GOAL通信

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2012.03.03
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カテゴリ: 教育全般



 受験生たちは気になるところであろう。


 私なりの分析で予想点をまとめてみたい。



 まず、自分の専門である理科・社会の平均点。

 理科は移行措置が前面に出ていて、驚きのひと言だ。

 昨年よりもさらにその色が濃くなっている。

 出題形式が記号選択ではなく、記述が多かったので、

 暗記の差がはっきりと出ただろうと思う。


 移行措置の配点分は、



 何と32点にもなる。

 昨年もそうだったが、ここまで出題する意図がよく分からない。

 今回は特に原理や法則などではなく、

 暗記で差が出る2分野が多かったので、不適切極まりない印象だ。


 移行措置を入念に指導してくれた学校ならばいいが、

 軽く流され、教わっていない生徒も多かったのではないだろうか。

 「ゼニゴケ」と「イヌワラビ」の知識に11点配分するのなら、

 もっと科学的思考を問う問題が作れただろう。


 年末特訓や理社のラストランでは、移行措置を随分入念に指導した。

 「しゅう曲」「小笠原気団」「胞子」

 「維管束がなく根茎葉の区別がない」などの記述や、



 繰り返し練習した内容が出題された。

 「対流」もラストランの用語チェックで確認した。

 ここまでで22点の配分に当たる。


 また、入試の前日に来ていた生徒に渡した移行措置プリントには、

 しゅう曲・水溶液の粒子の均一なモデル図・濃度、さらには、



 その後解答と照合しながらしっかりやった生徒には、

 ボーナス得点だったはずである。


 さて肝心の予想得点だが、

 移行措置に記述が多く、通過率が下がると思われる。

 文章記述の配点は昨年より1点増えたが、問いが細かくなり、

 移行措置記述の増加もあり、総合的にほぼ昨年と同程度の通過率と思われる。


 大問別で見てみると、

 大問1は、移行措置記述が2問あり、難化。

 大問2は、昨年の岩石・火山と比べ、捻りや移行措置の分、やや難化。

 大問3は、ゼニゴケの8点があり、難化。

 大問4は、昨年の化合に比べ、濃度・溶解度の計算があり、難化。

 大問5は、昨年の滑車・エネルギーに比べ、点が取り易く、易化。


 このように、全体で見た場合でも難化の傾向にあり、

 昨年の平均点「45.2点」を下回ると予想する。

 恐らく、「42~44点」程度が出るのではないだろうか。


 私が出ると予想した「電流と電力・熱量」については、

 繰り返し強調したようにそのまま「水温上昇」の問題で出題された。

 直列・並列によるワットの変化など、

 イメージ通りの的中である。


 天気もマークせよと指示したが、気団については随分練習したので、

 みな出来たと思いたい。

 しつこくやった「しゅう曲」「蒸留」「濃度」などは出来たかな。


 理社ラストランにしっかり参加した者は、

 そこで触れたものが結構出来たのではないか。

 総合するともの凄い配点になる。

 特に移行措置が答えられた分、有利だったはずだ。



 社会は文章記述の問題がやや易化した印象だ。


 ただし完全なベタ記述は「参勤交代」「拒否権」だけで、

 他は文章力が問われるだけに、

 どう部分点がもらえるかで結果が変わってくる。

 みな諦めずに解答用紙を埋められただろうか。


 入試直前に何度も強調したように、部分点の蓄積が大きいのである。

 2点×3問で最低50人は順位が上がる。


 全体的に設問には極端な捻りや応用は少ない。

 裏をついた問題は「歴史」に幾つか目に付いた程度である。

 通過率で想定してみると、

 地理がほぼ横ばい、

 歴史が難化、

 公民は横ばいからやや易化の印象。


 全体では、昨年の平均点「57.5点」をやや下回る程度、

 「54~56点」あたりが出そうな感じだ。


 社会も年末や理社ラストランで取り組んだものがかなり出ていた。

 正距方位図法の方位、雨音図の読みとるポイント、

 地図記号(博物館・水準点)、地形図の実際の距離計算、

 平清盛=大和田の泊(兵庫)、参勤交代の文章記述、

 農地改革の民主化内容、国会・内閣・裁判所の仕事、

 円高・円安の概念、総会および安保理の拒否権の説明、

 高度経済成長期の出来ごとと年表、地方自治は民主主義の学校、

 近郊農業の文章記述。


 これらは繰り返し触れ、頭に入っていたはずだが、

 さあどうだっただろうか。

 相当強調して出るぞと言ったものもあったはずだ。

 ひとつふたつでも、

 強調した部分が点に繋がっていることを願っている。



 数学は昨日も書いたように、難化の色が濃い。

 移行措置の問題が複数あり、

 練習不足の生徒は失点を重ねたのではないだろうか。


 昨年難化が進み平均点が「40.4点」だったが、

 それを下回ると30点台が出ることになる。

 生徒の反応も一律「難しかった」であり、教科担当の判定も加味すると、

 「37~39点」程度ではないだろうか。



 英語は設問パターンに変化がなく、

 特に前半は解き易い内容だったようだ。

 大問3が科学についての内容で、

 苦手な生徒はテーマや専門用語に戸惑っただろう。


 英作文は条件指定という新パターンだったが、

 1・2で部分点は取り易い構成ではある。

 全体的に昨年の平均点並みか、やや下回ると予想する。

 昨年「47.4点」に対し、「45~47点」程度だろうか。



 国語は大幅な変化もないので、平均点もそれほど変わらないだろう。

 作文は昨年よりも書き易いテーマであった。

 だが採点基準で考えると、点数的には大差はなさそうだ。


 漢字も「荘重」以外は平易である。

 漢文が出題されたが、返り点の平易な問題のみで、

 通過率は高いだろう。


 全体的にやや易化した感じがする。

 昨年「52.7点」に対し、「55~57点」と予想する。



 予想点を平均値でまとめると、以下のようになる。

 +-は、対昨年平均点。


 国語  56点 +3.3点

 数学  38点 -2.4点

 英語  46点 -1.4点

 社会  55点 -2.5点

 理科  43点 -2.2点

 5科 238点 -5.2点


 県の予想が279点なので、それよりも41点も低い。

 県は昨年に比べて約36点もプラスと想定しているが、

 どう見てもその根拠は見当たらない。

 まあ238点というのは私の予想に過ぎないので、

 確証は一切ないのだが。


 偏差値別の得点ボーダーは明日書く。







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最終更新日  2012.03.04 04:05:27


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