GOAL通信

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2009.01.03
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カテゴリ: 学習方法



 早期に立て直していかないと、後で大変苦労することになる。


 定期試験で点が取れなければ内申は伸びず、

 その2教科のために9教科合計はいつも低迷のままだ。

 段階を追って合格可能性を把握する北辰テストでは、

 5教科と限定されるだけに、もっと影響が大きい。

 この2教科のために合計偏差値が10変わることもある。


 高校入試も理社は英数国と同じ配点。



 志望校のランクを限りなく落とすことになるだろう。

 どんなに英語が出来ようが、国語が得意だろうが、

 勝負は5科の合計で決まる。

 行ける高校が理社の出来栄えで、否応なしに限定されるのだ。



 予め分かっていることなのだが、

 みな何故か「理科・社会」に力を入れようとしない。


 理社は暗記すれば何とかなると思っている。


 じゃあお前は、その暗記とやらを必死にやっているのかい。

 適当に騙し騙しやっていると、修正不能な巨大な墓穴を掘ることになると、

 ここに忠告しておく。



 親御さんも、数学の成績が低迷すれば真剣になるが、



 ちょっと努力し暗記すれば点が取れる。

 そう思ってはいないだろうか。



 今、受験生たちは追い込み期で、理社に懸命に向き合っている。

 今まで疎かにしてきたハンディを背負いながら頑張ってはいるが、

 なかなか伸びていかない。




 理科・社会はそう短時間で一気に完成できるほど、表面的な教科ではないのである。

 理解し、使いこなせるようになるまでに、

 最も時間のかかる教科なのだ。



 数学に積み上げがあるように、

 理社にも、理論、関連、流れ、思考という深い柱がある。

 その柱をしっかりと築いていかなければ、点は取れないのである。


 レンガで例えるならば、

 数学や英語は、寝かせたレンガを上に重ねていくようなもの。

 一段目を強く安定させることで、上の知識も安定していく。


 だが理社の場合はそうではなく、

 立てたレンガを貼り合わせて形を作っていくようなもの。

 まず土台を築き、そこに貼り合わせたものを並べていく。

 前後にどんどん貼り合わせ、互いに横の関連を大切にしていく。


 この意味合いが分かれば、

 理社の実力は、その接触面の面積と、

 配置による繋がりの機能差で決まるということが、理解できるのではないだろうか。



 理社学習の基礎は、自宅で得ることができる。


 時間をかけろというのではない。

 視点を見直し、学ぶことの価値を見い出して欲しいのである。


 常識ともいえる基本的な知識すら持っていない。

 もしそうならば、親子でじっくりと学びまとめていく時を作るべきだ。


 埼玉県の隣の県を知らない。

 中国の位置が分からない。

 水の沸騰する温度を知らない。

 太陽がなぜ動くのか分からない。

 こういう状態で受験を迎えればどうなるかということに、

 強い危機感をもって接して欲しいのである。



 ぜひ家庭で教科書を軸に、基本知識の確認を進めて頂きたい。

 後に必ず大きな武器になり、ハードルを楽に越えられる時が来るはずだ。


 もう一度言うが、

 理科・社会は、短期では完成できない。


 仮にどっぷり漬かってやるなら、

 他の教科にかける時間を大幅に削らなくてはならない。

 受験前に慌ててバランスを失うかどうかの、カギを握っている教科なのだ。


 理社は日々の取り組みが成績を決定付けていく、

 地道な努力が結果を生む、素直な教科なのである。


 冬休みに残せるものを、今からでも描き直してみよう。





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最終更新日  2009.01.03 18:05:05
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