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浜松らんちう飼育日記(2011.2.20-2)
今春の産卵について
この冬が記録的な寒さだったので、我が家の冬起こしは例年に
比べて約3週間遅い1月23日でした。ところが2月に入ってから
一変して暖かな日が続いたこともあって、一番仔の産卵が
冬起こし後24日目になる2月16日から始まり、今日まで5日間
連続の産卵となりました。一部の例外を除き、冬起こし後24日目
から本格的な産卵期が始まったことは、我が家としては、過去に
例がありません。そこで、今日は今春の1番仔の産卵について、
少し振り返って見ようと思います。
1.冬眠期間中の状況
(1) 冬眠入り
・ 冬眠入りは昨年11月の頭で例年と同じ。
・ 夏から秋にかけての種魚の状態は例年と変わらず、順調な
冬眠入りであった。
(2) 冬眠期間の飼育環境、気候
・ 飼育環境は例年通りで同じ
・ 12月、1月が近年になく寒い日が続いた。
・ したがって、種魚飼育池の水温は例年に比べて2~3℃は
低かった。 尚、最低水温は5℃を下回らないようにした。
2.冬起こし後の状況
(1) 冬起こし
・ 冬起こしは1月23日で、餌やりは同24日から。昨年は正月
に冬起こしをしたので、今年は約3週間遅い冬起こしで
あった。遅くしたのは、この冬の寒さが厳しく、屋外での飼育
管理が例年通りの早さでは難しいと考えた為である。
(2) 冬起こし後の管理は例年と同じで下記の通り
・ 水換えは3日に1度のサイクル、餌は最初の1週間は日に
1度で量は徐々に増やしていった。2週間目以降は日に
2度で餌の量は秋と同じ程度。 尚、餌はペレットでこれも
例年と同じ。
・ 冬起こし後の水温は、早朝の水温を17℃を下回らないよう
にした。昨年までは15℃から17℃まで日数をかけて上げて
いたので、この点はこれまでとは異なる。
・ この期間の気候は、1月1杯が前述したとおり、厳しい寒さで
あったが、2月に入った途端、暖かい日が続いた。これは
嬉しい誤算であった。その結果、2月の日中の水温は例年
と同じか高めで1月との差は大きくなった。
2.例年と今年の違い
(1) 考えられる主な違いは下記の通り
・ 冬眠期間が例年に比べて、約3週間近く長かった。且つ、
その期間の水温が低かった。
・ 例年に比べて、冬起こし後の早朝の水温を最初から高め
にした。
・ 1月と2月の寒暖差(水温差)が大きかった。この寒暖の
変化が、今年の冬起こしのタイミングと上手く合ったように
思われる。
・ 産卵準備が出来ているところへ、大潮が重なり、良い引き金
となった。
(2) 検証結果
・ 検証といっても、とどのつまり、どれが決定的な理由なのか、
今のところは分からず仕舞である。しかし、これらのどれか
もしくは複合の条件で、産卵開始時期が早まったことには
間違いないと思っている。
・ 今年の結果のみで、結論付けるのは早すぎるが、今のところ
次の事柄は来季以降も実施して行きたいと思っている。
1) 冬眠期間は2ヶ月から3ヶ月取った方が良さそう。
2) 冬起こし後の水温は冬眠中との差を大きく取るのが
良さそう。
3) 冬起こし後の水換えサイクルは3日に1度でもOKと
思われる。
4) 産卵開始時期が大潮時に重なるように、冬起こしの
タイミングを考えるのも1つと思われる。
(注) 今回の考え方は、今年の実績のみで判断したことで、
今後どのようになっていくか不明なところが多い。今後も
色々とトライして、より良い飼育管理に結び付けたいと
思っている。らんちう飼育を長く行っていても、毎年新たな
経験をするので、この世界の奥の深さには今更ながら
驚いています。