GOAL通信

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2010.05.11
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カテゴリ: 生徒たち



 教室には31人の中学生がいた。


 連休明けの最初の授業。

 2週間ぶりにクラスの仲間と顔を合わせ、笑顔がこぼれる。

 連休中に頑張ったという自信と、

 何気なく置いてきてしまった時の重みを感じているような、

 そんな表情や仕草が、教室にあった。



 全員で一斉にトライアルを行い、

 それぞれの答案が埋まっていった。





 空欄だらけなら、なぜそうなのかを判断するのは君だ。

 隣の友が答えている基本問題。

 君が答えられない理由は何なのか、

 この2週間の足跡を振り返ってみればいい。



 足元を固めない限り、安定などない。


 どんなに格好つけたって、ふらついた姿勢では戦えない。


 そんな当たり前なことも、

 実際に埋められないという恥をかくことで、少しずつ解っていく。



 追試は来週だ。

 そこでどこまで這い上がって来れるか、

 きみの格好よさは、結局そのエネルギーの大きさで決まる。




 基本や常識が埋められなかったのなら、

 埋められる知恵を蓄えて再度席に着けばいい。



 自信に満ちた表情で、ペンを操っていく。


 それが格好いいというのだ。



 文句ばかり言い、逃げている者よ。



 ハードルから近付いてくることはない。

 ハードルの方から、越えてくださいと低くなることなどないのだ。


 越えるために何をすべきなのか、

 頭を使ってみなさい。

 そこに、君が明日から学んでいく肝のようなものがある。



 頑張ってみな。

 頑張るべきタイミングで頑張ることには意味がある。

 採点した答案は、君が次に来たときに渡す。


 今日もまた第2班が、連休の成果を背負い挑んでくる。

 追試は来週。

 すべて居残りで行う。


 中間が迫っていようが、残って闘ってもらう。

 中間の範囲を含むこの土台すら描けずに、

 何が試験勉強だ。

 真剣に試験対策を考えて消化しようとしている者は、

 こんなハードルなど一気に越えて行けるもの。

 時間を大切に感じるのなら、自分のために仕上げてきなさい。



 親に迎えに来てもらう君。

 何度も迷惑掛けるなよ。



 自信に満ちた表情で、ペンを操っていく。

 それが格好いいというのだ。



 与えられた試練を真剣に受け止め、きっちりとクリアしていく。

 それが、格好いいというのだ。







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最終更新日  2010.05.11 02:44:06
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