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以前に単行本を読んだことがありましたが、文庫が出ているのこちらを購入しました。
外れ馬券を万馬券に偽造し、約10年間でおよそ10億円を換金した、「馬券偽造」事件のノンフィクションです。
およそ昭和40年後半から昭和58年に逮捕されるまでの話です。全てユニット馬券に切り替わる前で、著者が偽造したのはタテ型印刷馬券でした。
「画工」からフリーのイラストレーターになった著者。
まるで、ラジオや時計を分解するように、ふと「偽造の恐れのない世界に誇る馬券」(タテ型印刷馬券)の構造を知りたくなり...
今は存在しない馬券ですから、かなり詳細に偽造の仕方が記されています。
拘置所や裁判、それから服役中と出所後の話もあります。
「貯金などは考えなかった。いつでも金が作れると思っていたから」と、当時のことを振り返っています。
あぶく銭はあぶくらしく、泡と消える訳ですね。
成る程。
著者が偽造に手を染めている時代の競馬はやっていませんが、興味深く読めます。
ノンフィクションなので好みがはっきりと分かれそうですが、ぜひ オールドファンに読んで頂きたい
と思います。
最後に
よい子とよい大人のみなさんは真似しないで下さいね☆
(初めに断りましたが、本の真似しても今の馬券は偽造できませんよ~)
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