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2006年11月14日
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カテゴリ: 映画な気分
matuko


「嫌われ松子の一生」を観ました。
笑って、ちょっと泣けて、判っていながら転がっていくことを止められない、自業自得の悲しさは、あぁ、あの場面、私のことだなんて、ちょっと自分の人生を振り返って見たくなるかもしれません。




人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり。
一度生を得て滅せぬ者のあるべきか。

桶狭間の戦の前に織田信長が詠んだ句です。
人は誰も死を免れることは出来ない。
人生はたった五十年夢幻のごときものだ。
故に、必死で行動せねばならぬ、という意味だったと思います。

映画でも、図書でも「~の一生」とか、「~の生涯」と言うタイトルを見ると、いつも、この信長の「人間五十年・・・」が頭に浮かびます。



信長は、句の通り四十九歳で死んだものの、80年に平均寿命の延びた現代、空の上から見れば、その生涯が、劇的であればあるほどに、「滅する生」を忘れて生きる人生は、健気で愛しい。







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最終更新日  2006年11月14日 18時54分53秒
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