GOAL通信

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2007.08.08
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カテゴリ: 生徒たち



 各教科とも、1年で延べれば相当な量だ。

 一つ一つが知識の宝庫であり、可能性を高める武器となりうる。


 しかしそれは、使いこなし、自身の血肉になればのこと。

 プリントを集め、溜め込んでいるだけなら、それはただのコレクションだ。



 300枚集まった、500枚集まった。

 何枚重ねようが、その数には何の意味もない。



 対策特訓で、膨大な量の資料が与えられる。



 何の気なしに眺め、指示された部分だけこなし。

 指示された文字を刻み。

 指示されたままの中途半端な塗り絵を作り。

 その他の大量の情報は、折り重なり、開きもしない。



 量を与えるということは、「使いこなせ」 ということだ。


 自力で 「命を吹き込め」 ということだ。


 昨日今日と続いた、中3特訓。

 プリントの答えを幾つか渡したが、一部渡していない部分がある。

 敢えて渡さなかった。

 昨年も、その前の年も、そうすることで生徒から反応があった。

 「先生、ここの答えください」



 自分でトライして、結果照合する。

 そのためには、解答が必要だ。


 だが、今年はそういう言葉がなかった。

 手をつけていない数十枚の問題。

 彼らは果たして家で開くのだろうか。



 そう思えてしまうことが、残念でならない。



 知識なんて、いくら集めてもクソの役に立たない。

 丁寧に扱い、きれいに保存し、積み上げていくか。

 コレクションが楽しいのならば、そうしていればいい。


 時間を使い、ヒントをもらい、1級の資料をもらいながら。

 その重みが分からないのなら、いつまでもそうしていればいい。



 プリントというものは、書き込みながら自分で価値を高めていくもの。


 有形のものを無形にし、頭に刻んでいくもの。



 破壊し、形を変え、ボロボロにしてみなさい。

 切り刻んでノートに張り、もう1枚要求してみなさい。

 そんな気力もなく、ただ眺め、君は何を目指している。



 可能性を拾うか、逃すか。

 目の前の知識の山が、君の明日を決めるのだ。

 まだほんの一部。

 そんなことも分からないのか。



 攻めてくる知識をただ集めるだけのコレクター。

 以前、 「知識のつまみ食い」 という記事を書いたが、もう一度読んで欲しい。

 どんなに素晴らしい知恵を授かっても、自分に取り込まなければ価値にならない。

 手段を講じ、頭に残さなくては価値にならない。


 糧にならないのだ。



 使い込むことにウェイトの9割がある。

 その意味を、必死にかみ締めてみなさい。

 受験生よ。





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最終更新日  2007.08.09 01:49:15
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