GOAL通信

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2015.07.05
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カテゴリ: 学習方法
 成績の伸びる生徒は、〇を大事にする。


 試験が終わるとみな×にばかり目が行き、
 間違いを直し、弱点を克服しようとする。
 親も、先生もそれが成績を伸ばす定石だと説明する。
 私は以前、その考え方に異論を唱えたことがある。

 ×の処理に明け暮れると、大きな弊害が生まれる。
 決定的な弊害は、
 「何ができたのかが分からなくなる」ことだ。

 その両者をバランス良く検証し、ファイルしてこそ、
 次への効率のよい準備が実現できる。

 ×にばかり視点を向けていると、
 〇は出来て当たり前の脇役になっていく。
 出来たという評価が薄れ、
 失点ばかりがクローズアップされていく。

 試験とは本来〇が主役であり、
 成功部分を糧にしていくべきものだ。
 失敗を見直し、次に繋げていく。
 確かにそれも大切なことだが、
 同時に試験そのものを一つの作品として捉え、

 そして、評価を与えていかなくてはならない。

 その作業が希薄な者は、
 「直す」という行為が試験の本質と思い込み、
 常に失敗に怯えている。
 そして、やがては、勉強自体が味気ないものになっていく。


 評価としての〇を大事にする。
 言い換えれば、〇という結果や経緯をものにしようとする。
 成功したという体験を大切にするから、
 それがまた、次への工夫へと再生されていく。

 ×と向き合うことが試験だと思っているのなら、
 そしてそれが成績アップの近道だと思っているのなら、
 一度考え方をリセットしてみよう。

 ×を縮小させるのではなく、
 〇を拡大させるという発想。

 防御ではなく、攻めていく。
 出来た部分をしっかり財産にし、中核となる軸を据える。

 成績の安定には、必要なことだと思う。





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最終更新日  2015.07.05 18:23:35
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