GOAL通信

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2007.01.23
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カテゴリ: 学習方法




 すでに何度か「時間」に関することは書いてきた。

 たった今生を授かった子も、飢えに苦しむ子も、テレビを見て大笑いしている子も、みんな時の流れの中で息をし、感情を手探りしている。

 「時」というものは、ある意味すべての生物に平等に与えられている。

 地球が自転している限りそれは変わらない。


 「時」というものを大切に感じられるかどうかは、その人間の深さに左右される。

 どんなに立派な人間でも、毎日、時間を意識して生きてはいない。


 だが1時間前に何をしていたかと考えた時、妙な感覚に襲われる。



 それは、普段の生活で「時」を流れるものとして捉え、意識しようとしていないからだ。


 締め切りがあり、今日中に仕上げなければならないという時、人はみな残り時間を計算し、作業を割り振ろうとする。

 だが、もし締め切りがなければどうだろう。

 適当に行い、先延ばしをするのではないだろうか。

 そう、時は無尽蔵にあるわけではないが、目に見えないものだ。

 それは逆に言えば、丁寧に大切に扱える人は、素晴らしい可能性を手に入れられるということ。


 では時の感覚はどう意識すればいいのだろう。

 どうすれば毎日の密度を上げ、「かたち」を残していけるのだろう。




 1日を1分として考えてみよう・・・・



 1か月が30分


 2か月が1時間





 2年は1日という計算


 1日が1分なら 睡眠時間は15~20秒程度

 毎日の活動時間は たったの40~45秒


 さあ勉強しようと 君は1時間頑張った

 それもこの時計では 2.5秒に過ぎない



 たったの0.8秒と 瞬きする瞬間で終わる



 入試まであと1か月と迫った受験生よ

 1か月というものを 長い期間と感じているだろうか

 この時計では 30分しかないぞ

 ほらまた1分 また1分 どんどん過ぎていく



 時は 逆戻し出来ない

 待ったも効かない

 今終了した1分をやり直すことは 誰にも出来ない


 時は未来を侵食し 過去を創造していく

 寸分の狂いもなく 記録を刻んでいく

 その過去の記録には 現在の在り方が そして精神が染み付いている

 有為であろうと 無為であろうと 記録は変えられない

 未来が貴重であるならば

 未来に可能性があるならばこそ

 人はみな 現在を精一杯生きようとする



 今 中学2年の生徒たちも

 たったの12時間で 入試の試験会場に座っている

 その試験は 12秒と短いものだ

 その短い試験のために 今が 現在が用意されている



 だから


 この時を 大切にしなければならない

 この時の密度を 上げていかなければならない

 この今の時に こだわっていかなければならない


 中学1年は24時間 小学5年でも2日間

 考えている時間も 迷っている時間もない

 時の速さは 疾風のごとく凄まじい

 それは カウントダウンに入って 初めて分かるもの

 あと5分 3分 1分・・・・

 焦りと緊張の中で 果たして何が出来るだろう



 ならば 短い毎日の中に 日々価値あるものを記していこう

 しっかり足元を見つめ

 遠い未来を手探りするのだ



 1日が1分の時計では

 先送りが効かない

 やり直しが効かない

 躊躇している余裕がない

 緊張の中で 無駄が消されていく

 それは人が本能で演じていく 無意識の行為だ


 この時計の感覚を よくイメージしたあと

 普通の時計に そっと視点を戻してみよう

 きっと

 いかに甘えが多いかということに

 いかに時を感じていないかということに

 今さらながら

 気付くだろう






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最終更新日  2007.01.23 04:39:55
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