ヨレヨレお散歩日記

2004年07月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
発覚してから、けっこう時間が経ってしまったけど。
白骨温泉の入浴剤事件。呆れた。けれど驚かなかった。
むしろ「やっぱりね…」と納得。

去年の今頃、まさにあそこの公共野天風呂へ入ったけど、
お湯にパワーがなかった。あれだけ有名で人気の温泉なのに、
箱根あたりの蒸気造成法で人工的に作っているお湯みたいで。
入浴後、「なんかイマイチだね」
「わざわざ入りに来たいほどのお湯じゃないね」と
コソコソと話していたことを思い出す。


洗い場がないから、みんな直接温泉にドボン。
しかも後から後から、雪崩のように人がくる。
いくらかけ流しでも、あれじゃ不衛生だと思った。
聞けば、連休の時などは、あの風呂に入るために行列が出来て、
何十分も待つのが当たり前なんだとか。

歴史ある温泉地に行けば、必ず「温泉神社」がある。
温泉祭りもあったりする。
別府の共同浴場には、小さなお薬師様がまつられていたりする。
昔から日本人は「温泉」が「地の恵み」だと理解して、
神仏(=大自然)に感謝する心を持った民族だったのに。
いつから、着色してゴマカしてまで、金儲けするようになったんでしょう。


入浴剤(イオウ成分が強いらしい)を、
ずーっとかけ流しにしていたっていうことは、
排水はどーなってたんだ?
そのまま川に垂れ流しですか?
それって明らかに自然破壊でしょうに。


「こうなったのは、お客が白濁湯にこだわるからだ」とか、
「客へのサービスのつもりで悪意はなかった」とか。
アホですか?

実は、草津温泉もお湯はスバラシイが、
温泉旅館の評判は概して良くない。
「お湯」に魅力があって集客できる温泉地の旅館は、
やたらと料金を高くするばかりで何の企業努力もしない。
ロクなサービスをしなくても、後から後から客が来る。
こうなると人間、堕落してしまうもんなんだろうか。
白骨温泉は「温泉」そのものを軽んじて商売に走ったことで、
手痛いしっぺ返しを食らったわけですが。

ただ客の方も、もう少し「温泉」を理解すべきだとは思う。
温泉はあくまで「生き物」「ナマもの」。
中身で勝負するべきものだ。

たとえばレストランに行って、食材は新鮮じゃなくてもいい、
皿やグラスがピカピカでキレイで、インテリアがオシャレなら
それで満足…っていう人は、白骨温泉みたいな温泉でも
十分に楽しめるんだろうけど。

ラクーアとか大江戸温泉とか、
箱根や熱海の巨大温泉ホテルとか、
もともと「循環、水増しだけど、スパ施設と
なんとなーく温泉地っぽい雰囲気でリラックスしよう」
という場所ならともかく、
山奥の秘湯だ、源泉かけ流しだ、神秘的なお湯だ…と、
「お湯の中身で勝負」しているように見せかけて、
実は温泉のことなど愛してもいなければ、
自然を守ろうという意識もなく、
ただ金儲けだけを考えている温泉地は悪質だと思う。





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最終更新日  2004年07月22日 00時04分45秒
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