GOAL通信

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2007.02.10
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カテゴリ: 学習方法



 親御さんとの面談でも、この話題はよく出る。

 「テストになると、うちの子は、つまらない間違いが多くて」

 本当はもっと知っているのに、本当は解けるはずなのに、間違えてしまうのだという。



 つまらない?


 つまらないって、どういうことだろう。

 挙句に、「先生、つまらないミスをなくす方法ってないでしょうか」

 などと、質問されることもある。

 私は苦笑して、いつも返答に困る。






 実力である。


 ミスを当然のように反復している、実力である。


 いわゆるケアレスミスというものは、油断によるアクシデントを指す。

 特異な例として捉え、データから除外すべき性質のものだ。

 《いつも》 ミスをするということは、常態化したデータであり、たまたまでも何でもない。

 また、同じミスを繰り返すのであれば、修正されていない欠点が露出されていると思っていい。

 「分かっているのに、失敗した」ということなのだろうが、失敗するということは、良く分かってない証拠なのだ。



 「つまらないミス」 とは、まことに聞こえがいい。

 考えてもみて欲しい。

 いつもつまらないミスで80点しか取れない。

 では、いつミスがなくなり、100点になるのだろう。



 失敗が常態化しているということは、作戦ミスなのだ。


 さらに点を取りたいのなら、リカバリーしない限り、いつまでも繰り返すだろう。



 漢字の 「てん」 が抜けて、×になった。

 小学4年の、簡単な掛け算を間違えた。

 文中書き抜きの文字を、一字書き間違えた。



 疑問文に 「?」 を書き忘れた。


 どれも確かに不幸だ。

 おそらく分かっているのに、失敗したと言うのだろう。

 だがいずれも分かっていないから×になるのだ。



 立派な力不足なのだということを、自覚しなければならない。

 なぜなら、テストの×は力不足と弱点の判定だからだ。

 仮に5-3を間違えたとしても、それが本人の実力なのだ。

 本当に 「つまらない・・・」 と言うのなら、次から完璧にすればいい。

 その作業をせずに、正しい分析もせずに、ミスを正当化していても成績は上がらない。


 本来の実力は・・・・

 こういう言葉はアベレージを残した者が言う言葉。

 自分の答案をよく見て、間違いのクセを分析してみるといい。

 親御さんも冷静に、厳しく修正に立ち会うべきだろう。



 もう一度言う。

 「つまらない」 などと言っていても、成績は上がらない。

 親御さんの言う「つまらない」は、往々にして自分の感覚で述べているものだ。


 「あんた、こんな簡単な計算、できるはずでしょ」

 「博という字にはテンを打つって、このまえ言ったでしょ」

 「この英単語、先週家でやったら書けたじゃない」


 よく考えてみて欲しい。

 あなたの子供は、果たして100%理解しているのか。

 ○をもらうことが、常識というレベルなのだろうか。

 「つまらない」 ではなく、「つまる」 ではないのか。


 作業のヒントは、そこにある。






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最終更新日  2007.02.11 00:11:49
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