GOAL通信

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2006.10.22
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カテゴリ: 生徒たち



 と同時に、思考力の低下や、言葉の貧弱さもかなり深刻である。


 子供たちの攻めの姿勢が崩れ始めたのはいつからなのだろう。

 指導していると、幾度となくその疑問を感じる。



 学校で習っていないことに触れると、「まだ習ってませんよ」

 発展内容を説明すると、「学校で教わってません、教科書にあるんですか」

 ここは重要だぞと言うと、「テストに出るんですか」

 さらにまず出るだろうと付け加えれば、「ホントですね、もし出なかったらどうします」





 「出るかどうかだと? そんなの知るかよ。テストは俺が作るんじゃねえだろ。まだ習ってない? だから今習ってんだろうが。大事だからやってんだよ。お前はテストのために勉強してんのか? 学校でやんなきゃ、そのまま何にもしないのか」

 というのが本音だ。



 学校の授業時間が減り、細部にまで触れられない。

 生徒もそれが慣れになり、教師の触れた部分だけ押さえればいいという考えを持つ。

 要は、テストさえクリアできればいい。

 凌げればいい。

 テストに出ないものは、たとえ大事なものであっても学ぼうとはしない。

 面倒くさいのだろう。

 勉強が好きでもなければ、余計なことをするのもかったるいのだろう。



 本来学習というものは、「自己の学び」が主体であり、指導されたことや得たものを自分で嚥下し、発展加工させて蓄積していくものである。

 それは一種の情報収集であり、自ら必要なものを探し、知恵の根幹を構築していくという性質もあわせ持っている。




 この「攻め」をわすれた「守り」の姿勢は、長期で展望すると非常に危険だ。

 自分で探し、考え、自分なりの《形》を生産していくという行為から遠ざかると、「まとめ上げる」ということが出来なくなる。



 課題が与えられた時に、紙面を埋める言葉が見つからない。

 すぐ他者を頼り、相談を始める。



 この内容で記述のテストを行うと言われれば、やるしかない。


 さあ、

 与えられたものをただ受け身で消化していた者は、まとめる術を知らない。

 そして揚げ句に、「どう書けばいいですか」と丸投げしてくるようになる。

 「こう書いたんですが、どうでしょうか」ではなく、どうすれば○をもらえるか、結論だけ記せば終わりという感覚だ。

 何とも短絡的であるが、こういう生徒は結構いるものだ。



 どうすればいいか。

 どうすべきか。

 その部分を、事例に触れながら、また書きたいと思う。





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最終更新日  2006.10.22 17:26:20
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