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最近ロンドンではアートカレッジで卒業制作などの途中経過をワークショップとして、敢えて公開してしまうというエキシビジョンが流行っているそうです。RCA(Royal College Of Art)がワークショップの展示を始めて好評でその他のカレッジもあとに続いたようです。
今回はファッションでかのステラマッカートニー、アレクサンダーマックイーンやつい先日クロエを辞任したフィービーフィロを生みだしたCENTRAL SAINT MARTINS COLLEGE OF ART AND DESIGN(通称セントマーティンズ)のグラフィック専攻の学生たちのワークショップ「WORK IN PROGRESS」をレポートします。
WORK IN PROGRESS ポスター1&2

会場は西ロンドンのWESTBOURNE PARK駅から徒歩約5分のデザイン事務所&出版会社、ジュエリー工房兼ショップなどが入居する高架下の近代的な建物・WESTBOURNE STUDIOS内のオープン展示スペース。
若いアーティスト達に人気の東ロンドン(ショーデッチ、ブリックレーンなど)ではなく、ちょっとはずして西ロンドンを選んだのかもしれません。
ウェストボーンはポートベローマーケットの最北部に程近く、アンティークの家具店やヴィンテージ服のブティックが連なる通りからも道1本入ったところにあり、エリア全体がアートっぽい雰囲気が漂うところです。
WESTBOURNE STUDIOSの外観
ロンドン市長ケンリビングストーンから送られたプレートと展示スペース


展示を見る前にまず目がいったのが実は Gorillaz(ゴリラーズ)
のアニメーションを手がけるJamie Hewlett @ Passion Picturesの「SUMO72」の巨大パネル。ポートベローフェスティバルのためにJamie Hewlettがゴリラーズをフィーチャーして手がけたポスターです。
学生のエキシビビョンとは無関係ですが・・・。
さて、「LIFE」が今回のエキシビジョンのテーマです。二人の学生アーティトの作品が目に留まりました。
まずは白い箱にクレヨン(クレパス)が突き刺さっている作品。ぱっと見は意味がわかりませんが、近づくと自分の好きな色のクレヨンを手にとって横についているレジのレシートのロールのような紙に台の上でこすってみてくださいと書いてあります。

クレヨンでこすると、下にアーティストの名前と連絡先が彫られたプレートがあって文字が浮き出てくるわけです。
名刺代わりに持ち帰ってくださいということですね。
アイデアとしては面白いし見た目も可愛いのですが、「LIFE」というテーマにいかに基づいているか、私も元グラフィックデザイナーでアーティストの友人も首をかしげてしまいました。
次の学生の作品は一見お風呂場のスノコのよう。上から見るとこんな感じ。
斜め下の角度から見えるのが・・・
「 Chile
」と緑色に塗ってあるんですね。「Chile」は「唐辛子、チリソース」以外にも「メキシコ人(の)」という意味があります。アーティストのバックグラウンドに関係があるのか、食べ物のチリを「LIFE」のテーマをかけているかは不明。
でも、建築を勉強した人のようで作品としてよく出来ていると思いました。今回の中では完成度が一番高かった作品です。
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