GOAL通信

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2008.01.29
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カテゴリ: 生徒たち




 もちろん全員ではないが、軽く見ている者が多い。



 受験生たちの、私立高校の合否結果。

 未だに4名報告がなく、不明なままだ。

 昨日はそのうち3名が塾に来たにも拘らず、結局言葉はなかった。


 以前なら「どうだった?」と、こちらから訊いて回ったが、

 今はそんなことはしない。

 「結果報告」は、受験生の方からするものだと思っている。



 合否は自分だけの問題だろうか。




 少なくともここで指導を受け、その最終段階としての受験だ。

 どうだったかを正しく伝えることまでが、

 受験生、いや塾生としての一連の作業であろう。



 世話になった恩とかいう、大人の常識感覚ではない。

 立場と係わりにおける、「ルール」だと思っている。

 これから先、他者との関係においてしっかり守っていくべきもの。

 子どもならばこそ、大切にしなければならない。


 だから私から訊くことはしない。



 もし本人から言って来なければ、結果は空欄のままファイルされる。


 それが第一志望校なら、進路先不明として残るだけだ。



 何年も籍を置き、通ってきた塾。




 淋しくないか。



 家で親御さんが何と言っているかは知らない。

 伝えなさいと言われながら忘れているのかも知れない。

 だが、本人の、あるいは親御さんの口から報告がなければ、

 君の最後の記録ができないのだ。




 それは報告ではない。

 講師に伝えても同じだ。

 授業中、直接講師に伝えても、それは会話であり報告ではない。



 報告とは、この教室の責任者である私に言いにくること。


 君は私と面談し、この教室の仲間になった。

 授業、講習会、対策授業、試験、イベント、面談と進路相談。

 君の学びは、すべて私の責任で行ってきた。

 赤い励ましのコメントも書いてきた。


 この塾にピリオドを打つのなら、しっかりと記録を残して欲しい。

 ここが大事な空間であったということを、言葉で表して欲しい。



 呼び寄せ訊けば、結果は分かる。

 だが、そういうものだろうか。


 合格の喜びは、君だけで勝ち取ったものじゃない。

 大人への第一歩を刻む、今だから。

 君から動き、報告に来ることに意義がある。



 だから私からは訊かない。

 空欄のまま終止符を打つようになっても、

 ただ待つだけだ。

 ピリオドの前の言葉は、卒生自身が記す。

 それがこの教室のルールだと思っている。





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最終更新日  2008.01.29 12:07:37
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