３度の飯より音楽好き♪

2003･ジャパンツアー

Sonny Rollins Japan Tour 2003

2003年、11月待望の来日です。(^0^)/
ライブ情報をアップします。

11/1 　中野サンプラザ
11/3　札幌市民会館こちらへ
11/5　金沢観光会館こちらへ
11/7　愛知・厚生年金会館
11/9　大阪・サンケイホール
11/11　山口・スターピアくだまつこちらへ
11/15　神奈川県民ホール
11/16　東京・文京シビックホール
11/19　宮崎市民文化ホール

来日メンバー
ソニー・ロリンズ(ts)
ボブ・クランショウ(b)
クリフトン・アンダーソン(tb)
トミー・キャンベル(ds)
キマチ・ディズニル(per)

東京、横浜の情報はこちらへ♪

今のところわたくしは、11月1日、16日に出没の予定ですが、
大阪くいだおれも検討中。
日帰り・・・できるかな？(^^;)

チケット

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2003.11.1　中野サンプラザ

やっとです。
首をながーくして待っていたその日が訪れました。

今日はロリンズのジャパンツアーの初日！！！

２年間、待ちました。チケットをゲットして５ヶ月待ちました。
長かったなぁぁ～・・・

ところが、この大切な初日になんと
めったにない土曜出勤が待ち受けていたのです。
しかも、仕事をおえて出がけにめったにないアクシデントがあり
出発の予定時間を３０分ほど過ぎてしまいました。
あぁ・・・絶対間に合わない・・・(ノ_・、)

それでも１分１秒でも早く・・・たどり着きたい。
あぁ、電車って、なんでこんなに「のろい」の？
乗り換えのたびに、「ああ～！なんでこんなに人が多いんだぁぁ～！」
などと、もうすべて周りに責任転嫁しつつ（我ながらイヤなヤツだ・・・　-.-）
はやる気持ちを抑えつつ、会場へと急ぎました。

電車に揺られて１時間。
着きました。中野サンプラザ。

扉をくぐった瞬間に、ロリンズのテナーの音が聞こえてまいりました。
係の方に案内して頂き無事に席へ・・・

２年ぶりに聴いたロリンズの音色は、７３才という年齢を感じさせないほど、
力強く、たくましく、私を魅了してくれました。
あぁ・・・やっぱりいいなぁ・・・(´ ▽｀).。ｏ♪♪

ロリンズの表情や、手の動きまでもはっきり見えるほど
前の席でした。
（こんなしあわせはもう２度とないかも・・・。）

とにかく、今のすべてをはき出すかの如く
繰り広げられる音に、ただただ、感動。

往年の「サキ・コロ」のようなプレイとはまた違うのですが、
ゆったりとくつろいだ感じの　Don’t Stop The Carnival　などでは
舞台の上で一緒に踊りたくなってしまうような楽しみもくれました。
（その場で体が揺れてしまいました。）

そして、歌心あふれるナンバーも。

スリリングなパーカッションや、ドラムスのソロ。
４０年来の盟友、ベーシストのボブ・クランショウも健在でした。

・・・今のロリンズならではの音を、リアルで聴けることの喜びを感じつつ、ライブが終わりました。

この興奮、まだまだ続きます。
来週は旅を兼ねて、大阪まで行ってきます。(^0^)　（１１月１日の日記より）

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2003.11.9　大阪・サンケイホール

さて、ちょっと日付がずれますが、本題に入ります。
１１月９日の大阪、ロリンズのライブです。

天気があまり思わしくなかったので、
開始前は、「大阪駅前ビル」の地下街をうろうろ歩き回り
CDショップの探検やら、お昼ご飯やら楽しみました。
ショップは、ひとつの店舗が複数の階に店を出していたりして
なかなか、面白かったです。
ただ、眺めるだけでも、充分楽しい♪
お昼は「ホルモン焼き」の店で、ビール片手に塩タン定食を食べ
夕方に向けて気合いを入れておりました。

ちなみに、会場の近くには１時間半くらい前に着いておりました。
（前回の悲しい記憶がそうさせたのですね。　^^;）

いざ開演。

大阪は、立ち見の方があるほど、熱気に包まれており
何かが起こりそうな予感。((o(▽￣*)oワクワクo(*￣▽)o))

オープニングは、Grobal Warming　最近のロリンズがよく演奏する曲。
ちょっとカリプソ色の強めの・・・
近頃は最新作の　This Is What I Do　などでもわかるように
この路線が多いです。
ロリンズは、お母さんがカリブの出身ということで、
この辺の影響が色濃いようで、近年は「原点に返って」いるのかな。

１曲目が終わった時点で、すでにもう「ラスト」に近い客席のノリ。鳴りやまない拍手。
２日間、歩き回った疲れも吹っ飛んでいきます(^^)

先日見た中野のライブより、ロリンズ自身も好調のようで
なじみの曲も多く聴かれ、嬉しい！(^^)
前回（２年前）のライブでも聴いた　Biji　これもちょっとアップテンポのナンバー。

ロリンズの日本語トークも全開！

休憩をはさんでの後半がより凄く、
アルバム　This Is What I Do から　Salvador
ロリンズ自身が　「New Album Coming Soon！」　と語ったあとに
新曲の　Sonny Please!
これもアップテンポの楽しいナンバーです。

今回、一番感激したのが　Tenor Madness！
’56年の同タイトルのアルバムに残されている
ジョン・コルトレーンとの唯一の共演作。

その音色は、コルトレーンとの共演のあの音色を思い起こさせるほど
迫力に満ちていた。
バトルの相手は、トロンボーンでしたが。
まるで、タイムスリップしているかのように、
見たこともないふたりの共演が浮かんできました。
目頭、熱くなっちゃいました。
ラストのロリンズのカデンツァ、美しくも力強い。

そして最後は、おなじみの　St.Thomas　と　Don’t Stop The Carnival　でエンド。

前の方の座席では、St.Thomas　で踊ってる人もいたりして、
これにはちょっとびっくりしましたが・・・
「わ、私も踊りたーい！」(^0^)と思いつつ、狭い席で体をスウィング♪

いつまでも続く、拍手の中
最後にロリンズは、ステージに戻って、何度も手を振り
「投げキッス♪」までしてくれました。

わざわざ大阪まで、足を運んできてよかった。
大阪の会場の熱気と興奮も味わえたし、
何より、ロリンズの　New Album Coming Soon！というひとことが嬉しかった。
まだまだ、やる気だな、と(^^)

また、来れたらいいな、大阪・・・。（１１月９日の日記より）

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