GOAL通信

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2008.09.14
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カテゴリ: 学習方法




 1本勝負なら、勝ちか負けだ。

 ならば勝つことを望む。



 だが2本勝負となると状況が変わってくる。

 勝ち負けの他に、1勝1敗の引き分けが起きる。


 この引き分けというものをどう受け入れるか。

 それは、その人の成長を占う上でとても興味深い。


 「引き分けなら十分じゃないか」



 こういった考えは素直に姿勢に出るものだ。



 結果が引き分けだった場合を考えてみる。


 負けなければいいという発想を持つ人は、

 引き分けを受け入れ、1本でも勝ったという部分に視点を向けることが出来る。

 こういう人は、守りを固めながら得たものを大事にし、堅実に伸びていく人。


 逆に、勝たなければならないという発想を持つ人は、

 1本勝ったということよりも、もう1本が負けたということに視点の大半が向いてしまう。

 常に緊張感を持ち、攻め続け、得たものまでを曖昧にしてしまう人。



 何が成功し、何が失敗したのか。

 その線引きをしっかり出来るかどうかは、次の戦いに大きな意味を持つ。


 引き分けは、五分である。



 その受け止め方により、本質的な勝負ははっきりとついている。



 勝ちを疎かにする人は、その勝ちが定着せずにグラついても気づかない。

 その分、次の勝ちを取りに行けばご破算になるのであろうが、

 それは生産性のない行為だ。


 1勝を大事にする人は、必ず伸びてくる戦略的な才を持っている。



 次の戦いにそのヒントを使い込んでいくことが出来る。



 3本勝負なら、普通は2本勝ちたいと思う。

 だが1勝2敗であっても、その1勝をどう見るかによって、

 次の行動が変わってくる。


 試験で失敗しても、その中で何か成功といえる手応えがあるのなら、

 大切にしなければならない。


 勝ちを前提とした勝負は、結果として負けを防ぐことに終始する。

 そうではなく、

 負けを前提とした中に、勝機を掴んでいくのだ。

 そして一つ一つの勝ちにこだわり、武器にし、次に繋げていくのである。



 これは本人だけでなく、周囲の考え方にも言えること。


 ○○を失敗したではなく、

 ○○は成功したという発想。


 周囲がどう評価し、どう視点を示してあげるかによって、

 次の一歩が違ってくるものだ。



 1勝1敗の状態には、君を成長させるきっかけが眠っている。


 なぜ勝ったのか、なぜ負けたのか。

 その報告を君の手で、頭にしっかり刻まなくてはならない。

 君自身がしなければならない。


 そして「勝った」というストーリーを大切に記録するのである。



 戦略というもの。

 それは、優位な部分から切り拓いていくものだ。


 君の今後のステップは、

 その小さな成功の第一歩にある。





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最終更新日  2008.09.15 00:32:08
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