GOAL通信

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2009.11.18
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カテゴリ: 未分類




 理解していたのに、答案には的外れな解答を書いてしまった。

 「よく問題を読まないからだ」と指摘しても、

 こういうクセはなかなか治らないものだ。



 試験で納得のゆく得点を刻んでいくには、

 何よりもこの呪縛から抜け出さなくてはならない。


 私はよく設問に「線」や「印」を付けながら読めと言うが、

 回答風景を観察していると、実際に忠実に守っている者は少数だ。




 私はそういうシーンを見つけると、解いている途中であっても、

 問題番号に×を付けたり、指示用語に線を引いて気付かせるようにしている。

 いきなりヒントや正解は語らない。

 まず自分で気付けと仕向ける。


 生徒は指摘を受け、もう一度問題を読み直す。

 大抵がそこで気付き、正解を導き出している。



 試験というものは、問いの一字一句にこだわらなくてはいけない。

 流して読み、先入観で答えるのは、タイムトライアルだ。

 20問、30問の試験なら、

 何を問われているのかを把握し、それに沿って答えるのが基本だ。


 こういった見落としによるミスを防ぐためにはどうすべきか。





 よく読まずに答えようとする生徒には、特徴がある。

 彼らは「これって、こう答えればいいんですか?」

 といった質問をよくする。

 問題文に書いてあるのに、よく読んでいないのだ。


 私はこういう質問には一切答えない。



 すぐ救いを求めるクセを、根本から治さなくてはならない。



 問いの指示に対しても、ラインを引いて確認しないので、

 的外れな解答を平気で書いている。


 今、中3理科ではイオンをやっているが、

 不慣れな用語ということもあり、解答の精度が極めて悪い。


 何を聞かれているのか。



 「何というイオンか」  水素イオン

 「イオンの記号で答えよ」 H+

 「何という物質か」  水素

 「化学式で答えなさい」  H2

 「原子記号を書きなさい」  H

 「イオンの式で表せ」  HCl→H+ + Cl-

 「陽イオンは何か」  水素イオン

 「イオンの名称を答えなさい」  水素イオン

 「電離のようすを式で表しなさい」  HCl→H+ + Cl-

 「化学反応式で表しなさい」  2HCl→H2 + Cl2

 「どんな物質か化学式で示せ」  H2

 「またイオンの記号で表せ」  H+

 「何という原子があるといえるか」  水素原子

 「気体の化学式を書きなさい」  H2



 微妙な紛らわしい問いだが、

 よく見ると、表現を変えただけで同じことを聞かれていることに気付く。


 こういう問いかけの部分にこだわって欲しいと思う。



 やはり線を引き、自問自答しながらチェックすることだ。

 失点は注意力というよりも、むしろ、

 定石どおりに解いているかという「作戦」の緻密さにかかっている。


 目で追ってはいけない。

 どう答えているか、授業でもう一度確認しよう。





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最終更新日  2009.11.19 02:12:10


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