GOAL通信

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2006.09.21
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カテゴリ: 教室の運営




 当時は今ほど漢字熱もなく、本当に漢字が好きな人だけがひっそり参加していた印象がある。

 もちろんまだ文部省の認定もなく、テキストも「株式会社・オーク」というところから、2種類しか発行していなかった。

 そのころの検定は、15級から1級までと、初段から3段までがあった。

 3段は出来てまだ1年で、全国でも合格者は50人弱しかいなかった。

 その後昭和56年に4段が、平成元年に5段が設けられた。





 段位のある昭和のころの検定は泥臭かった。

 問題も初めの頃は手書きであり、直接記入方式だった。

 ただし合格基準は90%と高く、合格率も今とは比較にならないくらい低かった。

 私は最初の検定で初段を受けた。

 200点中194点取り合格。

 その後の検定で2段まで取得したが、仕事が忙しくなり、しばらくお蔵入りになった。



 文部省の認定とともに段位が廃止され、最高位が1級となった。

 ひとつ受けてみようかと思い、過去の問題集をひも解き、準1級を受け、合格。

 その後、1級を2回受けたが、返り討ちにあった。自己採点であと2点。惜敗である。


 それ以来再び検定から遠ざかっている。

 来年あたりまた挑戦してみようかとも思っている。





 時は流れ、何の因果か、いま生徒たちに漢検の受検を勧めている。


 私は早くから色々な漢字に触れてきたが、それによって役立ったことが数え切れないほどある。

 漢字は学び始めると様々な発見があり、とても奥深い学問だ。

 漢字学を究めろとは言わないが、機械で変換する時代に、せめて日常の生活で使われる言語としての漢字は使いこなしたい。

 今、授業をしていて、あるいはテストの採点をしていて、漢字をしっかりやってきてよかったと思う。





 規定数が集まらないだろうと今まで見送っていたが、社会のニーズと私個人の漢字への思いから、とうとう踏み切った。

 漢字の素晴らしさを、学ぶ楽しさを、みんなに伝えたい。

 私の今の姿。

 生徒たちに斡旋しているこの姿は、巡りあわせというよりも、わが人生の帰結点なのかも知れない。


 先刻の「漢字コンテスト」で見せたみんなの底力、再び見せて欲しい。

 機運は盛り上がっている。

 漢検に合格するにはコツがある。質問があるのなら、何なりと塾長に聞きなさい。


 何でも知ってるぞ。

 申し込み、待っている。





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最終更新日  2006.09.22 02:08:58
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