GOAL通信

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2008.06.11
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カテゴリ: 学習方法



 試験の範囲表はまだ出ていない。


 実は定期テストの結果というものは、

 この期間の過ごし方で大方決まってしまうものなのだ。


 厳密に言うならば、範囲表が配られる前、一週間の過ごし方。

 君は試験を意識し、どんな過ごし方をしてきただろうか。



 範囲表が配られれば、みなが動き始める。

 まるで号令のように、計画を練り、提出物のチェックを始める。



 普段、部活と遊びに没頭していた者が、

 何やら急に色めき立ち、勉強らしきことをし始める。


 その時点から動き始めても、君は差を付けることは出来ない。

 差を付けるには、号令が出る前に自ら動いていなければならない。



 試験をあるレースとしよう。

 スタートを早く切ることは、もの凄く有利なことだ。

 他者がまだ気付かないうちに、自分だけ先に行ける。

 こんな分かり切っていることを、何故みんなやろうとしないのだろう。


 ギリギリまで楽をし、先送りし、

 実施の通達が出てから、さあどうしようと慌てる。



 試験範囲などというものは、前回の範囲を把握していれば容易に判断できる。




 さらに言えば、

 今回の期末の範囲が出た時点で、2学期の中間の範囲までもが分かるのだ。



 試験の対策やっているかと私が訊いたら、ある生徒が言った。

 「だって、まだ範囲もらってないから」

 範囲の配布は、勉強の開始の指示ではない。



 納得いく結果を得るにはほど遠い。



 対策勉強というものは、何度もやりながら次第にコツが見えてくるもの。

 前回の反省を踏まえ、どうしたらより効率が上がるか、

 自身で分析しつつ、高度な展開を求めて行かなくてはならない。


 その点が曖昧な生徒は、いつも同じ結果を反芻していく。



 対策に 「待ち」 はないのである。

 範囲表が出ていないということは、今動けば差を付けられるということ。

 今日、単語のまとめをするだけでも、

 仲間に一歩先ずることが出来るのである。



 試験後生徒に訊くと、

 今回は頑張ったのにあまり伸びなかったと言う者がいる。

 毎日何時間もやったのに、結果が出なかったと言う者がいる。


 彼らの共通点は、スタートが常に「待ち」になっている点だ。

 試験の範囲が手元に来て、告知を受け、

 すべきことを探しながらやっと行動に出る。


 みなと同じ集団でレースをしているから勝てない。

 号砲の前に動くのである。

 仲間が寛いでいる間に、リードを取るのである。


 一歩先を行くことで、余裕が生まれる。

 余裕によって、深さが得られる。


 普段の勉強で貯金が不十分ならば、

 このタイミングで一気に貯めるのである。

 得点を買うための準備を、

 誰よりも早く仕掛けるのである。



 今回はもう2日ほどで範囲が出てしまうが、

 次もその次も、そういう意識を持ち、

 自分と向き合って欲しい。





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最終更新日  2008.06.11 02:12:54
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