GOAL通信

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2007.05.03
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カテゴリ: 教育全般

 これは、暫く前にある本で読んだ話だ。


 今の学校(小学校だったと思う)の、

 朝礼についてのエピソードだった。

 あるベテラン先生がしみじみと語っていたのを思い出す。



 朝礼の間、子供たちを観察していると、どうも落ち着きがないのだという。

 直立の姿勢を保持できないのか、体が左右に揺れている。

 右に左に、規則性もなく。


 ユラユラと。





 先生の話では、以前はこんなに目立たなかったという。

 ある程度直立の体勢を我慢できたというか、姿勢も良かったのだろう。

 視線も恐らく、壇上に向けられていたはずだ。

 それが今は、うつむき加減の子供が増え、姿勢の乱れが顕著になっている。

 縦の列が乱れるのも、常に前を見ていないから。



 これは想像だが、前習えをしても、ビシッと決まるまでに随分時間がかかるのではないだろうか。

 シャキッとしていない状態での整列は、ダラダラ感がどうしても拭えない。


 私の小学生時代の前習えは、とても機敏だった。

 トロトロしていたら、先生に怒られたものだ。

 今はどうなのだろう。

 何だかうつむき加減の子供たちの動作が、目に浮かぶようだ。





 それとも、壇上の先生の話に興味が無いということからくる、単なる姿勢の乱れなのだろうか。

 いずれにせよ、朝礼は朝に行うもの。

 学校生活の始まりとして、シャキッとした雰囲気でありたい。



 この先生の指摘には、表面的なもの以外に、何か大きな意味が含まれているような気がする。

 子供たちの、学校生活に向き合う「視点」というか、「エネルギー」というか。



 揺れている子供たちをイメージしながら、

 今の学校そのものの空気について、何か考えるものがあった。





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最終更新日  2007.05.03 22:57:10


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