GOAL通信

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2007.06.01
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カテゴリ: 学習方法



 得点のいい者はスラスラと書くが、得点の悪い者はすぐに書こうとしない。


 「まだ返されていません」

 「忘れました」

 「たぶん、これくらいだったような・・・」

 ごまかそうとする姿勢が見え見えだ。



 点を書かせる時は、いつもオープンでやっている。

 他人に見られないように極秘でやりとりするなど、一切しない。



 それが本人の姿勢から来た、戦績であり、現状だからだ。


 仲間より悪かったら、次回に奮起すればいい。

 負けることの恥ずかしさを知り、反省をエネルギーにしていけばいい。

 仲間より良かったなら、優越感に浸ればいい。

 それだけ努力したのだから。

 そして勝つことの方程式を、再び次のエネルギーにしていけばいい。



 試験の得点も教室にはどんどん掲示していく。

 自分と闘い、頑張った生徒には、その努力を形にして称える。

 だから90点以上は実名で貼り出す。

 先日の塾内テストでは、不合格者も実名で掲示した。


 まずいと思うなら、今日から考えを変えればいい。




 成績のいい者にとっての賞賛と勲章。

 そしてその逆の者にとっての刺激と触発。

 互いに揉まれ、上昇を目指すうえで、共通のモチベーションなのだ。



 試験の得点などというものは、本人次第でどうにでも変わる。




 100点を取る者は、100点に帰結すべく努力をしている。


 50点を取る者は、50点に帰結すべく努力をしている。


 だが、その時の本人の意識は大きな意味を持つ。

 「50点の努力しかしませんでした」

 「50点の努力をしました」

 「50点もの努力をしてきました」


 飽和試験対策量とでも言おうか。

 個人の引く技量のラインには、ものすごい開きがある。



 試験はいわば勝負の世界。

 力がなければ結果は出ないだろう。

 ではその力はどうすれば引き寄せられるのか。

 なぜこんなにも個人差がついてしまうのか。


 自分の引いているラインをよく観察してみなさい。

 冷静に分析してみなさい。

 みなが10やっているのに自分は7しかやっていない。

 それでは勝てないのだ。

 50点の答案は、その完成度の判定なのである。

 そうなるべく労力の注ぎ方なのだ。

 いくらやっても、50点が限界なのだ。



 飛躍したいのなら、労力の絶対量を増やさなくてはならない。

 ここまでという自分のラインを、再度引き直すのである。

 学び方を今までの延長線に置いている限り、いつまで経っても上昇はない。


 反省し、悔しい思いをした。

 ならば、次にすべきことはまず工夫だ。

 工夫し、方法を模索し、エネルギーのベクトルを変えていく。

 どうしたらいいではなく、目前の課題を叩きのめすことから始めるのだ。

 10やればいいのかな? ではなく、12、13と挑んでいくのだ。



 点数をカードに書く時、悪いとみっともない。

 また何か言われるかも知れない。

 だが、その恥ずかしさは誰のせいなのか。

 よく考えてみなさい。


 恥ずかしいのなら、自分で闘い、模索していくのだ。

 他人はヒントになっても、動くのは自分でしかない。


 順位の発表は、自分の相対的な力を知るためにある。

 得点の公表は、数値を反省として捉え、自己診断するためにある。

 手元の50点の答案と、塾内順位。

 それらをヒントにし、次に活かせるかどうか。

 それは、自らの意識変革にかかっている。



 50点はやがて、40点にも70点にも変わっていく。

 どっちに転ぶか。

 何だかんだ言っても、

 今日ひとつ目標を達成できる者が強いのである。



 点を引き寄せる起点は、今日であり、今なのだ。





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最終更新日  2007.06.01 03:21:32
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