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浜松らんちう飼育日記(2010.2.4-2)
稚魚の餌付け方法について
書きました。今日は「稚魚の餌付け方法」について、書いてみます。
1.餌付け1日目
(1) 我が家に於ける孵化は、採卵日当日から数えて、概ね4日目
あたりに完了し、5日目に稚魚(針子)が水中を泳ぎだします。
最初の餌付けは6日目の朝に行います。したがって、産卵日
から数えて6日目が餌付け1日目にあたります。餌付け開始日を
決めるに当たって大切なことは、全ての稚魚が水中に泳ぎだした
のを確認してからにすることです。孵化して間もない稚魚が池の
淵や池底に数多く残っている場合には、まだ早いと判断します。
(2) 餌はブラインシュリンプです。孵化した数千匹の稚魚は池の
あらゆるところに散らばって泳いでいますので、全体に行き渡る
よう与えます。ブラインを汲んだ ひしゃく
を池の淵に沿って一周
させる間に少しづつ与えていきます。
(2) 初日に与える餌の量は極少量です。この日は、餌に慣れさせる
ことが目的です。餌が多すぎて、食べ残しが出ると池底が汚れる
と共に、水質が急激に悪化します。
2.2日目
(1) この日も初日と同様に、朝の内に、極少量のブラインをあたえ
ます。通常はこれでよいと思いますが、午後に池を覗いてみて
朝の餌が食べつくしてあるようであれば、ここでもう一度ブラインを
同量与えます。朝の餌が午後まで残っている場合には、この
追い餌を与えません。むしろ、夕方もう一度見て、まだ食べ残しが
あるようであれば取り去っておくことが必要です。
(2) 与える餌の量は、魚のサイズ、飼育数、食欲などにより異なり
ます。したがって、少しづつ与えてみて、無くなれば少し増やす。
逆に、前回与えた餌が残っているようであれば、次回から与える
量を減らしてみます。このように、餌の食べ具合をよく観察すれば、
自ずから、その時々の餌の量と与える回数は決まってくると
思います。
3.3日目
(1) この日から、ブラインは朝と昼の2回に分けて与えます。量は
餌の食べ具合(食べ残しの有無)を見ながら決めます。通常は
この日あたりから与える量が増えて行くと思います。
(2) 餌の与え方が上手く行っておれば、まだ水はそれほど汚れて
いないと思いますが、水が白っぽくなっていたり、池底が食べ残し
でぬめっている場合には、餌を与える前に水換えを行います。
4.4日目
(1) この日あたりから、稚魚の食欲は旺盛になります。体が一回り
大きくなり、尾が開いているのがわかるようになります。
(2) 餌は朝昼の2度与えますが、与える量は初日に比べれば、
何倍も多くなっています。与える量は、食べつくす時間が分かれば、
決まります。それが分からない場合は、食べ残しの量で判断でき
ます。
(3) この日の朝で、餌を与え始めてから、丸3日が経過しましたので、
水換えを行います。我が家では、これ以降、3日に一度(中2日)
のペースで水換えを繰り返していきます。餌を与えるだけではなく、
飼育水を常に新鮮なものに保ってやることにより、稚魚はどんどん
と大きくなっていきます。
5.5日目以降
(1) 5日目以降は、4日目と基本的には同じです。
(2) 7日目あたりになると、体が1cmを越え、食欲が旺盛となり、
いくら餌を与えても直ぐに無くなる位に食べます。したがって、池数
に余裕があれば、このあたりで稚魚を2分し池を分けてやることが
出来れば稚魚の成長は更に進みます。
6.留意点
(1) ブラインシュリンプは生き餌ですから、常に新鮮なものを与える
ことが不可欠です。また、食べ残したブラインが死んでしまうと水質
を急激に悪化させますので、早めに取り去ることが必要です。
(2) 与え方としては、餌付け開始後4~5日目あたりまでは少なめに、
その後徐々に増やしていくのが無難な方法だと考えます。
(3) 餌を与え始めたら、水換えを定期的に行うことが一番大切です。
水換えにより、稚魚は健康で大きくなると思います。いくら餌を
与えても、水換えを怠れば、魚は大きくなりませんし、むしろ、
いじけてしま良い結果は得られません。同じ原理ですが、孵化や
餌付け後の飼育を小さな容器で行う人がいますが、この方法では
稚魚はなかなか大きくならないと思います。我が家では、135×
150程度の池で最初から飼育していきます。