BLACK LIONから「REACHING OUT」というアルバムが出ているのをご存知ですか?同アルバムは恐らく、グリーンがBLUENOTEと契約する前に世に出た作品だと思います。一通り聴いてみましたが、クールなハードバップという印象を、私は抱きました。泥臭さが無く、とても洗練されたサウンドで、グリーンのギターもなんだか上品に聞こえます。
タイトル曲REACHING OUTは妙な透明感があり、「これがグリーンか?」と思わせます。2曲目の「OUR MISS BROOKS」は、ご存知ハロルド・ヴィックの手によるソウル・ジャズの名曲ですが、ブルースのわりには、やはり、土臭さはなく、小奇麗にまとまっています。その他の曲もまずまずで、希少価値が高い作品ですから、迷わず購入して正解でした。
因みに、同作品は、テープの回転数がおかしいのか、ギターを普通にチューニングしても音程が合わず、耳コピが困難です。しかし、朗報です。6曲目の「FALLING IN LOVE WITH LOVE(恋に恋して)」については、なんと、楽譜が存在するのです。もちろん、TAB譜付です。以前にも紹介したatnという会社から、「ジャズギター/スタンダーズ」という教則本が出ておりまして、その中に、同曲の楽譜が収録されています。参考CDも添付されているので、グリーンの演奏をコピーしたい方は、購入されてみては如何でしょうか...。ただ、\3,500と値ははりますが...。