GOAL通信

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2012.07.13
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カテゴリ: 教育全般




 大きな波の後ろに続く小さな波のように、

 伸びた後には、何故か低迷する時がやって来るものだ。



 成績なんて、そんなノンストップで伸び続けるわけがない。

 分かっているはずなのに、周囲は期待してしまう。


 350点が380点になった。

 親はもう少し頑張れば400点が取れると思う。

 「取れたらいいね」 ではなく、「取れるものだ」 と思い込んでしまう。

 そこに320点という結果が届く。





 干渉し言葉が飛び交う度に、リズムが狂っていく。

 やがて、子どもに芽生えていた次のステップへの力が弱まっていく。


 ベストの点を基準に考えるから、無理が生じる。

 ベストの結果をよく振り返り、次の試験へのヒントにしていけばいいのに。

 少なくとも周囲は、そういう立場で接してあげたい。


 320点にもヒントはある。

 なぜそうなったのかを、しっかりと記録していけばいい。

 明確な理由があれば改善できる。

 自分を見つめる作業は、とても大事なことだ。



 成績というものは、波を持っている。


 大きな波の後ろに続く小さな波のように、



 成績なんて、そんなノンストップで伸び続けるわけがない。


 分かっているはずなのに、周囲は期待してしまう。

 成績表のコメントには辛辣な言葉が並ぶ。

 責め立てることで一気に開花することなどないのに。


 言葉を添えるのなら、

 「頑張ったよね」か「頑張ろうね」のひと言があればいい。

 過程も結果も、本人が一番知っているのだから。



 常に伸び続けるには、

 常に前回を上回るエネルギーを投じていかなくてはならない。

 そんな高度成長を一人で維持していくのは、奇跡に近い。


 踏み込み頑張れば、足踏みも訪れる。

 比重を変えたり計画を工夫したり、手を打った後には、

 リスクを伴う結果が待っているかもしれない。


 高度成長のあとに不況があるように、

 ビッグウェーブのあとに引き潮があるように、

 勉強にも 「待ち」 のタイミングがある。



 その 「待ち」 を、「待てる」 人は、後に成功する人だ。


 苦しくても踏ん張り辛抱すること。

 それがやがて、好転を生んでいく。


 逆に、待てずに慌て、いじくり回してしまう人は、

 せっかくの上昇機運を逃してしまうことが多い人だ。 


 親を初めとし、周囲の人たちがどうサポートしてあげられるかで、

 子どもの明日からの足場が変わっていく。



 成績が伸びない時にどう対応すべきなのか。

 強い干渉、強制、環境の激変など、

 親の意思を投じても好転する期待はまずない。


 教材を買いあさり、通信教育・塾・家庭教師などを次々と替え、

 勉強についての管理をいかに強めても、それがいかに正論であっても、

 子どもが上昇へのトレーニングに自ら能動的に参加しない限り、

 プラスへの変化は厳しいだろう。

 いじることによるマイナスも考えるべきだろう。



 それよりも現状の中で、今までやってきた環境や手法を守りつつ、

 次の展開の力になるものを加算していく方法を取ってあげたい。


 勉強はトランプのように全とっかえはできない。

 必要なものを守り、改善すべき部分を良化させていくという、

 待ちの姿勢により築かれていくものなのである。



 待ちは確かに不安だが、辛抱の後には必ず好転する時が来る。

 実際に今回の期末にも、前回の中間にも、

 待った後の開花がいくつもあった。



 成績は長期戦なのである。

 だから、好不調の波を強引に変えようとするのではなく、

 良い結果を引き寄せる方向でいたい。


 そのために辛抱と努力が必要なのである。


 子どもにも、周囲にも。







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最終更新日  2012.07.13 10:37:46


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