GOAL通信

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2018.08.02
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カテゴリ: 学習方法
夏期講習の4日目。

 午前午後を問わず、長い時間自習している生徒も増えました。
 それぞれの努力が成果につながることを期待したいと思います。

 学んだことは定着するまで繰り返すのがコツです。
 100問解いても解きっぱなしの一方通行では、
 知識は機能的に蓄積されていきません。
 安定した理解を得るためには、何度も戻りながら点検を重ねることです。
 以前「皿回し」の話を書いたことがあります。


・・・・・・


 変なおっさんが出てきて、1枚ずつ棒を使って回していく。
 20枚ほど回すと、最初の方が失速し、落ちそうになる。
 観客が指差し、騒ぐが、おっさんはワザとじらして、ギリギリでリカバリーに回る。
 そんな一進一退を繰り返し、最後は全部回すという大道芸だった。
 今思えばすべて作られた演出だったのだが、子供の私には何故か強い印象が残っている。
 失速し、ゆらゆらと揺れる、今にも落ちそうな幾つもの皿。
 まるで断末魔のようなその皿が。

 学びの世界における「攻め」と「守り」。
 皿を「知恵」に例えれば、どれだけの知恵を生かしているかということに似ている。
 「守り」に徹する者は、一つ一つが慎重であり、なかなか先に進まない。
 10枚も回せば、背後が気になる。
 何度も戻り、エネルギーを注ぎ直し、20枚あたりで限界が来る。
 失敗を恐れ、伸び切れないタイプだ。
 「攻め」に徹する者は、大胆にどんどん進んでいく。
 一気に30枚も回し、後ろを振り返ろうともしない。
 ふと、気がつくと、すでに何枚かが消えている。
 目先に追われ、フォローを忘れた姿がそこにある。

 この両者のバランスが、うまく操作できる者は強い。
 「攻めと守り」というものは、結局その按配が生命線なのだろう。
 50枚の皿を同時に回すには、技術が必要だ。
 その限界量は、ラインをどこに置くかで決まる。
 知識の場合もまったく同じだろう。
 限界などというものは、自分の意識でどうにでも変わる。
 50なら50、100なら100、1000なら1000なのだ。

 夏休みが来る。
 君はこの夏に、何枚の皿を同時に回せるだろう。
 今にも失速し、消えそうな知識はないだろうか。
 エネルギーを注ぎ、復元させるタイミングをよく観察しよう。
 君の牙城はどこまで堅牢か。
 それは「攻めと守り」のバランスが決めることだ。
 100の知識が同時に回転した時。
 君はきっと、
 方法論というものを語りたくなるに違いない。

・・・・・・

 勉強は復元操作の在り方がとても大事だということです。
 攻めるときには攻め、守るときには守る。
 この配分がどうなっているかを意識してみましょう。
 夏休みもおよそ3分の1が終わろうとしています。
 これまでの努力を振り返り「復元」させていくタイミングです。





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最終更新日  2018.08.04 09:30:00
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