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沿線地域から、秋田内陸線をより強力にサポートしていこうという組織「秋田内陸線エリアネットワーク」が立ち上がり、1月26日(土)午前、阿仁山村開発センター(阿仁合駅徒歩2分)で設立総会が開催されることとなりました。 この組織は、具体的な行動を行っていくため、入会金と年会費を徴収するとのことです。エリアネットワークのホームページが仮立ち上げの状態(1月23日現在)なので、この会の活動にご関心のある方は、ホームページからの正式発表をお待ちいただければと思います。秋田内陸線エリアネットワークhttp://www.nairikusen.net/ 一方、エリアネットワーク総会と同日の午後2時から4時まで、同じく阿仁山村開発センターで、「秋田内陸縦貫鉄道を元気にする会」が主催する秋田内陸線談義が行われます。当日は、秋田経済界の著名な方をゲストにお呼びするとのことです。お申し込みは、参加申し込みは、北秋田市阿仁庁舎内「秋田内陸縦貫鉄道の存続を考える会事務局」へ。 電話は0186-82-2111(代表)です。皆様のご参加をよろしくお願いいたします。
2008/01/23
こんばんは。 銀河線の旧本別駅舎(ステラプラザ)を利用した実験が行われます。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/71997.html?_nva=20 IT技術を活用し、本社から遠く離れた場所でも本社同様の仕事が行える「テレワーク」を推進するため、総務省北海道総合通信局が実施主体となって、実証実験が行われます。本別駅舎の旧駅長室を事務所として利用し、10日間、東京の本社に遠隔勤務を行うとのことです。http://www.hokkaido-bt.go.jp/2008/0122b.htm#betu 北海道総合通信局のプレスリリース資料でも、銀河線の駅舎を利用することが前面に出されています。遊休化した地方の施設の再活用と過疎化の防止という意味で、銀河線の駅舎は最も象徴的だと考えられたのでしょうか。
2008/01/23
道路特別会計を今後どうするか?道路整備のためとして、本来の税率以上の税率(暫定税率)で徴収されている揮発油税等をどうするか?政局も絡んで、これらの話題が新聞を賑わせています。 「無駄な道路をこれ以上作らない」「原油高騰の折、揮発油税の税率を下げて景気を刺激する」道路特別会計に批判的な立場からは、このような意見が出てきます。 私は、「地方だから」という理由だけで、その地域の道路整備を全否定してしまう考え方には賛成できません。 しかし同時に、地方、都市部に関わらず、道路整備だけが地域交通や地域経済を良くする手段ではないはずだという考えを持っています。道路を良くすることが最終的な目的なのか?環境への配慮やまちづくり、地域コミュニティの維持という観点も含め、地域の交通アクセスを良くすることが最終目標ではないか?だとすれば、その手段は道路整備に限られるものではないでしょう。 公共交通を整備する、歩行者空間や自転車空間を整備する、これらによって自動車交通を他の交通手段に転移させる。これも道路交通を良くすることにならないか?自動車に頼らず行ける場所に、公共施設や商店を置き込む。これだって道路交通の改善につながるはずです。 道路特別会計そのものをどう扱うか、これはひとまず置いといて、道路特別会計から、道路交通を改善するために、公共交通の整備誘導、歩行者や自転車空間の整備に活用する。このような考え方もあるのではないでしょうか。 それにしても、自治体が道路特別会計に大きく依存していることを痛感します。試算方法に異議はあるかもしれませんが、自治体が道路特別会計、あるいは揮発油税等の暫定税率を手放したくないという意思は、強く感じます。 埼玉県の場合http://www.saitama-np.co.jp/news01/17/04e.html 鹿児島県の場合http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=8696
2008/01/17
こんばんは。 千葉県を走る第三セクター鉄道いすみ鉄道。茨城県を走る茨城交通湊線。片や2年間の期限付きで存続が決定し、片や鉄道事業を親会社から分離し、第三セクター鉄道へ脱皮を図ろうとしています。この2つの鉄道に共通するキーワードが「社長」。どちらの鉄道も、民間企業の経営感覚を導入するために、社長を公募したのです。 本当に希望者がいるのだろうか?私も正直、そう思っていました。ところがふたを開けてみると、希望者殺到なのだそうです。いすみ鉄道http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080115-OYT8T00649.htmhttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080117-OYT8T00058.htm?from=goo湊線http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/080117/ibr0801170331000-n1.htm 経営状態の悪い会社の経営を引き受ける意思を持つ人たちが、これほどまでいるものかと、正直驚いています。会社の経営を立て直すということは、意欲とロマンを駆り立てるものなのかもしれません。 鉄道事業は、公共交通であるが故に、監督官庁、地元自治体や議会等々の制約を受けます。利潤獲得を第一目的とする一般企業のようなわけには行かない場面が、多々出現します。私は、利用者第一の経営をすると同時に、公的機関との調整能力に長けた人を社長にすれば、鉄道に対する支援の輪が、より広がりやすいのではないかと考えます。
2008/01/17
こんばんは。 銀河線代替バスの利用者アンケート調査が、昨年10月12日に北見市によって実施され、11月終わりに公表されました。 銀河線代替バスの実態について、沿線自治体による調査は、これが始めてです。対象区間は北見~陸別間に限られていますが、調査日の始発便から最終便まで全便に調査員を貼り付けたことは、調査の努力に対して一定の評価ができると思います。 では、その結果を見てみましょう。調査結果として、各便ごとの乗車人数とその内訳(通学、通勤、敬老、その他)そしてアンケートの結果が示されています。 まず、利用者の年齢別割合についてです。当日乗車した延べ人数1,052人(陸別方向487人、北見方向565人)中、アンケートに回答したのは425人。その回答者の割合を見ると、高校生が52%と圧倒的に多く、60~70歳代の19%が続きます。利用目的では、通学が53%、通院が16%の順となっています。高校生を中心とする通学目的が多数を占め、高齢者の通院目的での利用が、それに続いています。ここまでは、十分予想できる結果です。(ちなみに観光目的は1%でした。) 次に利用頻度についてです。これは毎日利用すると答えている人が66%に達し、地域の中で代替バスに頼らざるを得ない人たちが、一定程度存在していることを示しています。 そして代替バスへの感想についてです。複数回答ですが、良い点を答えた人が379人、悪い点を答えた人が558人となりました。良い点としては、便数が多くなったことをあげた人が、129人、目的地や自宅等の近くで降りられることをあげた人が、合わせて250人にのぼっています。悪い点では、運賃が高くなったことに173人、乗車時間が長くなったことに73人、土日祝日の本数の少なさに64人、時間が不規則だという点に62人などとなっています。 この調査結果から感じたことを、二点ほど指摘したいと思います。まず、この調査結果から、各便の乗車人数の合計はわかるものの、どの区間に何人乗車していたかのデータが読み取れないことです。OD調査、あるいはパーソントリップ調査のような手法を取っていないのでしょうか。仮に各便調査でわからないとしても、アンケートの調査項目に乗車区間の記載欄がありますので、せめてその結果だけでも公表してほしいものです。 もうひとつ。代替バスに対する感想の中で、便数が多くなったという感想が多い点についてです。実は、銀河線廃止前の鉄道とバスの合計本数と、廃止後のバスの本数を比較すると、確実に減っているのです(例:訓子府→北見 鉄道廃止前26本、廃止後21本)。事実と異なる選択肢にこれだけの人が肯定的な回答をした理由を考えてみると、北光社~北見間の、住宅が集中している地域の利用者が、極めて多いという仮説が成り立ちます。 この区間の利用者から見れば、 従来から運行しているバスに、銀河線代替分のバスの本数が増加していることになります。そうすると、北光社~北見間の住宅地に住む通学生が、本数の増えたバスを利用しているという構図が浮かんできます。定期券代の補助制度も利用されているかもしれません。このことは、裏を返すと、銀河線の経営改善策としてやり残したことがあったことを示しています。つまり、この区間には2つくらい中間駅を設置してもよかったのではないでしょうか。付け加えれば、バスになって目的地に近くなったという回答も、都市の中での駅や公共施設の配置といった問題を、今まで十分に考えてこなかった結果ともいえるでしょう。
2008/01/10
年が明け、2008年になりました。 銀河線に関しては、レールの撤去作業が進み、3月に会社清算が行われる予定であり、鉄道という形での復活が極めて困難な状況に追い込まれています。一方、地域交通の維持や地域活性化という点では、問題はこれから顕在化してくることでしょう。陸別の保存鉄道の動向も気になります。 また、地方の軌道系交通をはじめとする公共交通を活性化させようとする動きが、ようやく国レベルで認められつつあります。これは、銀河線存続に関わる一連の動きが、大きく影響していると考えられます。 銀河線が線路を走る光景は、残念ながら過去のものになりつつあります。しかし、前を向いたとき、地域が超えなければならない山は数多くあります。私も、今までの流れやかかわりを踏まえた上で、銀河線とその沿線に、もう少しこだわっていこうと考えています。 本年も、当ブログをよろしくお願いいたします。
2008/01/02
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