GOAL通信

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2007.03.02
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カテゴリ: 教育全般

こちらの先生 の記事を拝見して、なるほどと思った。


 先月の終わりごろの記事で、「子供の誉め方に」ついて述べられている。

 簡単に言うと、「子供との会話では、誉め言葉は最後に持ってくるように意識しよう」というものだ。

 例として、テストの点を見た時の感想の言い方が挙げられている。



 「英語はすごくいいんだけど、理科がね・・・・」


 「理科は悪かったけど、英語がすごくいいね!」



 いずれも、「英語が良く、理科が悪い」ということを言っているのに、聞き手の感じ方はまったく変わってくる。




 子供は、英語の得点を誉めてもらえると期待していたのに、逆に否定されたような格好だ。

 聞き手によっては、英語は「このくらい取れて当たり前」のようにも聞こえる。

 後者は、逆に、理科の悪い点を英語を誉めることで打ち消し、英語の良さがとても強調されている。

 聞き手にも、「よく頑張ったね」と誉めてもらったプラスの印象が残る。



 なぜ、ちょっとした言い回しで、こうも印象が変わってしまうのか。

 それは言葉の途中の「けど」という、打消しの表現に原因がある。

 打消しや否定の語は、その前の内容に掛かるものであり、後の言葉を引き立たせる。

 「AだけどBだ」は、Bに主眼が置かれた言い方というわけだ。



 なるほど、我々が普段使っている表現にも、確かにそういった感覚はありそうだ。

 言っている方は気付かなくても、言われた方の捉え方は大きく違ってくる。

 特に子供に対しての声掛けは注意が必要だろう。





 「お前は勉強はいつもダメだけど、性格はすごくいいよな」


 さあ、どちらの方が子供にプラスのストロークを与えるだろう。

 順序が違うだけで、同じことを言っているのである。



 いかに「誉められた」という印象を与えてあげ、次の行動へのモチベーションに繋げていけるか。

 大人の気配りひとつで、随分変わってくるのではないだろうか。



 結果に対し悪い点を強調しても、強い意欲は芽生えて来ない。

 いつもの感想の言い方について、ぜひ一度考えてみてはどうだろう。


 「前回より10点上がったけど、まだ平均以下じゃないの!」

 「まだ平均以下だけど、前回より10点上がったね!」


 もうお分かりですね。





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最終更新日  2007.03.02 17:58:52


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