歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2020.09.03
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♪ しじまなる夜のきざはし響かせて下り特急アラン戻り来



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 ザーッと降って止み、間をおいてザーッと降って止む間欠泉みたいな雨が降る夜。明け方近くになって外から弟分のアランが戻って来た。

 二階から出入り出来るようにしてくれているので、主人が寝静まっている時はここから入ってキッチンのある一階に餌を食べに行く。その階段の下り方が面白いと笑われている。猛スピードで、“だだだだだだだだっ” と、駆け下りて来る。階段は駆け下りるものと決めつけているようで、ゆっくりゆっくり下りてくるのを見た事が無い。なんでアイツはいつもそんな下り方をするんだか、ピピには皆目見当もつかない。

 「暁の超特急」は、ロス五輪男子100メートルで6位に入賞の吉岡隆徳。「異次元超特急」は、師匠の杉本昌隆八段が命名した藤井聡太。今朝、主人がアランに「下り特急ARAN号」と命名した。





 まだ薄暗い早朝、階段を上がったところに寝ていたアランは、危うく踏んずけられそうになっていた。そんなところに寝ている気が知れない。
 外から戻ると直ぐに “コテン” と横になる癖があって、いかにも疲れたという顔をしている。何か怖い経験をした事があるのだろうか。緊張しながらの徘徊なのかもしれない。
 日中はあまり出て行かないのはその為かもしらん。それで帰ってくるとホッとして、緊張の反動からか、階段では自然に駆け足になるのかもしれない。





 僕(ピピ)も用心深いところがあって、部屋に見慣れないものが有ると前足でチョイチョイと確かめないと気が済まない。しょっちゅうそんな事をしているので、変わりもんだと思われている。猫の性格もいろいろ。他と比べてとやかく言われたくない。“みんな違ってみんな良い” なんて人間だけの話じゃない。猫にだって個性ってものが有るんだからね。

 僕はおっとりしていて大人しいので、階段の下り方もアランとはずいぶん違うよ。“とこん、とこん、とこん” と、一段ずつゆっくり下りるのが紳士のたしなみと思っている。
 足音の違いでどっちが帰って来たのかすぐにわかるんだから、まあ都合がいいってもんだ。





 湿度80%以上の蒸し暑いい一日になりそう。随時運航の「特急クラウド」が、南東から北西に向かって高速で通り過ぎてゆく。

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最終更新日  2020.09.04 19:20:44
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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