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国際的レースのほとんどから撤退していたトヨタが、今季よりル・マン24時間レースに復帰するようですよ。
女子は興味無いですね。

前回のマシン

去年の優勝車アウディ様
昨年来完全優勝中のアウディ様をだいぶ研究した模様。

今年のトヨタ
しかし残念。アウディ様は大進化しました。

今年のアウディ様。
技術的にはトヨタとアウディ様にそれほどの開きはないと思われます。
場合によってはトヨタのほうが優れている面もあるでしょう。
しかし、数年間実戦より離れていた事による、ノウハウの蓄積の差は大きいです。
言ってしまえば、トヨタ型のフロントノーズのデザインは古臭く、しかも大きな弱点があります。
サーキットの路面温度は高いです。
60度以上、場合によっては80度を超えるでしょう。しかし、路面から30センチも上がれば急速に温度は低下します。1メートル上がれば周辺気温並みです。
しかし、
トヨタのデザインは、熱い路面付近の空気を持ち上げてしまいます。
持ち上げられた空気はそのままエンジン冷却ラジエターに導かれてしまいます。

冷却性能が著しく損なわれます。
最近のフォーミュラーカーデザインのトレンドはこうです。

熱い空気を持ち上げず、そのまま車体の下や横に受け流し、冷たい空気が直接エンジン冷却口へ導かれます。
このデザインの欠点は、空気の力で前輪を路面に強く押し付ける力(フロントダウンフォース)が減ってしまい、車の安定性や曲がるときのスピードが落ちてしまうことです。
が、ダウンフォースは別の所で発生させれば良いのです。
それは、前輪を覆うフェンダー部分です。
フェンダーをウイング形状にします。

このようにデザインすることで、車体前方の中央部に空間が生じても、空力性能は担保されます。
思うに、今季のトヨタは勝つことよりも完走することが目的なのかも知れません。なので、実績のある手堅い手持ちの技術で車をまとめたのでしょう。
堅牢な車体で故障無く24時間走り切る作戦なのでしょう。そう考えれば、なんとなく野暮ったい先進的と言いがたいデザインワークもうなずけます。
出来れば来季は、切れたデザインで驚かせてくださいませ。