グリザベラの館

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H15.5.21  オペ後1週間診察


H15.5.21  オペ後1週間診察


 頓服が効いたのかすごい寝汗で夜中に目が覚めた。着替えと水分補給と目やに取りをした。今回は珍しくあの訳のわからない痛みで睡眠妨害される事なく朝まで寝れた。一体、昨日までのは何だったんだろう。いつも通り6時半に起床し体温を計ると36.7℃だった。昨日は眠れたはずなのに目や頭が痛いので頓服を服用した。この時、入院中はどちらかと言えば左目が痛かったのに、今はむしろ右目の方が痛む事に気付いた。今日は術後1週間診察なのでN先生にきいてみよう。


 午後からの診察なのでゆっくり出かけられた。なので今日はバスで通院する事にした。市役所前で乗り換えるためH大学病院行きのバス停で待っていると今まで経験のない痛みが私に襲いかかった。それは、あの例の夜中の痛みにも似ていた。まだ、頓服を服用してそんなに時間が経ってないのに効かないほどの痛さなのだ。


 H大学病院に着くとまだ午後の診療の時間ではないのだけれど、あまりに痛みがひどいので頓服を服用してもよいか眼科の看護師さんに伺ってしまった。


 お許しを得たので食堂で昼食をとり頓服を服用した。こんなんで検査ができるんだろうかと心配になってきた。予約の時間が迫ってきたので急いで眼科に戻った。
予約の時間になり4番の眼科諸検査で私の名前が呼ばれた。案の定、まだ目の痛みはひかなかった。それにもかかわらず何故か視力は術前よりも上がっていた。聞くところによると、天候や気分とかでも視力というものは変わってくるらしい。


 次に痛みをこらえながらの斜視角度の検査を受けた。そこで視能訓練士の先生いわく
“良かったね!もう鏡で見た?”
そして私
“ええ、感動したよ。”
と応えた。これで眼科諸検査は終了し、一度待合に戻された。


 少しの間待っていると再び私の名前が呼ばれた。N先生に早速、目の異常な痛みを主張した。お薬を服用してから1時間以上経つのに全然効いていないと告げると、ゴミが入っているのかそれとも他に原因があるのか眼底検査をして診ていただいた。どうやら黒目に傷があるらしい。だが、まだ原因がわからないので奥の診察台に仰向けになり診ていただいたところ、手術時に縫合した糸が原因で痛むらしい。N先生に今日抜糸しようかと尋ねられたが抜糸そのものも怖いが、まだ6日しか経ってないかので傷口が開くんじゃないかと思うとさらに怖くなりできなかった。そこで眼軟膏を付けていただき様子を見ることにした。


 “月曜日はS先生の外来担当じゃないけどポリクリでみえてるから診てもらいましょう。もしも、それまで痛みが我慢できないようだったら金曜日は私がいるから診てあげましょう。その時はTELを入れて下さい。”
とN先生に調整していただいた。


 会計を済ませてから病院近辺の友人と待ち合わせ。痛かったのだけど言い出しっぺが私だったし、こんなに近くにいるのに会えないのも残念なので…きっと、眼帯はびっくりするだろうなと思いつつメールで確認しあった場所で待ち合わせをして、パスタのお店に連れてってもらった。お互いにいろんなことを話した。


 夕方に帰宅したのだが相変わらず目の痛みがひどい。夕食後、やっぱり頓服が必要だった。頓服が効いて寝汗で目を覚まし、着替えて水分補給しまた寝入った。



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