GOAL通信

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2007.02.17
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カテゴリ: 生徒たち



 自習のあいだ、授業の前、そして授業後に居残りで。

 手が空けば質問攻めだ。


 こっちとしても解答を見ずに説明するわけで、真剣勝負である。

 私は普段から、「分からないことは何でも訊きに来い」と言っている。

 非常にいいことだ。


 ただ、すでに何回も説明している「ベタ問題」を、この時期に訊いてくるのはやや淋しい。

 それが意外と多いのだ。



 今日の《音の波形》の説明で、つくづく感じた。



 音の高低、大小の感覚が身についていない。

 だから波形で山の「高さ」などという表現を使うと、音の「高さ」と混同してしまう。

 長時間かけて、やっと理解できたようだが、理解を試す問題演習の必要を強く感じた。



 基本的な問題が出来ても、応用題になるとまったく解けない生徒もいる。

 自分のテリトリーを超えると、思考を放棄してしまう。

 音でも、弦の「長さ」「太さ」「張り」による「音の高低」の法則が分かっても、いざモノコードに重りがぶら下がってしまうと解けなくなる。

 いや、解こうとしなくなる。


 電流で「オームの法則」の基本は計算できても、回路図がちょっとイラストに変わっただけでミスが多くなり、グラフ問題が加わればもうお手上げ状態だ。

 直列、並列と、回路をつなぎ替えていく問題もそうだ。

 電力や磁界が苦手という前に、まずそこから治していく必要があるだろう。





 理科の入試では、条件を変えたときの比較を見る問題がよく出る。

 現象、原理、法則というものの、正しい理解が問われるのだ。

 いかに分析し、ヒントを探し、理由付けするか。

 数学の証明問題に大変よく似ている。



 「答えを見ても、なぜそうなるのか分からない」



 分かるかどうかは、解くための道具をどれだけ持っているかで、ある程度決まってしまう。

 だから知識を増やし、設問パターンごとの解法を訓練しなくてはならない。

 問題解法のレシピを記録し、何度も実演を重ねていくのだ。

 ファイルの数はそのまま力になって出てくる。


 ワンジャンルごと、何をどうやって勉強したらいいか分からないという質問も、結局同じ手順を踏むしかないだろう。

 まず基本知識や原理というものを、しっかり身に付けて欲しい。



 理科の公式は10個もないぞ。

 すらすら言えるようにしておきなさい。

 「湿度」「圧力」「熱量」「密度」「平均の速さ」・・・・

 公式知らなきゃ解けないぞ。





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最終更新日  2007.02.17 02:31:50
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