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2008.06.30
カテゴリ： エデュテイメント
妻はＰＴＡの親睦会、という日があった。
家に帰っても晩飯がないので、ちょうどその日が出張だったこともあり、
知り合いに会って一緒に食べるつもりでいた。
しかしその予定が変更になり、結局一人で晩飯を食うことに。
その時にいたのはちょうど秋葉原である。
さてどうしよう。
都内で一人の自由時間というのは実はありそうでない。
ぜひとも有効に使いたいぞ。
ということで映画を見ようと思い立った。
しかし本屋さんで上映予定をチェックすると見たい映画がない！
見たかった「」はほとんどの映画館で終わっていたのだ。
やっているところもあったけれど、時間と場所が合わなかった。
じゃあ映画はパスだ。とにかくメシを食おう。
一人でしか行かないようなお店で晩飯を食うかね。
うーん、よし、ラーメンだな。
でも東京周辺でうまそうなラーメン屋さんなんて
それこそいっぱいありすぎる。どこへ行って何ラーメンを食うのだ？
本屋さんでラーメン店を調べたものの、絞りこめない。
そもそも雑誌で紹介されているラーメン屋は
調べているうちにラーメンを食う気がだんだんなくなってきた。
なにか他にあるような気がしてきたからだ。
でもその他といったって何だ。中華、パスタ、和食？？？
もう考えるのが面倒になってきて、結局昔行ったことのある
ラーメン屋に行って食った。何かしっくりこないまま。
選択肢が多いというのは良し悪しだなあと。
特に自分は好き嫌いがないから、何料理でもＯＫ。
何をしても、何を食べても、どこで食べてもいいという状況は
自由度が高すぎるのだ。
で、迷っているうちにだんだん選択肢の幅が狭くなる。
時間がなくなるからだ。すると焦りが出てくる。
これは人生の縮図だなあと思ったよ。
現代は選択の自由がありすぎる。
結婚相手にしても、仕事にしても、住む場所にしても。
もちろんそれは良いことなんだけど、同時に悩む。
何が正解か分からないからだ。
いや、そもそも正解なんかないのだ。
何が重要かというと、何でもいいから早く決断すること。
しかし、たとえそれが分かっていても、人は迷うんだな。
知っているんだよ、決断を早くしたほうがいいって。
でもね、って話である。
晩飯のときに、どこで何を食うかも迷っているくらいなのだ。
人生という進路で迷わずにいられるもんかっての。
ユーロ決勝はトーレスの天才的なゴールでスペイン
記憶に残る美しいゴールだった
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