GOAL通信

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2008.12.04
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カテゴリ: 生徒たち




 授業が終わり、一度帰宅した女子生徒。

 夜も遅く、私も一瞬躊躇したが、

 出した結論は、やはりお母さんの携帯に連絡を取ることだった。



 9月から教室で実践している「トライアル」。


 追試もなかなか合格に届かず、

 期末試験前には準備が不十分という理由で、二度先送りとなり、

 昨日がその結論を出す、約束の追試日だった。





 先送りにするのなら、期末の終わる翌日に追試をする。

 合格は100点。

 彼女もそれを承知し、期末の後に真剣に覚えることも約束した。


 塾生全員に示す通達ではない。

 私とその生徒の間で交わした、深い約束だった。



 私が電話すると、お母さんは明日受けさせるという趣旨を話された。

 私は、今日実施すると約束していることを告げ、

 もう一度教室に来てもらうことに了解を求めた。


 明日では意味がない。

 何日も前に、やる日は今日となっている。

 責任者の私と交わした約束の意味を考えて欲しい。




 二人で決めた、定められた日にやるのである。


 それが学ぶという姿勢。


 これから先のことを考え、私の結論は今日やるということしかなかった。

 11時だろうが、12時になろうが、待つつもりだった。



 「今日やることになっていますので、もう一度来てもらうことは出来ませんか」



 お母さんも、私がここまで言ってくることに何かを感じられたのか、

 了解してくれた。



 数分後、彼女は再度来塾し、追試を受けた。

 結果はここでは触れないが、彼女はどう思ったのだろう。


 この追試はただ慣例でやっているのではない。

 今後の試験を視野に、必要だから提示している。

 私もいい加減な気持ちで取り組んではいない。

 だから決められた日が、ルールであり実行日なのだ。


 猶予を与えた後の、明日では意味がないのである。



 学ぶということは、計画と実践の連続。

 期限までにどう仕上げ、どう纏め上げていくかは、

 君の問題だ。


 100点が合格点ならば、その点を取るために手段を選び、

 自分で汗を掻かなくてはならない。

 そして締切日に、

 どこまで達成出来たのかを正直に判定しなくてはならない。

 誤魔化しはきかないのだ。



 1年後に受験を迎えるときに、

 試験を一日ずらしてくれとは言えない。

 定期テストも、提出物も、定められた日があるだろう。

 その前提をしっかり守り、自分を制御していくことの大切さを、

 君に苦労させることで理解して欲しかった。



 私が、「じゃあ明日に」 と言えば、

 君は成長できない。

 きっとそれが普通と感じてしまうだろう。

 だから来てもらったのだ。


 厳しくしているのではない。

 その姿勢が、学ぶという行為の 「軸」 なのである。


 理解し、送り出していただいたお母さんには、感謝したい。



 ここで仲間として頑張ってきた過去とは別に、

 君のために譲ってはいけないものが、

 許してはいけないタイミングが、あるのである。


 君は自転車をこぎ、再度来てくれたが、

 分かってくれただろうか。


 君の闘いは、明日からもまだまだ続くのに・・・・





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最終更新日  2008.12.04 02:45:37
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