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1992年ベネッセハウスオープン当初は立地のアクセスの不便さ、他のコンテンポラリーギャラリーの差別化に悩み、集客が伸びなかったそうです。そんな中、第一回でお話した「サイトスペシフィック・ワークス(特定の場所でつくられる作品)」や、 「直島会議」-アート、建築、地域社会をテーマとしたシンポジウムを開催するなど特色を出す努力によって注目を集めるようになりました。80年代以降の作品が中心に展示されています。
須田悦弘 「雑草」 2002

本物の雑草をはやしたわけではなく、手で彫られてペイントされた木製の雑草たち。アーティスト自らはしごを使ってひとつひとつ接着されたそうです。
メインホールの作品たち
杉本博司 「タイム・エクスポーズド」 1980-90
この水平編のシリーズは敢えて雨にさらされる危険を冒して、中庭に置かれています。世界の7つの海・水平線の写真の向こうに見えるのは瀬戸内海の水平線。
杉本さんの作品に初めて出会ったのはロンドンのサーペンタインギャラリーでした。やっぱり水平線ばっかりの写真。単純なようでいながら不思議と強く惹かれたのをはっきり覚えています。
ジェニファー・バートレット 「黄色と黒のボート」 1985

一枚目は見難いんですが、絵が飾られています。二枚目には海岸に置かれた二つのボート。
屋外に置かれた黄色と黒のボートを見ながら絵が描かれたのではなく、絵が先でボートが置かれたのが後だそうです。

この夕焼けは忘れられないものになりました。
朝目覚めて作品に囲まれていただく朝食はまた格別です。
美術館内に泊まって翌日見る作品はまた印象が違ったりします。前日と鑑賞している時間も違うし、その日の自分の気持ちも違います。美術館に泊まるというのはとても特別な体験です。その空間で過ごす時間が多い分作品に触れる時間も増え自然も満喫でき素晴らしい環境でした。
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