいたのは、ペストと泥棒の話。 ↓「4人の泥棒の酢」17世紀にフランスでペストが猛威をふるったとき、4人の泥棒がペスト患者の家々を略奪してまわったが、彼らは奇跡のようにペストにかからずに済んだ。とどのつまりは捕まり、死刑を宣告されたのだが、どんなふうに恐ろしい病気から身を守ったのか、秘密を明かせば赦免すると約束された。悪漢たちは細菌を殺す強い力を持った薬草と精油入りの調合酢を使ったのだという。その酢のなかにローズマリー、アンゼリカ、セージ、ミント、ラベンダーが入っていた。ほどなくこの酢が模倣され、いたるところで作られ家具や家の壁、その他多くのものに振りかけられた。 (スザンネ・フィッチャー・リッツィ「天の香り」より)天の香り実はわたくし、毎朝しょうが紅茶をいただいているのであります。金時しょうが100g生姜紅茶・お料理にも!【京のくすり屋】ドイツには、こんな便利なパックに入ったものは売っていないので、毎朝自分でしょうがをすりおろし、いれたて紅茶に蜂蜜とともに投入しているのですが。テーオー 生おろししょうが 1kg(クール便)(こんな瓶詰めも便利そうですね。)これがノロヴィールスを遠ざけたのではないかと。スパイスの薬理効果を上手に使いアユルヴェーダでも、ジンジャー・パウダー、つまり生姜は、中でも偉大なる薬だそうでして、老若男女、だれでも気軽にとれる、もっとも有益なスパイスといわれているそうです。消化力を高め、体を温める働きがあるので、体が冷えがちな冬には、特に頼りになるスパイスです。また、しょうがは、お鮨屋さんでガリとして出てくることでわかるように、殺菌効果もあります。このダブルの働きで、ノロを寄せ付けなかったのですね。ジンジャー万歳!スパイシーで引き締まった香りエスプリ・ド・ナチュール/ジンジャースティック
2009.02.13
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うちの17歳のおねえちゃん、現在ミュンヘン市内のギムナジウムの11年生です。11年生? それ、何? なんて、思われるでしょうが、ドイツでは、小学校1年生から通算で学年を数えていきまして、小学校が4年間で終わったあと、そのあとに進学するのが、ギムナジウム、レアルシューレ、ハウプトシューレなどといろいろあっても、それぞれ通しで5年生、6年生・・・と数えてまいります。で、通常、レアルシューレは10年生まで、ハウプトシューレは9年生または10年生まで。どちらも、10年生卒業の時点で(落第などしていなければ)15~16歳ですから、日本ではほぼ、中学卒業にあたりますね。ギムナジウムは、2004年からの入学年度は12年生まで、それ以前の入学年度は13年生まであります。この2004年からの短縮されたギムナジウムの呼称が、「G8 ゲー・アハト」と申しまして、GはギムナジウムのG、8は、5年生から12年生まで、合計8年間の就学期間だという意味です。それで、現在の11年生はあと2年間学校に通った後、13年生が終わる段階で大学入学資格試験、いわゆるアビトゥーアを受けますが、実は1年後に入学してきた生徒たちはG8組で、それ以前のG9(という呼び方はないのですが、便宜上そう呼ばせていただきます)の学年と同じ年にこのアビトゥーアを受けるわけですから、いま教育の現場はかなり混乱しているようです。さらに、学ぶ内容は同じなのに、それを1年短縮して身に着けなければいけないわけですから、G9とG8では、学習内容にもいろいろちがうこともたくさんあるようです。そのうちのひとつが、ライストゥングスクルス(Leistungskurs)、能力別コースでして、これはG9時代にはあるのですが、G8からはありません。これは主に、自分の得意な科目の学びを、さらにあと2年間で深めていこうという狙いです。おねえちゃんがいま在籍している11年生のクラスは、実はこのG9の最後の学年。だから、彼女が今後2年間納めなければならないライストゥングスクルスも、これが最後だというわけです。その、来年度からの「歴史に残る、最後のライストゥングスクルス!!」の親子説明会が、昨晩ありました。雪のしんしんと降るさむーいミュンヘン、さらに家では6歳と2歳の下の二人がノロだかにやられて、ノックアウトで、わたしもこどもの看病やら、ふらふらしている子を二人お医者さままでつれて行ったり、吐き戻しのあとの始末で洗濯機を3回まわしたりと、自分も熱っぽくなるほどてんやわんやだったのですが、おねえちゃんの大事もはずせません。ダーリンに頼んで、仕事から早く帰ってきてもらい、夜7時半からの説明会におねえちゃんといっしょに出かけました。なんでわざわざ、親を呼びつけて説明会をするかというと、ドイツの教育制度も、教育相大臣を呼びつけていい加減にしろよと怒鳴りつけたくなるほど複雑ですが、このライストゥングスクルス、そしてそれと同時にとらなければならないグルンドクルス(基礎コース)のシステムも、すっごい複雑なのです。各学校によってもいろいろ違いはあるようですが、基本的には、ドイツ語、英語、フランス語、ラテン語などの言語系プラス音楽・美術などの芸術系の科目をまずひとくくりにし、歴史、地理、政治経済・法律などの社会科の科目をまたひとくくり、さらに物理、化学、生物などの自然科学系をひとくくり、これに体育加えて、4つの柱の中から、まんべんなくライストゥングスクルスとグルンドクルスを選び、ここからアビトゥーアを受けて、そのアビトゥーアでの得点配分がこれこれ、さらに大学進学の際には、アビトゥーアでの得点がこの配分で重視され、別の試験内容がこの配分で・・・と、延々1時間半にわたって説明されましたが、まったく経験のないわたしには、よくわかりませんでした。おねえちゃんの小1からの親友のシャーロッテちゃん親子もいっしょに並んで説明会に出席しましたが、シャーロッテ・ママはデンマーク出身。だから、彼女もドイツのこの複雑なシステムを体験していません。「わたしは(シャーロッテの姉のときと)2回この説明を聞いているけど、それでもまだよくわからないわ」と、帰り道で言ってましたから、極東の小国からやってきたわたしが1回聞いたぐらいでわからなくても、全然オッケー。あとは、おねえちゃんに任せます。そのおねえちゃん、美術が得意なので、ライストゥングスクルスも美術をとる予定なのですが、美術の先生にすすめられて、もしかすると、美術専門学校の入試も受けるかも知れません。その専門学校、名前がよくて、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー学校というのです。「マリア・ブラウンの結婚」や、「ヴェロニカ・フォスのあこがれ」を撮ったニュー・ジャーマン・シネマを代表する監督さんの名前の学校に行けるなんて、もと映画好きのミーハーなわたしとしては感激! となりますが、おねえちゃんにはあまり関係ないみたいです。親がどうこう言っても、結局は彼女の人生なので、立派に主役をはって生きてもらうしかないですね。マリア・ブラウンの結婚 (字幕のみ)ヴェロニカ・フォスのあこがれ(DVD) ◆20%OFF!ニュー・ジャーマン・シネマ
2009.02.12
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うちの末っ子、テリブル2を地で行く2歳児、プリンチー。きのう、小児科の定期健診に行ってきました。健康そのもの、おかげさまで大きな病気も怪我もせず、すくすくと育っています。言葉も日独まじえて、60語ぐらいを発しますし、2語分も出始めました。先生のおみたてもOKということで、ただ、肌が乾燥気味なので、いつも自分でおなかやお尻をかきむしってしまい、軽い蚯蚓腫れになっているので、入浴の際に、大匙一杯のオリーブオイルと、おなじく大匙一杯のミルクを入れるといいと教わりました。あと、ドイツのセバメッドというメーカーの、モイスチャーオイルが、肌の自然な油分をとりすぎないので、こういうタイプの子供にはいいでしょうと薦められました。さっそくその晩は、オリーブオイルとミルクで入浴。湯上りにミルク臭くなるかな~と危惧したのですが、それは杞憂に終わりまして、よかったー。ただ、今回の検診で気になることがひとつみつかりました。心臓のあたりに、ちょっと気になる雑音があるというので、小児専門心臓科で、精密検査することを進められました。先生によれば、雑音自体は特に害がなくて、5人に一人は見受けられるものだそう。先生ご自身も、また先生の娘さんにもこの雑音はあるとおっしゃられましたが、やはり親としては、きちんと検査をしていただくまでは、心配です。さっそく、ミュンヘン市内の、うちからもそれほど遠くない小児専門の心臓科のお医者様の診療所に電話をして、予約を入れました。うちは共働きなので、午後の診療時間を、とお願いしたら、3月始めに予約がとれました。午前中なら、2月の末にとれたようですが、そんなに心臓科に来院するこどもが多いのですねー。ちょっとびっくりいたしましたわ。
2009.01.22
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ドイツでは、クリスマスこそ、年に最大のお祝いだってんで、地味派手(家族中心のお祝いなので、外部者にはその力の入れ方がわかりにくい)に祝いますけど、お正月というのは、単なる年の節目のひとつ、まあとりあえず、大騒ぎしてにぎにぎしく新年でも迎えるかってな感じで、まったく静謐なイメージがございません。ましてや、おとそや初詣、おせち料理にお雑煮なんて、なにをかいわんや。独日混合家族である我が家では、長いものにはまかれろというわけで、毎年ひっそりと、それでも一応こちら式にお友達数人といっしょにちょっとしたディナーを食べ、真夜中の時報とともにゼクトという発泡酒をあけ、1年に一日、この夜だけに許される花火をばんばんあげて、新年を祝っております。そんなこんなで、無事に新年を迎えたあと、その夜に見た夢は、なんと「死海文書博物館ツアー」に出かけようとしているわたくし。いままで中東地域というのは、まったくわたしの興味の外にありまして、ましてイスラエルなんて、いままたきな臭い事態になっているようでして、なんでまたこんな夢を見たのかよくわかりませんが、なにが起こるかわからないのが人生。思いがけないきっかけで、イスラエルに行くことにでもなるのでしょうか?そう思ってみてみますと、いろいろと興味深いアイテムがあるのですね、イスラエル。安全ならば、行って見たいかも・・・。ミネラル豊富で美容に最適♪イスラエル死海産 死海の塩500gラヴィリン足用イスラエルで生まれたアルミニウムフリーの足用デオドラント長い持続力で手間い...甘い香りをお楽しみください!初売期間限定!送料無料!食卓の花「1000円果実」!イスラエル産...TINY LOVE(タイニーラブ)【ミュージカル スタック&プレイ】イスラエルの知育玩具【キッズ・...半額セールイスラエル有機 オーガニックハニー 280g イスラエルのデザイナーアヤラ・バーピアス パープルヘイズジス・イズ・イスラエル
2009.01.04
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下のこどもたちをお迎えに行った帰り、家の近所の家族経営の旅行代理店の前を通ると、なにやら人手があり、にぎわっています。見れば、赤いクリスマスの帽子をかぶった従業員総出で、お店の前にスタンドを出し、無料でグリューワインという、スパイス入りのホットワインや、子供用にはアルコールヌキのホットパンチ、さらにこの家のおばあちゃまの手作りだというクリスマスクッキーなどで、通りがかりの人をもてなしています。パーティー気分を盛り上げるプチコスプレのキュートな帽子『ロングテールサンタハット 2個セッ...ドイツワイン冬の風物詩♪芯から冷えたらこれに限る!グリューワイン・シュテルンターラーN.V.1...わたしたち親子も声をかけられるままに、マグカップのパンチとグリューワインを手渡され、しばし憩いのひととき。やはり赤い帽子をかぶった小学校3年生だという女の子も出てきて、うちの子たちに小さなアドベンツカレンダーをひとつずつくれました。アドベントカレンダーベア【チョコレート】【クリスマス】 【組み合わせ自由合計2,980円(税込...プッチーなどはすっかりこの子供用パンチが気に入って、おかわりまでしちゃいました。クッキーもいかにも手作りの味でさくさくとおいしく、すっかりごちそうになってしまい、見知らぬ通行人にこんなに手厚いもてなしをしていただいて無料では申し訳ないので、スタンドのグリューワインの隣に並べられていたチャリティ用のクリスマスカードを一枚買いました。帰り際に、「はい、どうぞ」と渡されたのが、バルバラの枝。これはドイツの古いしきたりで、リンゴや梨、白樺やマロニエの枝などを12月4日に折り取り、水を張った花瓶に入れて室内においておきます。暖かい室内で枝が葉を出し、クリスマス当日までには花が咲くこともあるのだとか。このバルバラの枝に花が咲くかで、来る新年の吉兆を占う意味もあったそうですが、さて、我が家のバルバラの枝には吉がやってくるでしょうか?
2008.12.04
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ドイツに来てから、ウオルフォードなどの高級ストッキングから、安売りスーパーのお品まで、いろいろ試してみましたが。やっぱり日本製が一番!なにしろ丈夫で高機能ですもの。ヨーロッパ製の、一足20ユーロ以上もするストッキングが、一度はいただけで伝染したりした日には、涙も出ないほどの悲しみが・・・。17歳のおねえちゃんも、最近いろいろストッキングにこっているようで、ここはひとつ、海外発送してくれるお店からお取り寄せ、といきたいですね。品揃えNO1!おしゃれストッキング・タイツ・スパッツの専門ショップミンクス冬の寒さも厳しいミュンヘンでは、あったか仕様のストッキングが必需品。うるうる、ぽかぽかな寒さ知らずの厚さ170デニール!満足はずっとあたたか蓄熱◎★満足★170デ...親子でおそろいにしてもいいかなあ。おねえちゃんがいやがるかしら。
2008.11.27
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