GOAL通信

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2009.03.15
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カテゴリ: 学習方法




 どれだけやったかという 「量」 によって決まる。


 「量」 よりも 「質」 だと解釈している親御さんも多いと思うが、

 この仕事をしてきて、たくさんの子どもたちの事例に接し、

 やはり 「量」 をこなした子どもたちには、共通した強い安定感があった。



 運動にしても特殊な技術にしても、

 何度も練習し、習慣化していくからこそ上達していく。

 そこには省エネで済ませる近道などない。




 5回やそこらでは職人にはなれない。

 反復し、改善を重ねてきたから、一級品を作り出せるのである。

 今日出せと言われて、出せるのである。



 学習というものは深く、広い。

 子どもたちは学ぼうとする時に、何をどうすべきかという方法論を考えがちだ。

 だが実はこれがいけない。


 「どうすべき」 「何をやるべき」 と思案するのではなく、

 「こうすべき」 「これをやるべき」 と、前進していける発想を持ってみる。

 目の前に課題が5種類あれば、

 その一つにまず取り組んでいくのである。

 あれもこれもと考えている時間があったら、一つでも進んでみることに、





 「うちの子は机に向かってはいるけど、勉強の仕方が分かっていない」

 よく親御さんから聞く言葉だが、仕方=技術と捉えるのではなく、

 向き合っている時間にどれだけ「攻める勉強」をしているかという、

 姿勢と全体量ではかってみることが大切なのである。


 食事の時に様々な料理がテーブルに並べられ、



 どれから食べようかと、何十分も長考する者はいないだろう。

 まず何かから食べなくてはいけない。

 その順番に決まりはなく、

 食べるという行為があり、最終的に何をどれだけ食べたのかが分かればいい。



 学習も同じで、

 どれをやろうかと考える前に、ペンを持ち、解いてみるのだ。


 覚えなくてはならないものが現れれば、

 後でやろうとせずに、すぐ覚えるのである。


 その消化していく姿勢が、次の行為を生み、

 全体の制覇へと繋がっていくのである。



 机に向かっている割には成果が出ないという者は、

 大抵が 「つまみ食い」 のような、浅い気移りする勉強をしているものだ。

 10種類のものを中途半端に寄せ集めても、

 頭には理解という信号は刻まれない。


 今日何を勉強したかをじっくり振り返ってみよう。

 曖昧であったり途中であったりするのなら、

 端からつぶしていくやり方を意識してみたい。



 とにかく解き、覚え、次へと前進していく。

 選り好みせずに片っ端から処理していく。

 分からなければ解説を読み、また先へと視点を移していく。


 徹底して攻め続け、何度も往復していくのだ。

 それは時間を掛けることによって、必ず手応えへと発展していくだろう。



 計算を1000題解いた者と、50題しか解いていない者。

 暗記を20回繰り返した者と、2回しか繰り返していない者。

 どちらが安定した成績を示すか理解できるのなら、

 その行為に賭けてみるのである。


 学びの 「質」 を追求する者は、短時間でやった気になっているが、

 実は定着の根がない、挿し木のような状態だ。


 根は 「量」 を捌き、様々な状況を細かく経験していくことによって、

 自然とつき、太くなっていく。


 時間を掛け、何度も攻めていく姿勢をぜひ意識してみたい。





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最終更新日  2009.03.15 12:13:00
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