GOAL通信

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2012.06.03
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カテゴリ: 教室の運営




 毎年生徒や親御さんに伝えているのですが、

 「塾日程の決まり」というものがあります。

 昨年の同時期の記事に詳しく書いてありますので、

 それを再度掲載しておきます。


 上のお子さんで経験されている方はご存じかと思いますが、

 特に初めての方は、間違いのないように確認をお願いします。


・・・・・・・・





 修学旅行の振替え授業は、

 地元に居ない日(1日目と2日目)について行います。


 ですから、「出発前日」と「帰って来た日」については行いません。

 その日は教室にとっても特別な日ではありませんので、

 当然普通に授業があるからです。


 「明日早いから」「さっき帰って来て疲れたから」という理由は、

 もう7ヶ月後に入試を控えた受験生には通じないセリフと解釈しています。


 その厳しいラインを受け入れ体験していく、

 第一段階がいよいよ始まったのだと思ってください。



 今日ボードに「修学旅行帰宅日も塾があります」と書き、

 皆に確認させました。

 ちょうど来週の金曜がその日です。


 相当文句が出るだろうと思っていましたが、さほどでもなく、

 むしろ頑張るぞという姿勢が感じられた生徒もいて、

 大変嬉しく思いました。



 「出発前日」と「帰って来た日」が特別な日ではないというのは、

 君は今、この地元に居るだろうということです。

 ここに居て来ることが可能なのに、他のことをしていていいのだろうか。

 くつろいで、八橋を食べていていいのかということです。


 体調不良ならば仕方がないですが、意識で解決できる問題ならば、

 今日の塾カレンダーはどうなっているのか考えて欲しいのです。




 旅行初日、二日目の振り替えで日程がパンクしていることも背景にあります。

 だからできる日には実施するのです。



 以下に2年前と3年前の記事を載せておきます。


 中3のこの時期に一体何が求められているのか、

 よく読み、趣旨を受け止めていただきたい。





・・・・・・・


 『ここに来ることで進歩が生まれる』 (2009.6)


 塾は定時に始まる。

 決められた曜日の、決められた時間に始まる。


 みなスケジュールを組み、授業を受けにやって来る。

 体調の悪い者も、

 いや、中には負傷した足を引きずりながらやって来る者もいる。

 病院に寄り、遅刻しながらもやって来る。


 何かを探しに、そして来ることで何かあるはずだと、

 いつもの座席を求めに来る。



 この教室の今日の出来事は、来た者にしか分からない。

 素敵な収穫も、大事な通達も、

 攻めることも、攻められることも、

 感動も、ふと湧き上がる笑顔も、

 ここに来た者にしか体感できない。

 明日には復元できない熱い時間がある。



 修学旅行の帰宅日に当たる生徒が、二人とも欠席した。


 この件に関しては毎年ここに塾の姿勢を書いている。

 数年間の6月同時期の記事を左袖から拾って欲しい。

 ぜひ拾って欲しい。



 私が毎年語っていることは、

 今日の授業は、君らのために今日開かれるということだ。


 夜ギリギリに帰ってきて疲れている。

 そんなことは分かっている。

 その状態の中で君らがこの教室をどう感じるか。

 行かなくてもいいものなのか、行くべきものなのか。

 私はその判断を、受験生だから君らに託したいのだ。


 親御さんから欠席連絡が来れば、私は気持ちよく受け入れる。

 塾は強制される修練の場ではないから。


 でも、それでいいのだろうか。


 私の考えは、例え残り30分であっても来るべきというもの。

 その30分に代わりの利かない可能性があるかも知れない。

 そいつを君が拾いに来るのだ。



 ほんの一つでもいいではないか。

 疲れながら掴んだものを、しっかり持ち帰ればいいではないか。


 日ごろ抽象的に語られる「頑張る」という言葉。

 頑張るということは、そういうことではないのか。

 如何に挑戦できるかということではないのか。

 そう思うのだ。



 教室に来た生徒のうち何人かに、トライアルの追試を実施した。


 「え~っ、今日やるんですか」

 「勉強してないからやっても無駄ですよ~!」

 「95点もいくわけないじゃん」


 試験は授業後の居残りで実施だ。

 予想どおりの文句が交錯する中、事務的に用紙を配って歩く。

 強い拒否反応をしていた生徒も、試験が始まればペンを握り必死だ。

 自然と、解くという空気が創られていく。


 それでいいのだと思う。


 決められた日に、決められたことに取り組む。

 君らは攻め込まれたかも知れないが、

 今日ここに来たから、その経験を真剣にこなすことが出来た。



 結果云々ではないのだよ。


 やることをやる。

 それが君らの成長を後押しするのだよ。


 この教室に来て、その日の作業をしっかりこなしていく。

 やがてその大切さが分かる日が来るだろう。



 受験生たち。

 攻めるか、攻められるか、

 その記録は君次第でどうにでも変わっていく。


 今日来なければ、君らは追試の答案を埋めることはなかった。

 答案の一字一字は、君が真剣に向き合った記録なのだ。


 教室で手にしたものを、ぜひ大事にして欲しい。


 君らは試練の中に、自分の一歩を刻んだ。

 その時の空気を思い出して欲しい。



・・・・・・・


 『すべきことは・・・・ 』 (2008.6)


 9日はT西中の修学旅行の帰りの日だった。

 塾は、その日の夜も授業を行う。

 毎年そうしている。


 関西から電車で揺られ、最寄り駅に着くのは授業の開始の少し前。

 みんな家に着くや、テキストを手に急いでここへ来る。

 中には家に帰らず車で直行する者もいた。


 授業があれば、疲れていてもここに来させる。

 それがわが教室の慣習であり、

 親御さんにも理解と協力を頂いてきた。



 私がなぜそういった仕組みにこだわるのか。

 それは彼らが受験生だからだ。


 君らはもう中2ではない。

 半年後には高校の出願先を確定しなくてはならない受験生なのだ。

 修学旅行は学校行事だが、受験はそれを超えた次元で訪れる。


 確実に訪れる。



 時間をどう使うかは、君の問題だ。

 塾は君が来る前提でメニューを用意して待っている。

 それは、今日という日は二度とないことを踏まえた、君のためのメニューだ。


 君らは受験生。

 定時に20分遅れた。

 だからどうしたと言うのだ。


 ここに、この街にいるのなら、足を引きずっても来いよ。

 駅で解散した時に、学校行事は終わっている。


 違うかい?


 塾長は、来れる可能性があるのなら、君らが来るものと信じていた。



 どうしてそこまでこだわるのか。

 部活の引退も近づき、本格的に受験にシフトしていく時。

 中間の反省を抱え、期末まで2週間強の今。

 君がすべきことは、君自身が一番知っているはずだ。


 ここに来て、自分のために執念を見せる。


 受験を乗り切っていく勉強魂は、

 ここに足を運び向き合うことで、可能性とともに鍛えられていく。

 違うかな。



 今回の対象者は5名。

 来たのは、1名だった。

 休むという連絡が入ったのは2名。

 他の2名は、連絡すらない。

 休んで当然とでも思っているのだろうか。



 連絡を入れた1名が言っていた。

 みんな休むってことで話がまとまったと。


 君らは帰りの電車の中で、闘わず逃げることを算段した。

 そして休むことを前提で、家に直行した。


 そりゃあ家に帰って風呂入って、飯食って、早く寝たいだろう。

 でもさ、

 今日の夜7時半から9時半。

 君らの居場所はどこなのだよ。


 家で疲れを癒し、お土産を食い、談笑している時間なのか。



 なあ、受験生。

 受験ってやつはな、逃げやしないが寄っても来ないぞ。

 君が少しずつ踏ん張り、努力を蓄積し、近づいていくものなのだよ。

 毎日が勝負なんだよ。


 甘え、楽を求めるのは簡単だ。

 だが、その小さなことが、やがて歪みになって出てくる。


 今日すべきことは、今日消化していく。

 かりに理解が不十分であっても、

 実行したという達成感が次に繋がるのだ。

 だから、定時には君はここにいなければならないのだ。


 残りが30分であろうと、20分であろうと、

 ここでテキストを開き、教わり、解かなくてはならないのだよ。



 今からじゃ、もうあまり時間ないですよね。

 そう電話口で言った君。

 君はいつから終了の合図を自己管理するようになった。


 チャイムが鳴るまでの時間も、延長の時間も、

 すべてこの教室が君に対して決めること。

 休む口実として、君が都合良く決めることではない。



 1名は親御さんから休むという連絡が来た。

 疲れているのは分かるが、どうしても来れないほどだったのか。


 実際に会っていないので、お叱りを受けるかも知れないが、

 特別な日として、甘えを許したとしか思えない。


 家の考えに対しては、私は介入できないので、

 親御さんの言葉には従う。

 だが私がなぜこだわるのかを、ぜひ分かって欲しい。


 特別な日ではないのである。



 昨年の同時期に、同じような記事を書いている。

「ドラマはここにある」 という記事だが、

 ここで語っている趣旨を、理解していただきたい。


 受験を乗り切っていくスタートとして、今日がどういう意味を持つか。

 いやー参ったなという経験や苦しみが、心を作り、

 突き進むきっかけを生むのである。



 この年は、後日もうひとつ別の問題が起きた。

「意識のズレ」 という記事に書いたが、

 これは女子生徒だった。

 私は吼えているが、

 自己管理と意識が、受験期にいかに大切かを分かっていただきたい。



 今年の君らには、事前に帰宅日に授業をやると告げた。

 間に合わずズレ込んだ分は、補習等で埋め合わせる。


 だが時間内はここに来て、君のすべき作業をせねばならない。

 それが受験生のルールなのだ。


 遅れたのならば、荷物を持って直行しなさい。

 君と同じ部活の先輩たちもみなそうしてきた。


 眠ければ、ここに来て、うとうとしなさい。

 空腹ならば、ここに来て囓りなさい。

 家でくつろぐのと比べ、果たしてどちらに可能性があるか。


 空白を作ってはいけない。

 収穫云々ではなく、来て頑張ったという記録を残すのである。

 それが安心になり、明日の動力になるのだ。



 私が帰る時、他塾の生徒を見かけた。

 君らと同じ学校、学年の生徒たちだ。

 ジャージの色で判る。


 旅行の荷物を持ち、遅くまで頑張っていた同級生がいる。

 この街にいるのだ。

 君はその時間、何をしていた。



 根性という言葉は今や死語かも知れないが、

 君次第でどうにでもなるのだよ。


 もう受験生。


 親御さんも含め、

 すべき線引きを、分かっていただきたい。






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最終更新日  2012.06.03 11:39:11
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