GOAL通信

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2008.01.08
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カテゴリ: 学習方法



 そういう空気を親が創っていくことでもある。


 子どもが 「学び」 へ自然に溶け込んでいける環境を、

 親が意識して与えてあげることである。


 子どもというものは、興味を持ち、様々なことを学びたがるもの。

 そのエネルギーを理解し、きっかけにしてあげる。



 機械が好きなら、ファッションに興味があるのなら、

 そこから学習のスタイルを見つけ、発展させていけばいい。



 学ぶという行為の深さは、そういう自らの意識によって培われていく。



 芽を摘んではいけない。


 教科書を開くことだけが勉強ではない。


 夢中になれることは、航海に出る前に船を点検し、道具を揃えるようなもの。

 自分でこだわり、準備し、第一歩に自信を込めること。

 ただ適当な船に乗せ、送り出せばいいというものではない。


 舵を取っていくのは、

 子どもなのである。



 小学校も高学年になると、

 何かやたらと詳しいものが一つはあるのではないだろうか。

 サッカー選手だ、ジャニーズだ。



 学習したからである。


 「そんな、どうでもいいことばかり覚える暇があったら、勉強しろ」

 親はその過程を知ろうともせず、きめ台詞を吐く。

 「勉強しなさい」 と親が漠然なことを言うたびに、

 子どもは勉強しなくなる。




 そしてそのヒントを、次へのステップにしていくことなのだ。




 全否定し、すべきことを指図する。

 親にとっては楽であり、安心な行為だ。

 だが、全否定された子どもはどうだろう。



 書店で1時間かけて悩み、やっと選んだ1冊の本。

 親に持っていったら、言われた。

 「何これ? あんた、もっとためになる本、一杯あるでしょ? もー、本もろくに選べないんだから。買うんなら、こっちにしなさい」


 子どもの気持ちが汲み取れるだろうか。

 親は普通に、普段の延長で語っていても、子どもはそうではない。

 自力でクリアする体験に、真剣に取り組んでいるのである。


 言ってはいけない 「セリフ」 と 「タイミング」 がある。

 この子は、もう二度と親の了解を得て本を買おうとは思わないだろう。



 過程にこだわるということは、この場合ならば、

 《何故この本を選んだのか》 を一緒になって考えてあげることだ。

 大人から見て改善すべき点があれば、ヒントとして与えてあげる。

 それが次へ繋がる学習になる。



 だが、絶対にしなければならないことが一つある。


 子どもが選んだ本を買うということだ。


 どんな本だろうと買い、部屋に持ち帰り、読ませるということだ。

 自分が選んだ本ならばこそ、責任を持って最後まで読ませる。

 そして感想を聞けばいい。


 凄く面白くても、つまらなくても、必ず検証してあげる。

 反省が芽生えれば、次はこうしようと思うだろう。

 期待以上の面白さならば、次はもっと発展させた本を読んでみたいと思うだろう。


 この一連のストーリーが、学習なのである。

 親が与えた代わりの本で、何ができるか考えてみよう。




 成長させるということは、本人に力を付けさせることだ。

 勉強好きにさせるということも、その方面での能力を磨くということ。


 学習においては、環境がとても大切だ。

 学ぶという空気が、家の中にあるだろうか。

 すぐ手の届くところに、「知」 を刺激する道具があるだろうか。


 親の接し方も、子どもにとっては環境の一部だ。

 普段の声掛けは、プラスに働く適切なものだろうか。

 振り返ってみる価値はあるだろう。



 家庭内にルールを作る。


 興味を育み、資質に繋げていく。


 自力でやらせ、結果を共有していく。


 大切な3点である。



 次回、家庭における具体例を列記したい。





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最終更新日  2008.01.08 11:41:20
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