GOAL通信

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2012.04.28
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カテゴリ: 生徒たち



 理科の授業で、生徒が言った言葉だ。


 Hさん、Iさん、二人揃って笑顔で語ってくれた。

 今までまったく解らずに投げていたものが、

 急にふっ切れるように解ったようだ。


 本当に嬉しそうだった。


 「湿度は何%か」

 「露点は何℃か」



 「8℃まで気温が下がると発生する水滴は何gか」


 椅子と人の数を例に、箱と饅頭の数を例に、

 いろいろと説明を加えていった。

 器がどれだけで、そのうち今どれだけ埋まっているのか。

 器に空いている隙間はどれだけなのか。

 小さい器になったらはみ出るのはどれだけなのか。


 気温15℃の飽和水蒸気量20、

 露点8℃の飽和水蒸気量10、

 気温5℃の飽和水蒸気量7のとき、

 気温が15℃から5℃に下がったとき発生する水滴の量。



 10-7=3だということに気付いてくれた。


 露点のときの飽和水蒸気量=実際に存在している水蒸気量。

 これが分かればどうってことはない。

 もともと10しかないのに、13も出るわけがないのだ。

 椅子20に対して人10が、椅子7に対して人10になるのだから、



 理科ではその数値が水蒸気量として使われているに過ぎない。


 この意味が解ったのか、二人揃って冒頭の言葉を発してくれた。


 「解くのが楽しい!」


 解ればどうってことはない。

 その後も類題を解いたが、

 回数を重ねるごとにより正確になっていった。


 日曜の北辰で出るといいね。

 きっと正解できると思う。


 「解くのが楽しい!」

 訳が分からずに詰まらなかったものが、

 ちょっとしたことで理解に繋がっていく。


 こういう笑顔があるから、

 きっとこういう笑顔のために、

 今までも、これからも、生徒に向けて熱い説明が続く。







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最終更新日  2012.04.28 02:37:43
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