GOAL通信

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2012.02.22
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カテゴリ: 生徒たち



 希望校調査と比べ、総志願者がかなり減っている。


 公立受検が1回だけになったという制度変更を踏まえ、

 最後の判断で、私立高校への流出が起きたのではないだろうか。

 前回の希望校調査と比較しても、

 高倍率校は軒並み倍率を下げている。



 受験生たちは自分の志望校の志願倍率が気になるだろう。

 だが、あまり数値に惑わされて、




 高校受験は、基本的に倍率で合否は決まらない。

 ボーダーを越えられるかどうかという、

 得点の合計で決まる。

 倍率が少し変動した程度で、

 ボーダーはそう大幅に変わったりはしない。


 もちろん、内申の持ち点も加味して考える必要があるが、

 倍率の上下によるボーダー変動など、

 せいぜい当日の試験の全教科合計で「1問」か、

 多くても「2問」程度の得点と思っていい。



 高校受験の場合は、



 それだけに、平均点から合否ラインあたりには、

 1点ごとにもの凄い人数が集中することになる。


 例えば500人受検する高校の得点分布を想定してみると、

 突出した成績の特例を除けば、

 ほとんどが50点程度の範囲に集中していると考えられる。



 得点のピークの部分では、恐らく1点に15人程度、

 ボーダー付近でも1点に10人前後はいると考えられる。


 1問4点の問題を失敗すると、

 10×4=40人分の順位を落とすことになるのである。


 それを考えると、倍率がいかに意味をなさないかが分かると思う。

 受験は得点の積み重ねで成り立っている。

 「1問=40人分」が志願者数の何倍分に相当するか考えてみよう。


 当日、1問の得点を大事にすればいいのである。

 3問ならおよそ100人分に相当することを頭に入れておこう。



 志願先変更が今年は2回用意されているが、

 受験生たちには安易に「易きに傾く」ことのないことを期待したい。


 この2回の変更機会というのもよく分からないが、

 合格可能性の高い高校に何度も変更が行われることで、

 その高校の本来の第一志望の受験生が減っていく。

 高校にとってもプラスがあるのだろうか。


 最後に、

 今回かなり低い倍率が出ている高校があるが、

 倍率が下がったからと安心してはいけない。


 上位校からの流入もあったはずで、

 それでも倍率が下がったということは、

 下位層が抜けていったことを意味している。

 ということは、全体のレベルはむしろ上がっている可能性がある。


 低倍率だといって気を緩めると落とし穴がある。

 志願先変更により、

 さらに上位者が移動してくることも想定内だ。

 気を付けよう。



 君の、学習の仕上げのリズムは、

 順調に刻まれているか。

 入試当日の1問にこだわり、

 今まで通りの歩調を緩めてはいけない。











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最終更新日  2012.02.22 13:07:08
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