刹那と永遠 - Moment and eternity -

刹那と永遠 - Moment and eternity -

2005.05.10
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「役名」というのは
ひじょうに重要な意味を持つ。

なぜなら
役名はもっとも端的に
その役柄を表現しているからだ。

京極堂風にいえば・・・

プロデューサーや脚本家が
役柄に思い入れを

いちばん短い「呪」だ。

例えば。
心のダーリン、堤真一さんが
過去に演じた
役名を挙げてみる。

濁点のない、柔らかい
おおらかな響きの

「なかはらおーすけ」(中原欧介)



キッチリカッキリ折り目正しく、硬そうな
濁点二つの



・・・どうですか?

役名だけでも
キャラクターに差を
感じませんか?

「感じねえよ!」という方は


この先は読まずにお引き取りくださいませ^^;


***

hakapyonが今
唯一きちんと見ている日本のドラマ
「恋におちたら」。

(「タイガーアンドドラゴンはいつも見逃している・・・ううう)

このドラマにおける
「役名」について
ちょっと、考えてみた。

まず主人公。

・鈴木島男(すずきしまお)

「すずき」という
日本を代表する
平凡な名字と

「え?しまお?どんな字を書くのさ!?」
と聴かずにはいられない
インパクトのある「しまお」という名前。

「一見フツー、でもじつはくわせもの」的な
ただものではない感が
漂っている。

また、島男自身の
「アイランドの島に男」という
お決まりの自己紹介でわかるように

「アイランドボーイ(マン?)」として
世界征服をも視野に入れた
グローバルなネーミングとも受け取れなくはない。

(・・・--;)

そしてこのネーミングセンス、
昔、日本テレビ系で放映していた
「悪女(わる)」というドラマのヒロイン
(「恋におちたら」と同じような主人公R.P.G.出世ドラマ)

田中麻理鈴(たなかまりりん)


非常に似通っていることを
ここに挙げておく。


そんな島男の妹の名は

・鈴木まり子(すずきまりこ)

・・・なんちゅー平平凡凡な名前や^^;

そーいえば。
「やまなで」にもいたなあ。
「まりこ」さん。

主人公を恋人とは別の意味で
支える役割であった。

ちなみに恋人の名は

・白川香織(しらかわかおり)

名前の中に
濁点がない。

やまとことばの
清楚な響き。

そして
名前のとおり
「白」ばかり着てる^^;

川にもハマりました^^;

ということはこのひとは
海にはまるのでしょうか?

・桐野七海(キリノナナミ)

こちらも濁点無しだが
「キリノ」という名字の響きは
思わずカタカナで書きたくなるような
キリキリした音である。

そして、キレ者っぽい名前でもある。

思わず、指を切りそうだ(違う^^;)

そーいえば「ビギナー」のキリハラも
キレ者であった。

だが彼は
ただのキレモノではない。

ひねくれ者だ(笑

キリハラの下の名前は
ゆ~へ~という
脱力感抜群の
なんとも力の抜けた響きであり

これを合わせてみると

キリハラゆ~へ~

という
まるで雑巾を絞るかのようにねじれた
ちぐはぐな印象をあたえ

ひねくれ者の
「キリハラゆ~へ~」(桐原勇平)の
キャラクター紹介に
十二分に役立つのである。

と、ここで。

ちぐはぐなのは・・・
ひらがなとカタカナが混ざっているからだよ!と
ツッコんだ貴方。

鋭いです。

でも。
その言葉は
心の奥に締まっておいてください^^;

・・・続けます。

ナナミは「七つの海」と書く。

七つの海の如き
広い心の持ち主に
違いない。

だが、実は
大海原のように広い
その心の影には
ある野望があったのだ・・・

ゆくゆくは七つの海を制覇し
世界征服を企んでいる!?
(ま、またかよ^^;)

最後に島と陸を飲み込み
笑うのは
このヒトだ。

名前がそう言っている。

(ウソ^^;)

・・・島と陸も
所詮、この人の手の中、と
言ったほうが
スマートですね。

それから「ビギナー」の話題がでたついてに
もうひとつ、言っておく。

「キリノナナミ」と
「モリノノゾミ」の
響きは

ひじょーに
似ている。

・安藤龍太(あんどうりゅうたorりょうた)

りゅーた(orりょーた?)!
あ音で始まり、あ音で終る
陽気な名前。

しかも龍だよ、龍(ドラゴン)!

これは豪快で
きっぷのいい
兄さんでしょう!

この名前で
ちょーセコセコの
暗いヒキコモリだった日には

・・・泣くよ。

龍太がアイランドの味方ならば
第4話終了の時点では
まだまだ「天敵」の位置にいる

・神谷陸(かみやりく)

神だーーー!(笑

しかも
島じゃねえ、
大陸だーーーー!

(ドラマにおいて)
名前に「神」がつく人は
たいてい
強引で押しが強い。

(例:神野桜子)

おまけに「陸」である。
島に比べて、広い、デカイ。
(島国日本とユーラシア大陸をくらべてみよう)

尊大オレ様キャラ決定である。

この名前で
気の弱いおどおどしたヤツだった日には

・・・別にいいかも???(あれ?^^;ゞ)

そして真打は「フロンティア」社長の

・高柳徹(たかやなぎとおる)

あ音が4つ、い音がひとつ、そして「徹」。

数年前に
和久井さんと堤さんが共演したドラマ「ピュア」での
堤さんの役名

・沢渡徹(さわたりとおる)

(あ音が3つ、い音がひとつ、そして「徹」)


異常に響きが似ているのは

製作スタッフという
「神の見えざる手」を
感じてならない。

しかし、なぜ
どうしてこうも「徹」づくのか?
堤真一!?

答えは、
役の中にある。

高柳徹は非情な男。

金儲けやビジネスにおいては
敵に逃げ道を作ることなく
完膚なきまでに、徹底的に
やっつけてしまう男。

(第2話の冒頭、契約を切る「2分」、
第3話のおひょいさんとのやりとり、
第4話の冒頭の同じく「2分」の場面で
それがうかがえる)

だが。
その非情さも
裏を返せば
仕事やお金に対しての情熱が
著しいということだ。

もともと薄情、という訳ではない。
その証拠に
香織や七海、陸らの側近に見せる表情は豊かで
なんとも人間くさい。

堤さんが演じる役柄は
「ほんとうのこと」「数学」「仕事」・・・
対象こそかわるが
何かに対してひたむきに
「徹底的」を貫いている人物が多い。

時には苦しみながら。

時には、楽しみながら

「中途半端」は
この人には似合わない。

役から漂ってくる
共通した雰囲気。
これは役者の個性なのだ。

まったく違う役をやっても
演じることで自己主張しなくても
まっすぐな個性は必ず立ち上って
人々にキャッチされる。

うわ。
・・・しまった。

また、
いつものように
真一さんを褒めたおしてしまった

^^;^^;

さて、この「恋におちたら」というドラマ、
R.P.Gの定説のように
高柳「徹底的にやったるでー」徹は
島男のラスボスとなるのか。

それとも
徹底的にやりあいながらも
二人はそれぞれに解り合って
力を合わせて
何かを創り上げていくのか。

hakapyonは、後者を期待している。







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最終更新日  2005.05.10 19:29:57 コメント(4) | コメントを書く


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