GOAL通信

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2009.08.02
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カテゴリ: 学習方法




 それは言い換えれば、「視野を広げ、囲い込む」ことでもある。



 伸びていく生徒はこの囲い込みが上手だ。

 ある知識を得たなら、そこに関連情報を結合させていく。

 そして複数の情報を多方向に使える「ひとつ」として括っていく。


 対して伸びない生徒は、括るという習慣がない。

 あるいは極めて乏しい。

 視点が常に「点」であり、一方向の知識を追っている。

 情報が分散していくため、量が増えるとお手上げになる。






 理科で気体の発生の問題があったら、

 出来ない生徒は、その実験のことを一生懸命に覚えようとする。

 亜鉛とうすい塩酸で水素が発生する実験では、

 その三つの要素(物質) だけ を懸命にまとめている。


 出来る生徒は、その他の気体にまで視点を広げていく。

 酸素はどうだろう、二酸化炭素はアンモニアはと、

 代表的な実験を含め、「気体の発生」というひとつの囲い込みに発展させていく。

 そこには他の化合や分解の実験、さらに2分野の光合成、

 置換法、確かめ方、水に溶けたときの性質、試薬の色変化と、

 大きな腕が何本も描かれていく。



 社会でも国語でも、英数であっても、基本的に同じである。

 括るという発想があるかないかで、定着は大きく変わっていく。



 私はよく「一覧にしてまとめなさい」と言うが、

 まさにその作業が括るということだ。


 平安時代の宗派で「天台宗」「真言宗」が出てきたら、



 今、平安時代の問題を解きそこに視点があっても、情報として括るのである。


 そういう広く囲い込んだ一覧リストがどれだけあるかで、

 知識の精度は大幅に変化していく。



 化学反応式が書けないという生徒は多いが、

 高校入試では全部で12程度しかない。

 酸化銀だけ覚えるのではなく、その12通りを一気に一覧にするのである。


 それを「ひとつ」として捕まえるのだ。



 目の前の課題や知識からどれだけ広い視点に持っていけるか。

 点ではなく線の中に集めていく。

 そんな学習を一度意識してみよう。


 ばらばらなものを一点に集めることは、

 記憶の安定や、使い比較していく理解そのものに高い効果がある。





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最終更新日  2009.08.02 14:25:20
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