GOAL通信

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2010.05.19
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カテゴリ: 生徒たち




 ウェストミンスター宮殿のビッグベンの音色。

 学校でもおなじみのその音が教室に響くとき、

 君たちの姿勢が一変する。



 道具を仕舞い、手にしたペンの先が追試答案に向けられる。

 終了のチャイムから2分後。

 教室にあるのは、真剣な表情で問題を追う仲間たちだ。


 私が巡回し様子を観察する。




 やらねばという観念のような空気の中に、

 君たちの「頑張ったんだよ」というメッセージがある。


 隣と話す者はいない。

 言葉の代わりにペンで文字を刻みながら、

 自分だけで向き合っている君たちがいる。



 前回空欄だらけだった答案が、一気に埋まっていく。

 凄いスピードだ。


 分からないと投げていた問いに、

 計算のメモが書き込まれていく。


 20点しか取れなかった。

 最初に知った自分の非力を、





 追試の目的は空白を埋めること。

 未完成を知り、完成を目指すこと。

 その過程に君だけの発見があり、成長がある。


 一回やり、復習を指示するだけでは到達できない、



 それぞれが自力で掴もうとしていく。


 みんなやる。

 みんなが自分と闘っている。

 うそだろ、あいつが家で練習してきたなんて。


 その刺激が、次の行動の輪を広げていく。



 答案を回収して思う。

 君たちは無限の可能性を持っているのだなと思う。


 ペンを持ち型にはまる君たちは、とても格好いい。

 どうすれば点がとれるのか、

 その回答は、答案を埋めていく速度の変化によって、

 すでに君が感じていることだろう。



 反復することによって頭に残っていく。

 達成を目指し、そいつを前提にすることで、

 無理だと思えたポイントまで辿りつける。


 その手応えをしっかり覚えておいて欲しい。


 あらゆる学習におけるヒントが、

 その手順と手応えの中にある。





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最終更新日  2010.05.19 02:52:45
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