GOAL通信

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2010.05.15
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カテゴリ: 学習方法




 試験の前そいつは重宝され、みんな必死に眺める。

 何でここが出るの?

 マジで~? まだ授業やってないじゃん。

 なに、この提出物、終わんないよ~。


 品評会が始まる。


 だが、試験に何が出るのか、

 あるいはその当日に何を提出しなくてはならないのか、





 教科書の太字が出ると書いてあれば、

 太字の語句を書けるようにしたい。

 プリントのナンバー5~9から出すとなっていれば、

 そこを懸命に練習したい。


 直前の君たちはまるで右へならえのように、

 範囲表と睨めっこし、ラインを引き、

 ここを押さえねばと、必死に表面的な技術をこねくり回している。

 試験前夜には再度眺め、提出物の最終チェックをしている。




 さあ、試験が終わった。



 君は範囲表をどうしているだろう。



 あれだけ何度も眺め線を引いた範囲表。



 君の周りに大切に保管されているだろうか。


 試験が終わればもういらない。

 そういって、ゴミ箱の中に変形して眠っていないだろうか。



 試験の結果が返って来て、検証する時、


 範囲表は、






 君がそれをどう使い込み、どこまでこだわれたか。

 その深さと正確さを、

 範囲表は無言でジャッジしている。



 ワークの9Pと書かれていて、そこが出た。

 配布プリントの5から出すと書かれていて、

 その問いが解けなかった。

 用語は漢字で書けるようにと記されているのに、

 自分の答案はかなで書き、3問もバツになっている。



 クリアできたものも、見落としたものも、

 その事実を検証するのは君だ。


 範囲表を座右に置き、

 対策が正しかったのか、それとも不十分だったのか、

 しっかりと判定を下していく。



 すでに試験が終わっているならば、

 君はもうどうでもいいことと思っているだろうが、

 この作業を最後まで記録できるかどうかは、

 次の展開を180度変えるほどの流れを生む。


 試験終了の解放感とともに範囲表を捨てていては、絶対に知り得ない、

 作業過程の緻密さがある。


 数値に対するこだわりがある。



 君はどうだろう。

 しなければならない項目が印刷されている範囲表を、

 試験後にもう一度見て、

 返された得点の理由を考えたことがあるだろうか。



 事前に、10書かれたうちの8しか出来なかった。

 だから今手元にその得点がある。


 ならば残りの2をどうすればよかったのか、

 その仮説を立て、真剣に次回のエネルギーに転換していくこと。

 それはとても大事なことだ。



 範囲表は試験の後で、

 君の行動を振り返る基準になる。


 何割到達出来たのかという、手順書になる。



 範囲表は、

 頑張ったよと「漠然」と語る君にとって、

 次の一歩を定めていくための、

 大切なジャッジなのである。



 試験後こそ、線を引くものなのである。


 安易に捨ててはいけない。







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最終更新日  2010.05.16 01:17:07
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