GOAL通信

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2005.12.21
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カテゴリ: 学習方法
 子供たちの漢字力が落ちています。


 学校での授業時間が減り、鉛筆を持つ時間もどんどん削られていく。家ではゲーム、パソコン、携帯メール。読みをイメージで捉えているだけの変換操作。書かなければ筆記力は上達しません。筆圧が弱い、しかも続け字で筆順もバラバラという生徒は、基本を学ぶ段階で書く機会が少なかったのではと思います。

 漢字の練習をする時に、よくノートに5回ずつ書かせる先生がいますが、これほどナンセンスなものはありません。量が多くなれば、最初の方に書いた漢字など忘れてしまいます。私なら、5回ではなく1回。それを2度繰り返します。仮に50の漢字を覚えるのなら、5回筆記×50ではなく、1回筆記×50×2回戦とします。

 もちろん「かな」を「漢字」で書けるようにする練習ですから、漢字を見てまねて書いていても意味がありません。書き取りテストとして、進めていく必要があります。2回戦後、今度は間違えたものだけで3回戦を行います。それでもさらに間違えたもので4回戦。同様に5回戦までやります。この頃には書けないものはせいぜい5個ぐらいになっています。私はそれは大きく書いて部屋に貼っておけと指導しています。

 この手法は、300個の漢字であっても同じです。「毎日10個のノルマを決めて1ヶ月で完成」などとやっていると、大抵失敗します。10日目で初日にやったものをどれだけ覚えているかも疑問ですし、そもそもコツコツと30日も続くとは思いません。私流でやるならば、初日に一気に300やり、前記の消去法で攻略していきます。10日で一通りが終わり、再度初めから300の見直しに入れます。


 まず全体を俯瞰する。そして大から小へ絞り込んでいく。この方法は学ぶカテゴリーによっては非常に有効です。国語知識・英単語・古文単語・公式・理社用語の書き取りなど、ほとんどの暗記物に使えると思っています。生徒たちにも勧めていますが、意識の個人差と時間の問題もあり、まだ一部しか実践できていません。

 大から小へ絞り込んでいくという考えは、学習計画を立てる時にも必要です。試験範囲が決まったら、まずやるべき道具を揃え、どれだけの量があるかを調べる。次に期間と照らし合わせて日別の量を計算していく。これを行き当たりばったりでやるから時間切れになるのです。


計画は足し算ではなく割り算で考えてみよう。






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最終更新日  2005.12.21 16:02:15
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