メルシーの“わ”○
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台風一過、皆さんの地方は大丈夫ですか?メルシー一家の住む庄内川流域は大変なことになってしまいました。9月20日13時30分ごろ、小学校より『午前11時55分に,○○小学区に庄内川氾濫の恐れがあるということで避難勧告が出されました。学区の一部には,すでに冠水している地域もあります。児童については,下校を見合わせております。児童だけでの下校はできない状況です。保護者がお迎えに来ていただける場合は,全学年,午後1時30分からお迎えをよろしくお願いします。教室までお迎えをお願いします。すぐにお迎えが無理な方は,都合がつき次第,至急お迎えをお願いします。○○小学校は,避難所になっておりますので,避難される方も児童のお迎えをお願いします。』とのメールに気づく。同じ職場の同級生のママ友から連絡あり「みんなまとめてお迎え行ってこようか?」ってでもお外に出しっぱなしのメルシーが気になって自分も迎えに行くことに・・・職場から学校までは車で10分程度の距離だけど、すでに渋滞で30分くらいかかって到着。学校の玄関で違うママ友に出会い、「××さんちの横の広い通りはもう水に浸かってるから行っちゃ行けないよ!」って・・・「えっ、家から200メートル位しかないじゃん!!」職場のママ友の家は冠水した道より更に向こう・・・。心配になって電話すると、「ダメ、道路腰まで浸かってる・・時間の問題かも・・・」「・・・とりあえず、学校で会おうね!」って電話切って、子どもたちに「大事なものは全部2階に運びなさい!」「ランドセルもだよ!!!」一応念を押す母・・・外は広報車が『避難勧告(指示かも知れないけどよく覚えてない)が出ています』と巡回してて緊急車両もあちらこちらに・・・急いで荷物まとめて車に積もうとすると、ずぶ濡れの泥ピレメルシーが私より先に門の外に出てしまい車の周りをノーリードで右往左往、メルシーが乗れる準備はまだしてなかったのでしょうがなく後部シートに押し込み荷物を積み込む。この時点ですでに私はずぶ濡れ。更に荷物を積んでいると、涼しい顔してパパ友が避難しに家の前を通りかかったので「大丈夫?」って聞くと「オレの軽自動車、水没しちゃった」って・・・・家の前の道はまだ側溝にも余裕がありまだ大丈夫っていう思いもあったけど、とにかく先に子どもだけでも避難、車に乗り込んでしまったメルシーは後で考えよう。避難場所の体育館はまだ人が疎ら、子どもの次は・・・車だ!高台のパパ友の家ノ前に停めさせてもらい・・・あっメルシーどうしよう。まだ暑いから車の中は無理だし・・・後部シートを見ると泥で汚れた不安そうなメルシーの顔・・・やっぱり自宅の2階しかない、苦渋の決断。もう一度家に戻り、ゲージを運び2階にメルシーを連れて行き、冷房をかけ電気もつけて、再度家を出発。メルシー偉い!鳴かなかったね!外の道路は足首まで水が来ていて、本当にヤバイって思ったよ。ずぶ濡れになりながら車を停めた高台から体育館にもどると『△△さんちは水が来て停電したよ!」って聞くとまた不安。また家に戻ると雨が小降りになって足首まであった水は引いていてちょっと安心。小さな体育館にピーク時は300人ほど避難してきたらしい。子どもたちはキャンプか合宿気分。18時30分ごろカンパンの配給があり、カンパン初体験の子どもたちは「美味しくない・・・」とあたりまえでしょ!美味しいお菓子でも食べててよ!雨も小康状態になるとボート救助してた地域もあっという間に水が引いたらしく、自宅待機許可がおり(2階にいてくださいって言ってたけど)徐々に帰宅していく人々。夜中に子ども起こして再避難すること考えると自宅に戻る決断が着かず、でも携帯で予想降雨量みて友達家族みんなと自宅に戻る決心をして帰りました。庄内川流域の低い地域に住んでいるのでこういう日が来ることは念頭においてはいましたが、怒涛の一日でした。
Sep 21, 2011
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