四季の花めぐり
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飛火野から眺める若草山約五年ぶりに奈良を訪れてみました。わずか一泊の慌しい日程でしたが、徐々に秋が深まりつつある古都『奈良』を充分に味わってまいりました。(2006.11.10~11の日程)今回の旅の一番の目的は、毎年この時期に「奈良国立博物館」で開催される『正倉院展』でした。普段ではなかなか御目にかかれない正倉院の宝物を間近に見られるなんて、歴史好きの私にとってはこの上ない喜びです。できれば、毎年でも訪れたいと思うのですが、処々の事情によりなかなかそうもいきません。でも、今回は万難を排してやっとのことで訪れることができました。さすがに『正倉院展』はすごい人で混雑し、見学するのも疲れましたが、当時の宮廷生活に使われた宝物たちを見ることで時代の息吹を感じることができ、とても満足でした。そして、他にも奈良周辺ですがいくつかの寺などに足を運びました。奈良市立写真美術館奈良公園から南に歩いて30分ほどにある「奈良市写真美術館」です。ここには、奈良・大和路を中心に撮影活動をした私が大好きな写真家の入江泰吉(いりえ たいきち)のフィルムなどを収蔵した美術館です。奈良のお寺を思わせる瓦吹きの屋根と、中庭には満々と水をたたえた池があり、その水は館の入口のところで滝になって流れているというモダンな作りの建築物です。入江泰吉の奈良・大和路を情緒豊かに撮影した写真は、「入江調」とも言われるほど素晴しい作品が数多く残されていて、いつ見ても感心させられ、私が尊敬している写真家の一人です。普段、写真集などでも良く見ているのですが、ここで大きなパネルで見せられると、また違った迫力と感動を呼び起こしてくれました。私もできることなら思う存分奈良・大和路に滞在して、写真を撮ってみたいと思うのですが、なかなかそうも言ってられないのが残念なところです。新薬師寺そして、その「奈良市写真美術館」のすぐ隣にあるのが、「新薬師寺」です。こじんまりとしたお寺ですが、私が奈良を訪れる時は必ずと言っていいほど立ち寄る大好きなお寺です。というのも本堂には、郵便切手の図柄にもなったあの有名な国宝の『十二神将』が安置されているからです。その『十二神将』は千二百年ほど前に作られたのに、その時間を感じさせないほどリアルで、躍動感に満ちた仏像たちなのです。彼らを見ていると、いつ動き出してもおかしくないのではという錯覚を抱いてしまうほどで、何時間見ていても飽きないのです。でも時間も限られていることですから、今回も後ろ髪を引かれる思いで立ち去った次第です。東大寺大仏殿それから、有名な東大寺の「大仏殿」です。東大寺には二日目の朝早く出掛けたのですが、修学旅行の中学生らで既に賑わっていました。他にも、二月堂、三月堂、正倉院などに足を運び、幾枚か写真に収めました。詳しいことは、また後ほど紹介したいと思います。
2006年11月18日
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