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会社から帰ると謎の封筒が届いていた。早速、作業を開始するのだ。先日購入した中古のHD600。ヘッドバンドのパッドが完全にへたっていたのだ。このクラスならイヤーパッドは交換可能なんだけど、ヘッドバンドのパッドは交換可能なんだろうか?と、思いながら調べてみたら何とHD600は交換可能なんですわ。実用的ですわぁ。なのでアマゾンで値段を調べたらサードパーティ品が送料込みで250円というのが見つかった。送料込みで250円って安すぎでしょ。んで、届いたのは良いけど、一体どうやって交換するんだろうか?ネットで調べたらちゃんと交換作業を紹介しているページを発見。こんな時はネットのありがたみを実感。そして折角だから自分も備忘録を兼ねて交換作業を記録しておくのだ。まずはバンドの端にある「made in irelamd」と表記されてるプラスチックの止め板。これを取り外す。方法はマイナスドライバーを差し込んでくぎ抜きの要領で「エイヤ」と外す。折れるんじゃないかと不安になるが、これしか方法はないみたいね。思ったよりソフトな素材で、割れるより躊躇してゆっくりやってもプラスチックに変な曲がりや折り目がつく可能性もあるから気合と度胸あるのみ。パカっと外れます。そしたら古いパッドを抜き取りましょう。これは簡単ですわね。しっかしヘタり切っているわね。中のスポンジが加水分解しきっているんでしょう。全然、山がありません。新しいパッドをガイドレールに沿って滑り込ませるのですが、ここで少しだけ注意。ヘッドバンドは目いっぱい伸ばした状態にしておきましょう。良く見ると金属板に四角く出ている部分があります。バンドを目いっぱい伸ばしておかないと、この出っ張りが邪魔してパッドが入っていきません。最初は良く見えなくて「何で入らないんだろ」と悪戦苦闘してしまった。最後に外しておいた止め板を戻してお終い。止め板は片方を入れておいて、残りの側を指で押さえればパチンと入ります。HD600はそれほど本体が重くないから、ヘッドバンドがへたっててもそれほど困らないけど、やはりリフレッシュすると一層愛着がわきます。このような経年劣化する部分を交換できるのって実用的ですわ。ますますファンになりそう。
2017.03.16
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モダンクラシックカメラ。美しい響きだ。現代から見るとクラシックだが、クラシックカメラに入るには若輩者というカメラだ。それじゃクラシックカメラとの線引きはどこかというということになるが。乾板カメラとフィルムカメラという線引きもあるし、木製カメラと金属カメラという分類もある。そこでカメラ屋が一番商売しやすい時代をボーダーにしている。つまり極めてムニャムニャなものなのだ。んで、35㎜レンズシャッターカメラでボディが金属製のマニュアルカメラはモダンクラシックに分類される事が多いようだ(違うかもね)。んで、このカメラに話を戻そう。リコーが誇る超ヘビー級レンズシャッターカメラ「リコー999」である。うーむ、何と恰好良いネーミングだ。銀河鉄道999がリコー999の名前をパロったというのは有名な大嘘だが、このスタイルを見ると「さもありなん」と思えてしまう。名は体を表す、実に未来的な名前にふさわしいボディスタイルである。特に魅力的なのが正面から見た姿だ。銀塩カメラの代名詞ともいえる黒色シボ皮が貼られておらず。銀色に輝くパネルが張り付けられている。でかいボディとシャープなエッジラインはV8エンジンを積んだアメ車を彷彿とさせて実にマッチョだ。シャッターボタンは三角錐でボディ上部ではなく正面に配置している。この三角錐が未来的なボディに実によくマッチしている。巻き上げレバーは底部に配置し、軍艦部はすっきりさせている。このスッキリ感がまたモダンだ。逆光対策なのか、良く見ると、ヒサシみたくファインダー上部が大きくせり出している。このオーバーハングなデザインも999の尖がったスタイルにお似合いだ。更に恰好良いのがリコー999と書かれたパネルだ。そしてこのパネルを跳ね上げるとセレン受光窓が現れる。モダンクラシックカメラの美しさを阻害しているのがセレン受光窓なのは衆目の一致するところだが、999はきちんと対処している。隠すだけじゃなくて、パネルにデザインして逆にチャームポイントにしている。何てセンスが良いんだ。さて、レンズ周りを見てみよう。装着されているのはリケノン50mm f1.9。なかなかの大口径レンズだ。このカメラが普及クラスよりワンランク上の立ち位置なのが分かる。レンズ基部にある気になる謎のレバーを説明するのだ。このレバーを引いてレンズを反時計回りに回すと、レンズが外れる。そう、このカメラはレンズ交換式なのだ。紹介できないが、ファインダーを覗くと赤緑青に色付けされた3種類のフレームが見える、なんだかニコンSPみたいじゃないか。シャッターはビハインド式。ボディから伸びるこの細いバーが距離計連動用のバーで、このバーが奥に引っ込むことで二重像が動く仕掛けだ。少し分かりにくいのがレンズを装着する際の目印で、レンズ内側とボディ内側にある赤い点を合わせる。外側には指標がないので最初は戸惑う。また距離計連動用のバーは華奢なので乱暴にレンズを装着しようとしてバーを曲げてしまったら一大事だ。ボディリアのデザインも1960年代のアメ車みたいな雰囲気を醸し出している。フロントが車の外観を表しているなら、さしずめリアは室内みたいな雰囲気なのだ。ファインダー周りのブラックラインが横いっぱいに広がり右にASAダイヤルがある様は、さしずめダッシュボードとラジオみたいなのだ。気が付くと大量に画像をアップしていた。まぁそんだけこのカメラはお気に入りなのだ。
2017.03.09
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