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先日こんなアルバムを見つけて即ゲットしてきました。CD帯より引用なつかしのファミリードラマ主題歌全集『あばれはっちゃく』『刑事犬カール』の全シリーズのほか、少年ドラマ、ラブコメスポ根、ファンタジー・・・70年代後半から80年代にかけての「30分ドラマ」のオープニング・テーマだけでなく思い出深いエンディング・テーマや挿入歌も網羅、20番組41曲収録!こういうものに弱いので・・・個人的にツボにはまったのは『がんばれ!レッドビッキーズ』初代のエンディングとか(これはマジで泣きそうになりました)『ナッキーはつむじ風』(郁恵ちゃんが出てましたね)『5年3組魔法組』(魔女ベルバラは曽我町子さんでした)とか『あばれはっちゃく』(東野英心さんの名セリフ!)『生徒諸君!』(沖田君役が松村雄基でしたねぇ)などです。最近は30分ドラマってあまり見かけませんねぇ。ケンちゃんシリーズを見て、お店屋さんの子に憧れたりしてましたが・・・子どもの頃。そういえば、先日カラオケで『あばれはっちゃく』のOP『タンゴむりすんな!』を歌ったんですがこの曲の出だし、ザ・ピーナッツの『恋のフーガ』にすごーく似てました。『おいかけーて おいかけーて すがりつきたいのー』『むりすんーな むりすんーな よばれたーらはいおへんじ』もしかして有名なんでしょうか?今頃気づいた私って・・・^^;
2007.02.10
最近、家でよく聴いているアルバムです。本田竹広さんが亡くなって1年が経ち、いろいろと復刻盤が出ているなか先日この1枚が目に留まり、購入。『故郷』を聴いてしみじみ懐かしい気分になっていると、次には怒濤の『赤い靴』ダイナミックなトリオ演奏!ラテン調の『浜辺の歌』にびっくり、こんな表現の仕方もあるのだなぁ・・・としみじみ。誰もが聴いたことのある曲ばかりで、曲の中にすうっと入りこんでいけます。
2007.02.04
最近、このアルバム車の中でよく聴いています。昔はこっちをよく聴いてました。寺尾聰さんのReflections、遠い昔このサイトにあったフリーページの愛聴盤コーナーに、中学生くらいの頃の愛聴盤として取り上げてみた憶えがあります。『ルビーの指環』『Shadow City』『出航』の3曲がヒットチャートに同時に入ったりしたことが当時話題になりましたね。歌われているのはオトナの世界のことと思ってましたが、このトシになって聴き直してみると改めて味わい深いものがありますね。新しい盤の方は初めは昔のを聴き慣れていたせいか、ちょっぴり違和感がありましたが何度も聴いているうちにしっくり来るようになりました。なんといっても好きな曲は『出航』です。出航と書いて『さすらい』と読ませるセンスもたまりませんし、歌詞がすき。
2007.02.01
久々の武道館、アリーナの前から3列めという良席に恵まれ ビートルズとジョン・レノンの曲を堪能しました。 平川地一丁目の1曲目が終わって気づいたのですが、 ドラムはなんとしーたかさん!大興奮! ニコニコ顔で叩いていてこちらもしあわせな気分に。 印象に残ったのは 平川地一丁目(まだ高校生だそうで・・・初々しくて可愛いかったです) Cocco(インパクトのあるしゃべり方と筋の通った発言) スキマスイッチ、あと斉藤和義(この2組は選曲の意外性がよかった、特に斉藤さんのアイ・アム・ザ・ウォルラス)でしょうか。 さて佐野さんはフィナーレ前のトリとして登場。 前回のツアーの時の黒の帽子に黒スーツ。 Come Together 1曲のみで、燃焼。フィナーレには佐野さんは出てこなくてちょっと残念。 『愛こそはすべて』の大合唱のあと、オノ・ヨーコさんが登場し『ハッピークリスマス』と、『イマジン』を大合唱。 ジョン・レノンの偉大さを実感。ジョンの曲にはパワーがありますね。 うろ覚えですが、出演者と演奏曲を。 平川地一丁目 Don't Let Me Down Across The Universe 平原綾香 In My Life Mind Games 押葉真吾 Yer Blues ? Cocco Norwegian Wood 宮沢りえ 朗読(シエラレオネのこどもたちのこと、Love,Imagine) 曽我部恵一 Jelous Guy Mother Lovepsychedelico Help! Stand By Me 斉藤和義 ? I am The Warlus(日本語詞) スキマスイッチ Run For Your Life Out The Blue 佐野元春 Come Together フィナーレ 愛こそはすべて・Happy Christmas・イマジン 余談ですが、 帰りにグッズ売り場で並んで、プログラムを買いました。 やけに分厚いな・・・と思ったら、1冊しか買っていないのになんと2冊ありました。 一瞬魔が差しそうになりましたが、出口から入っていって 売り場の人に謹んで返却してまいりました。 すぐに気づいてよかった。
2006.11.04
『スギのカルパッチョを召し上がれ!2』原宿 Blue Jay Way 杉さんのライブは今年すでに4回目。 ソロは4月に続いて2度目になります。 オープニングMC(河合美佳さん)で、 ナイアガラ2の頃ハワイに行ったときの秘蔵写真が 映し出されました・・・長髪の杉さんわっか~!場内から歓声が。来年は30周年ということで、秘蔵映像などがもっと出てくるかも。ちょっぴり期待。 今回のライブはどちらかというと「隠れた名曲」的なものが多く 一緒に口ずさめる曲は少なかったんですが、MCも含めて充分楽しめました。 ゲストに松尾清憲さん、BOXというユニットを組んでいる二人、息のあったところで新曲も披露してくれました。 私的ツボは、EC前のラストソング アルバム『Symphony#10』の『交響曲第十番』 生で聴けてうれしかった。 今の自分の気持ちにもぴったりはまって泣きのツボでした。 あぁ・・・アンコールで歌われた『永遠のShangri-la』もよかったなぁ。 ではセットリストをば。 サーカスの二人 サスピション Welcome Home Melting World 恋する0.1 サブリナ、きみのことさ Send her back to me 天使の光 未来世紀の恋人へ 君はしらない Lennon=McCartney 渚の願い Make Love not war 太陽が知っている プレアデス星への招待状 My Baby's Back 交響曲第十番 (EC) WAVE 永遠のShangri-la シャローナに片思い ジェリービーンズ・ガール Lennon=McCartney Make Love not war
2006.10.08
竹内まりやの Miss M久々に引っ張り出して聴いてます。昔聴いたときには気づかなかった音(ドラム、ギター、ピアノなど)がとても新鮮に響いてきます。初めて聴いた頃は「洋楽っぽいなぁ・・・」と感じたのでなかなか手が伸びませんでしたが、このトシになったからこそ、よさを感じるようになってきたのかな。Sweetest Music のイントロがかっこいい。二人のバカンス は昔好きでよく聴いていました。ドライブにも合いそう。歌詞カードもLPの復刻、手書き文字が懐かしい感じ。当時はA面がL.Aサイド、B面がTokyo Sideと呼ばれていたのですね。(A面、B面というのはもはや死語に近いですが。)
2006.09.30
杉真理さんのライブを観てまいりました。ところは原宿 Blue Jay Way1月は銀次さんとのジョイントでしたが、今回は杉さんのソロということで新しい曲から懐かしい曲まで、余すところなく杉さんの世界を堪能することができました。(曲リスト)シャローナに片思いスキニー・ボーイLonely Girlヴィーナス懐かしき80'sLove Is HereWelcome HomeHeaven In My Heartウイスキーが、お好きでしょアイスの実最高の日(Begus Day)君は知らない天使の光いとしのテラWAVEVoice-She Got A Diamondアニーよ目をさませ!Starshipスクールベルを鳴らせ!太陽が知っている君は天使じゃないシャローナに片思いいちばん大好きなアルバム『スターゲイザー』からの選曲が多くすごく嬉しかったです。特に2曲目、『スキニー・ボーイ』を聴いたとき懐かしさのあまり思わず涙が・・・このアルバムをリアルタイムで聴いていた頃のことを思い出しました。石川さゆりさんが歌った『ウイスキーが、お好きでしょ』Sayakaちゃん(松田聖子の娘)が歌ったグリコ『アイスの実』も本人が歌ってもぴったりはまってました。杉さんの楽曲の懐の深さを感じずにはいられません。次は夏のスイート・ベイジル・・・行けるといいなぁ。
2006.04.23
もちろん、これだけではありませんが・・・ことばでうまく表現できない何かがそこにありました。お会いした皆さま、ありがとうございました。(大変遅くなりましたが・・・)
2006.04.20
今年の風邪はたちが悪いようで、かれこれひと月近くも具合がよくなったり悪くなったりしていて、今は漢方薬のお世話になってます。医者とお薬はどちらかというと苦手なほうで、ちょっと症状が軽くなると薬を飲み忘れてしまうことが多かったのですが、今年はずっと手放せません。そんな体調だと、音楽を聴く気力もいまひとつなのですが、今日は車内にジャネット・サイデルのアルバムを持ち込んでみました。最新アルバムはコール・ポーター曲を歌ったライブ盤。朝から、癒されます。なんだか幸せな気分になれました。ピアノ・ウクレレ・ベースにヴォーカル。とても優しい声です。Love For Sale というと真っ先に浮かぶのはデクスター・ゴードンの Go! に収録されているヴァージョンですがヴォーカルで聞くのもよいものですね。・・・全然関係ない話ですが。ジャネット・サイデルの手持ちのうち『マナクーラの月』というアルバムが聴きたくなり、発掘したものの中身がありませんでした。(-.-)おそらく、うっかりどこかに間違えてしまったのでしょうね。時たま、こういうことあったりしませんか?前にも、ビートルズのA Hard Day's Night を車に持ち込んだら中身が モンク&ロリンズ だったことがあります。早く見つかりますように。
2006.02.22
先週入手してまいりました、ピアノトリオのアルバムです。ロブ・アフルベーグ 初めて聴く名前でした。(日本ではレアな存在だとのこと・・・)ヴィーナスの原プロデューサーが、この人の音に惚れ込みリタイヤしていたアフルベーグの居場所を突き止め、はるばるオランダまで録音しに行ったという曰く付きのアルバムです。ジャケ中に、トリオの写真があるのですが、アフルベーグさんは、とても優しそうで、人の良さそうなおじさまとお見受けしました。さすがヴィーナス、音でけ~!^^そして、うーん、すごいすごい。私好みの音でした。流れるような音がとても心地よいっす。しかし、このアルバムの1曲目が『Besame Mucho』でなかったら果たしてこのアルバムを手にしたであろうか。アルバムの1曲目に『Besame Mucho』といえば大好きなスリーサウンズの『Bottoms Up!』である。その時に感じた衝撃と同じような気持ちになった。スリーサウンズのそれは叩くように、たたみかけるようなピアノの音にノックアウトされたっけ。あと、『Tin Tin Dio』もよかったなぁ。この曲は、長らくタイトルとメロディーが一致しませんでしたが、去年サンボーンのライブで好きになった曲です。(これって、ガレスピーの曲だったんですね)久々に素敵なピアノトリオアルバムに出会いました。車の中で聴いても、眠たくなりません。(ピアノトリオって、ドライブ向けとおうち向けとありますよね?)あ、そういえば、ヴィーナスさんエッチっぽいジャケットじゃなくなったのね。^^ここ最近は堂々とレジに持って行けます。
2006.02.03
『伊藤銀次・杉真理 アコギでいこう!』 はるばる「グリーンホール相模大野」まで行ってまいりました。 ほのぼのとした雰囲気の中にも 二人の持っている音楽性がしっかりと感じられ・・・ 今まで観てきた数々のライブの内でも 屈指のすばらしさ! ポップスの魔法に見事にかかってしまいました。 杉さん&銀次さんのMCもかけ合い漫才のように(?)息が合っていて楽しかった! 佐野元春ファン的にもうれしかった選曲も数曲ありました。 基本的に持ち歌を交互に歌うという構成で、まずつかみは、二人の代表曲から。 『夢見る渚』の 真夏の西風が~♪という歌詞はちょっと今の季節とはミスマッチな感じもしたけど。初めて聴いた 生『Baby Blue』いいな~。 「アコギ(阿漕ではなく、アコースティックギターの略です)でいこう!」というタイトルの通り、 あるだけのアコースティックギターを持ち寄ったとか。 銀次さん曰く『アコースティックギターだけだと、貧乏くさいでしょ・・・』なかには、杉さん秘蔵のまぁるい『すし桶ギター』というのもありました。(製造番号がOKEの何とか・・・と書いてあるそうです。) インストコーナーではたっぷり二人のギターを堪能。ハイライトは、エール交換と称し、銀次さんの曲を杉さんが、杉さんの曲を銀次さんが歌う・・・ これは、感涙ものでした。 杉さんは『雨のステラ』を軽快な感じに、、銀次さんは『Nobody』をややゆったり目のテンポで。 同じ曲なのに歌う人が違うとこんなに印象が違うものなんだ、と思わずにはいられない。 そして、お互いをリスペクトし合っている そんな気持ちが伝わってまいりました。 ふたりのハーモニーはすごく素敵だった。 後半、ゴメスザヒットマンというバンドのパーカッションの高橋結子さんも交えてムードは最高潮!たたみかけるようにノリのいい曲を歌って弾いて、会場も和やかに、楽しく盛り上がりました。アンコールでまさかの、ナイアガラソング!今年は『Niagara Triangle Vol1』が30周年だとのこと。 おそらくまたアニバーサリー・エディションが発売されるのでしょうね。(そして、きっと買ってしまうんだろうなぁ・・・) 『A面で恋をして』がまさか聴けるとは! ちなみに、元春のパートは二人で分け合って歌ってました。 MCで銀次さんが、 「僕と杉くんと山下くんと佐野くんと大滝さんで・・・ ナイアガラ5人男というのはどうだろう?」なんて言ってましたが もしも実現したら素敵ですねぇ。^^ラストの『マイルドで行こう』はこの会場で前回共演したときに共作した曲だそうです。マイルド・ワイルド・チャイルドとさりげなく韻を踏んでいる歌詞がなんともお茶目といいますか。とてもほのぼのした感じの曲でした。またいつかこの二人の共演、ぜひ聴きたいです。 セットリスト 夢見る渚(杉) Baby Blue(伊藤) 僕のOKUSAN(杉) 涙の理由を(伊藤) 君にギターを教えよう(杉) Nature Boy(伊藤) 最高の日(杉・インスト) 紅の翼(伊藤・インスト) 雨のステラ(杉) Nobody(伊藤) 虹を見たかい(杉) Flowers In The Rain(伊藤) 太陽が知っている(杉) 夜を駆けぬけて(伊藤)Wave(杉) あの娘のビッグ・ウエンズデー(伊藤) EC1 幸せにさよなら(伊藤)A面で恋をして(杉・伊藤) EC2 マイルドで行こう(杉・伊藤)
2006.01.27
昨晩の予告どおり、本日の通勤のBGMとなりました。モーガンの『サイドワインダー』全曲モーガンのオリジナルで、ジャズ・ロックとして、かなりヒットしたアルバムのようです。このアルバムの「個人的ツボ」は、アルバム冒頭の、ボブ・クランショウのベースの音だったりします。この音、すごくカッコイイと思うのって私だけかな?(もちろんモーガンのトランペットも素敵なんですが。)ボブ・クランショウといえば、ロリンズの盟友とも言える存在で昨年のラストライブにも来日しておりましたが、サイドワインダーでの演奏では違った魅力を感じます。『ツッ チャッ ツチャ♪ ツッ チャッ ツチャ♪チャラ~ラ~ラ~ ララララ~♪』メロディーがすっかりインプットされています。運転しながら思わず口ずさんだりして。予想どおり。昨日聴いていた Candy より 1日のスタートにぴったりはまりました。※ The Sidewinder Lee Morgan 作曲最近は、トランペッターのライアン・カイザーがこの曲を録音しています。アルバムタイトルも同じ『サイドワインダー』この曲の他にも、モーガン絡みの曲を数曲演奏しています。モーガントリビュートと呼べる作品かもしれませんね。
2006.01.26
あらま。久々に書いたのに、間違ってBSキーを押してしまった。しかも、3回も・・・10日ほど、風邪が治らず夜は早寝の日々でした。14日の佐野元春の江戸川ライブのことも書くタイミングを逸してしまったなぁ。・・・まぁ、またの機会にでも。テレビもラジオも連日ライブドア事件の話題で持ちきりですね。久々に、通勤途中でジャズのCDをかけてみました。リー・モーガンの Candy です。う~ん、モーガンのトランペットって好きだなぁ・・・と実感できる1枚。Candyって曲自体が、すごく、チャーミングな響き。そして軽やか。・・・でも、朝にはやっぱり『The Sidewinder』なんかの方が合ってるようだ。確かにいいアルバムだけど。通しで聴くと、なんか、妙にまったりとした気分になるワン・ホーン。若くしてデビューして(17歳くらいか?)、クリフォード・ブラウンの再来ともいわれたりしたが、30ちょっとで愛人に射殺というショッキングな最期、ジャズマンらしいといえばジャズマンらしい。もしモーガンが今生きていたら、どんな音を聴かせてくれるのだろうか。さて、明日の朝は、The Sidewinder かけてみようかな。※ Candy David Whitney Kramer 作曲。モーガンのヴァージョンの他は、山中千尋の最新アルバム『Outside By The Swing』でピアニカヴァージョンのこの曲が聴けます。こちらもすごく、チャーミングです。
2006.01.25
昨日、アミューたちかわでの佐野元春ライブの余韻がまだ残る中、部屋の整理をしていて、たまたま目に入ったキャロル・キングのライブアルバムを聴いております。キャロル・キングとの出会いはご多分にもれず(?)『つづれおり』なわけですが、『I Feel The Earth Move』の一音目ですでにノックアウトされました。このライブアルバムも、同じ曲で始まっています。ピアノの音が元気をくれ、歌声に癒されます・・・。さて、今日は江戸川ライブ。どんな夜になるのか楽しみです。
2006.01.14
ソニーミュージックから出ている、JazzMasterpieces1500シリーズの1枚。チャーリー・ラウズというとモンクのバックでテナーを吹いている人という印象が強いですが、このアルバムでの存在感、いいですね。星影のステラノー・グレイター・ラブ などといったスタンダードもよいですが、ラウズオリジナルの Lil Rousin' でのスウィンギーな雰囲気がたまりません。恋の味をご存じないのね(You Don't Know What Love Is) はどうしてもロリンズの演奏を思い浮かべてしまいますが、ちょっと太めの音、少しロリンズを意識しているのでしょうか?ジャケもシンプルでインパクトがあり印象深い。ちなみにアルバムタイトルですが「イエー!」ではなく「ヤー!」となってます。そういえば、このジャケの右側に立っているラウズが手にしているテナーサックスを見てふと思ったんですが、テナーの形って、Jazzの J という字に似てますね。
2006.01.11
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年末年始の休日はあっという間に過ぎていき昨日は仕事始め。いつもの年より休みが長かったせいかちょっとなまってます・・・いろんな意味で。・・・今日から気持ちを引き締めてゆかねば。さて、今日の通勤のお供にはこのアルバムを。天邪鬼Amano-Jack / Char以前から気になっておりまして、試聴して即買い。なぜなら、このアルバム『スーダラ節』が収録されているのです。これ、すごく斬新!『わかっちゃいるけどやめられない~』今年もいろいろな音楽を聴いていきたいと思います。
2006.01.05
22日に仕事を終わりにして、三が日まで年末年始の休みです。今年は転勤があり、職場環境などガラリと変わったりしましたがどうにか大過なく過ごせました。・・・で、その休暇も3日目。昨日一昨日は、佐野元春の一気買いした紙ジャケを聴きながら過ごし、音質のよさに感激しながら、リアルタイムで聴いていた頃を懐かしんでおりました。今は、一昨日届いたロリンズのアルバムを聴いてまったりと過ごしております。Live In London Vol2 / Sonny Rollins(1965.1.29)1 Introduction by Ronnie Scott2 Nutty3 A Foggy Day4 Flamingo5 Autumn Nocturne6 Night And DaySonny Rollins(ts) Stan Tracey(p) Rick Laird(b) Ronnie Stephenson(ds) 1965年1月に、ロリンズが単身イギリスに渡り、ロンドンの『ロニー・スコット・クラブ』に3週間出演した際の演奏。ピアノ、ベース、ドラムスは現地のミュージシャンとの競演です。1曲1曲が長く、スタンダードを格好の材料として即興演奏を繰り広げるロリンズ。なかでも、ラストの『Night And Day』はカリプソ調に始まり途中熱気あふれた演奏で、聴き応えがあります。全体を通しての印象は、ド迫力!という感じではありませんがロリンズのサックスの音色はちょっとくつろいだ感じがして休日にのんびり聴くのにはもってこいの1枚かも。
2005.12.25
デヴィッド・サンボーンのライブを聴きに、ブルーノート東京に行ってまいりました。David Sanborn(sax),Geoffrey Keezer(key),Mike Pope(b),Terreon Gully(ds),Don Alias(per) ・・・うーん、やっぱりサックスの音色っていいなぁ。昨年発売されたアルバム『クローサー』からの選曲がメインになっていたようで、あまり馴染みのある曲はなかったんですが、サンボーン節といわれるむせび泣くような音色もよいですが、クライマックスの『Tin Tin Deo』はノリが最高!今年最後のライブを堪能いたしました。やっぱり生演奏はいいなぁ。料理もカクテルもおいしかった。(ちょっと高いけど^^;)ちなみに、ブルーノートでは出演者をイメージしたカクテルというのが毎回出てまして、今回のサンボーンスペシャル(違う名前が付いてましたが・・・忘れました)はジンをベースに、ジンジャーエール、レモンジュースなどを加えたもので、中にシナモンスティックが入っているというなかなかユニークなものでした。味の方はシナモンの香りが少しキツイかなぁとも思ったんですが、ブリのスモークをたべた後の口直しになかなかマッチいたしました。
2005.12.10
・・・早く寝ようと思ったんですが、昨夜のライブの余韻が醒めぬまま元春のサイトをチェックしにいきましたらば・・・4月2日 東京国際フォーラム公演決定! とありました。\(^O^)/ やった!・・・ってまだ、来年のツアーも始まってないんですが。でも待ち遠しいです。この時期は、毎年仕事に追われておりますがそんな日常に、パワーをたくさんいただけそうです。^^この冬も佐野さんのライブがたくさん聴けそうで、すごく嬉しい。
2005.12.07
SKYDRIVERS HIGH TOUR 2005 堂島公平 feautring 佐野元春中野サンプラザでのライブから今帰ってまいりました。いやぁ・・・よかった!とりあえずうろ覚えのセットリストだけ(しかも元春ソングのみ・・・^^;)、メモとして載せておきます。スターダスト・キッズ(堂島ソロ)Sweet16ヤングブラッズ99ブルース誰かが君のドアを叩いてる(堂島ソロ)レインボー・イン・マイ・ソウルクリスマス・タイム・イン・ブルーソー・ヤング約束の橋(EC)SOMEDAYアンジェリーナ感想は、また改めて。(追記)実は、堂島公平くんの曲で唯一知っていたのが『葛飾ラプソディー』(こち亀の主題歌です)だけだったのです。その独特の声とのんびりゆったりしたテンポが印象的、加えて曲中に私の生まれ故郷である『葛飾・○○』というフレーズが出てくるということで、勝手に『ココロの歌』の1曲として認定しておりましたがゆえ、そんなのんびりした雰囲気のライブかなぁ~・・・とぼんやり思っていたのですが・・・これは、よい意味でのフェイント。まぁ、正直言って、最初は観客へのアプローチの仕方にちょっと引いたりしてたんですけどね。ちょっと攻撃的っていうか、煽るような感じがナマイキといいますか。でもまだ青く瑞々しくて、可愛いといいますか。(こんなふうに感じる自分をオバサンになったものだと感じたりして^^;)知らないナンバーばかりだったので、それなりに、のノリだったんですけど初めて聴く身としても十分なほど楽しめました。なかでも新曲の『So Si So Ai』のスカっぽい演奏が、すごく新鮮で、せつなくも楽しいナンバーでした。もっと売れてもいいのではないかなぁと個人的には思ったんですけど。『スターダスト・キッズ』を歌う堂島くんを見てリスペクトをしながら、佐野さんに追いつき追い越せという気合いも感じられ・・・そして純粋に佐野さんの歌を歌う堂島くんは楽しそうだなぁと思いました。元春の音楽がほんとに好きなんだなぁ、と感じることができました。元春も後で出てきたときに『堂島くん・・・スターダスト・キッズ・・・うまいね!』なんて言ってました。そして元春ソングですが・・・こんなにきっちり「原曲に忠実なライブを聴いたのは初めてかも」と思いました。なんだかとっても新鮮。(ツアーでキーを下げて歌っていた曲も、もとのキーで演奏されてました。)アルバムが発売されたときに、ドキドキしながらレコードに針を落としたりCDのスイッチをオンにしたときのワクワクした気持ちに似た思いでした。今年もまた『クリスマス・タイム・イン・ブルー』が聴けてすごく幸せ!『約束の橋』で『いま~まで~の君は間違いじゃない~』といきなりサビからひとり歌い出す元春。『Lazy Dog』の時のゆったりした曲調もよかったけどやっぱり、この曲はこのアレンジがいちばんだ。世代が違う二人が、同じステージの上に立って歌う。こんな素敵なライブがこれからもまた聴けるといいなぁ。^^
2005.12.07
矢野顕子さんのさとがえるコンサートを聴きに、NHKホールへ行ってまいりました。数年前に初めて聴いたのはトリオでのライブでした。いつか、ピアノ弾き語りを見てみたいと思い続けて早幾とせ。今回のさとがえるコンサートが、ピアノソロライブだということを知り急遽、衝動的にチケットを取ったのでした。開演から遅れること、20分くらい。ホールの扉を開けると、ステージのまん中にその人が。弾むピアノ、のびやかな声・・・ジャンル分けの必要がない、『矢野顕子』というひとつのジャンルがそこにあった。・・・聴けてよかったなぁ。^^セットリストは、タイトル不明の曲が多々あったので書けませんが演奏された曲でタイトルがわかるもの ↓・あんたがたどこさ・David(英語詞)・誰がために・Money Song・Nobuko・秋の気配(無伴奏)・気球に乗って(英語詞)・電話線・Presto・ごはんができたよ・ラーメンたべたい大好きな曲『David』を聴けた時点でもう思い残すことはない、と思ってしまいましたが、どんどん『アッコちゃんワールド』に引き込まれて行きました。MCもとてもチャーミングで、時には笑いも起こり、観客を飽きさせない。アンコールで着ていたパンダの衣装も、可愛かった。特にインパクトがあったのは『Money Song』奥田民生さんとの共作だそうで、前半の『世の中金だ~!』という主張が後半は『でも、お金だけあっても幸せでない』にかわりラストは『金に振り回されるのはいやだ、ましてや金のためになんか死ぬのは嫌だ!』という見事なオチが付いており、う~ん、真実だ・・・と感心してしまいました。・・・ちなみに矢野さんのサイトでディスコグラフィーを見ましたらば、手持ちのアルバムに入ってました・・・この曲。(如何に聴いていないかということがバレバレですね。)来年はデビュー30周年を迎えるとのことで(ご本人曰く、230周年だそうですが^^)今までしたことのない、新しいことにチャレンジしたいということで、itunes storeでの楽曲販売のことにも触れていました。(Presto という曲がそうです)3月には、忌野清志郎、小田和正、槇原敬之etcという錚々たるメンバー(これも、矢野さんの人柄のなせる技でしょうか。)とのコラボミニアルバムが出るそうで、とても楽しみです。・・・おまけ画像。渋谷パルコ前のクリスマスツリー。街はイルミネーションに彩られ、とても綺麗でした。
2005.12.05
・・・あと、1週間。元春さんの新曲3トラックEP『星の下 路の上』の発売まで。そして、ゲスト出演の中野サンプラザの堂島公平くんのライブまで。元春サイトに、『星の下 路の上』の特集サイトができていた。残り2曲もサワリだけ試聴できた。星の下~ より2曲とも穏やかな感じだった。ますます、楽しみです。^^
2005.11.30
早いもので明日から12月。12月といえば・・・そう、クリスマス。本屋によって、前から気になっていたものを買ってしまいました。隔週刊『ゴールデン・ポップス』のクリスマス・スペシャル!曲の解説から、歌詞も網羅してあり、1390円は買いでしょうか?定番中の定番という曲ばかり。♪ジングル・ベル/ビング・クロスビー&アンドリュース・シスターズ♪ホワイト・クリスマス/ビング・クロスビー♪サンタが街にやってくる/ビング・クロスビー&アンドリュース・シスターズ♪きよしこの夜/ビング・クロスビー♪ママがサンタにキッスした/テレサ・ブリューワー♪赤鼻のトナカイ/ビング・クロスビー♪ウィンター・ワンダーランド/ガイ・ロンバード楽団♪ブルー・クリスマス/ラス・モーガン楽団♪リトル・ドラマー・ボーイ/ハリー・シメオン合唱団♪もろびとこぞりて/ロジェー・ワーグナー合唱団クリスマスソングを聴くと、すごく幸せな気持ちになれます。・・・聴くのが楽しみです。このCDの他にも、部屋に埋もれているアルバムを探してみたいと思います。今年のクリスマス。
2005.11.30
経県値とは?経県値というのをやってみました。◎…住んだ( 5 点) ×2 千葉県、東京都○…泊まった( 4 点) ×21 岩手県、宮城県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、高知県、福岡県、大分県●…歩いた( 3 点) ×5 青森県、山形県、愛知県、奈良県、愛媛県△…降り立った( 2 点) ×3 岐阜県、岡山県、香川県▲…通過した( 1 点) ×1 徳島県×…かすりもせず( 0 点) ×15 北海道、富山県、石川県、福井県、和歌山県、鳥取県、島根県、広島県、山口県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県------116・・・予想より多かった。こうしてみると、意外といろんなところに行っております。関東地方はわりとまんべんなく回っておりまして、泊まりまでは行かずともちょっと遠出とか・・・。かすりもせず・・・というのがあと1道14県。どこも、一度は訪れてみたいところばかり。ちなみに、この1年で新たに『泊まった』『歩いた』『降り立った』地は青森、秋田、新潟、山形、岐阜 の5県です。ここのところ、18きっぷなど使っていろいろ出歩いてるせいでしょうね。そういえば明日が発売日かな?18きっぷ。この冬、また地図の色が増えるでしょうか・・・?どうかな?
2005.11.30
このところ、ジャズのアルバムはあまり買っていない。なんとなくだが、食傷気味とでもいいますか、巷にあふれる1500円シリーズ・・・それはそれで、役立つときは役に立っているのですが、再発に次ぐ再発には少々辟易気味のこの頃・・・1500シリーズの恩恵についても恐らく以前書いたことはあると思いますが、こうも多いと訳がわからずという感じで・・・ついにベツレヘムの1000円シリーズなんていうのまで出たらしい。(マル・ウォルドロンの『レフト・アローン』を目撃しました)新譜・・・?うーん・・・あまり「ビビビッ!」とくるものが、ない。聴き始めの3年くらいは、けっこういろいろ追っかけてたんだけど・・・それにも最近、飽き気味。いろいろ聴き漁ってみても、しょっちゅう聴きたくなるとか、思い出したときに聴きたくなるようなアルバムってほんの一握りなんだよね。そんな時は、大定番に頼るべし。・・・ということで、5年前の冬に初めて出会ったモンク&ロリンズなどをかけてみる。The Way You Look Tonight の大らかさが大好きだ。冬の朝には、ぴったりと勝手に思っている。この際、曲のタイトルは関係ない。この曲のロリンズの音色に、温もりを感じるのです。何度聴いても、飽きません。『ビビビッ』と感じる1枚だ。
2005.11.26
収録曲に惹かれてワンクリック買い♪01誕生(中島みゆき)02半袖(今井美樹)03真夜中のドア(松原みき)04予感(リニューアル・ヴァージョン)(中森明菜)05蒼夜曲 セレナーデ(尾崎亜美)06そばにおいて(岩崎宏美)07恋ほど素敵なショーはない(岩崎良美)08恋の女のストーリー(高樹澪)09恋(石川ひとみ)10眠り姫(斉藤由貴)11そのあとは雨の中(工藤静香)12カントリーガール(アルバムヴァージョン)(谷山浩子)13織絵の唄(山崎ハコ)14はぐれ鳥(研ナオコ)15つばさ(本田美奈子)16美し都~がんばろやWe Love KOBE~(平松愛理)隠れた名曲的存在の楽曲を集めた1枚ですね。谷山浩子の『カントリーガール』が聴きたくて買いました。この曲、シングル盤では3番までしかなく、カントリーガールが失恋するという悲しい終わりなのですが、アルバムヴァージョンの方は突如、4番が出てきてうしろからカントリーガールを見つめてきた「僕」が告白をしてハッピーエンド、となるものです。私も3番までしか知らなかったんですが、飲み仲間の方がよく歌っていたのを聴いて知り興味津々。このように、カラオケから知る新しい曲というのもたまにありまして、ラストに収録されている 美し都 などもそのうちの1曲です。しかしみゆきファンにとっては『誕生』は泣きの1曲。大定番。(でも1曲目からっていうのは朝から聴くアルバムとしてはキツイかも。)明菜ちゃんの『予感』はチャゲアスのASKAさんの曲で、アルバム『ビター&スウィート』大好きで若かりし頃(!)よく聴いてました。このリニューアルヴァージョン、儚い感じがまぁいいといえばいいのかもしれませんが、私はやっぱり聴き慣れた『ビター&スウィート』ヴァージョンの方が好きだなぁ。岩崎姉妹はうまいですねぇ~。良美さんの『恋ほど素敵なショーはない』いいです。高樹澪さんの『恋の女のストーリー』は初期サザンの傑作『ステレオ太陽族』にも収録(というかこっちが基でしょうが)桑田さんのちょっとエロスを感じるような歌い方とは違い、さらりとした感じ。・・・書き出すとキリがないのですが、一応、アルバム1枚分くらいの曲は聴いてる方々が多いので自分のミーハー度の濃さを改めて感じたような気がします。
2005.11.26
1年ぶりのニューアルバムです。すでに、発売されていたことを知らず、昨日知人に聴いて、慌てて(?)買いに行きました。どっぷり、みゆきさんですねぇ~。夜会Vol13で歌われた曲たちのようですが、「どこを切ってもみゆきワールド」という心地よさがいい。『サーモン・ダンス』が心に響いた・・・。生きて泳げ 涙は後ろへ流せ向かい潮の彼方の国で 生まれ直せこんなの聴くと、「高い!」(←S席2万円だそうです)と2の足を踏んでいた、夜会に行きたくなってしまいます。^^
2005.11.23
12月7日発売予定の佐野元春の新曲『星の下 路の上』が本日、iTunesで急遽先行発売されました。迷いましたが待ちきれず、ダウンロードして来ちゃいました。「待ってました!」という感じのロックンロール!シンプルでいて、元春テイストあふれているといいますか。THE SUN 路線もいいけど、これはライブで盛り上がりそうなナンバー。ちなみに、2006年初めのツアータイトルも『星の下 路の上』に決まったようです。♪ 悲しいときは 風を切って歩いていけうれしいときは 光とともに踊れ ♪ というフレーズがお気に入りです。この曲、もちろん今夜のヘビーローテーションです。----------------------追記(12月12日)CD,留守にしていたため4日遅れでやっと届きました。日曜日のヘビロテでした。改めて3曲通しで聴いてみましたところいちばん好みだったのが『裸の瞳』でした。『ヒナギク月に照らされて』は曲の感じが夏にitunesで先行発売された『タンポポを摘んで』に似ている気がした。来年のツアーで盛り上がりそうなのはやっぱり『星の下 路の上』でしょうね。HOBO KING BAND の演奏だとどんな感じになるのか今からとても、楽しみです。
2005.11.16
Sonny Rollin Last Concert Tour In Japan2005.11.2 大阪厚生年金会館ホール2005.11.6 東京国際フォーラムホールASonny Rollins(ts)Clifton Anderson(tb)Bobby Broom(g)Bob Cranshaw(b)Steve Jordan(ds)Kimati Dinizulu(per)ソニー・ロリンズのラストコンサートに行ってまいりました。2日は大阪、そして6日は東京。(ほんとは全部行きたかったんだけど・・・まぁそれはさすがに・・・。)これでほんとにラストになってしまうのか、とか。正直なところ、センチメンタルな感情の方が強く。なんだか未だにうまくまとまらないのですが・・・断片的ではありますが、振り返ってみます。大阪の方ではいつもの休憩がなく、2時間ぶっとおしでの演奏で、MCも殆どなし。疲れないのかなぁ、とちょっとハラハラしてしまったり、曲間のソロが長くていささか退屈になるところもあったりしたんだけど、ロリンズは、吹きまくり。『セント・トーマス』では会場中がノリまくって、殆どの方が立っていた。(もちろん私も^^)しかし、自分に蔓延するセンチメンタルな感情に流され・・・今までで聴いたいちばんせつない『セント・トーマス』だったなぁ。まさかこの曲で目が潤むとは思いもよらず。そして、東京では。お約束の2部構成に、なんだかほっとする。オープニングは、一昨年のツアーで「新作」だと言って吹いていた『ソニー・プリーズ!』また聴きたいと思っていたのでちょっとうれしかった。アップテンポとバラード系、強弱を付けつつ前半終了。ロリンズのいつもの『キューケイデッス!』という声に思わず笑いが。お約束なんだけど・・・それが心地よいんだ。^^2部は Biji から始まり、バークリー・スクエアのナイチンゲールそして Don't Stop The Carnival に またバラード。Don't Stop~ では、ドラムスとのかけ合いが印象的だった。ボブ・クランショウのソロ、どこかで『セント・トーマス』のフレーズが入り思わず笑いがこみ上げる。そして、ラストはやっぱりセント・トーマスで。・・・うーん、やっぱりロリンズはロリンズだ。演奏面の技術的なことは無知に等しい私ですが、やはり、ココロにガツンと響く音なのです。過去のツアーといちばん違ったのは観客の声援に応えるロリンズが『マタアイマショー』ではなく『サヨナラ』と何度も言っていたことか。・・・うれしくも、せつない夜でした。あ、余談ですがフォーラムAは今までにないくらい遠く(1階の後ろの方)て、ちょっぴり残念でした。ジャズはもうちょっと小さなところで聴きたいなぁ・・・と改めて感じました。気分が落ち着いたらもうちょっと書いてみたいと思います。とりあえず、この辺で。
2005.11.06
ここのところちょっと気になっている1枚です。ラジオでもよく流れてます。あまり、平井堅ぽくない感じ(平井堅=バラード がわりと定着してます)がまたいかしてるというか。ちょっと前にCDショップを覗いたときには買うのを見送ったんですが、なんか、みょ~に気になる。^^・・・このジャケのらくだってホンモノなんでしょうか?
2005.10.31
ジャケ買いの1枚です。トロンボーンがリーダーの作品ってあまり聴かないんですが聴くとしたらやっぱりJ.J.ジョンソンかこの人カーティス・フラーですね。(他に知らないし^^;)トロンボーンの音って力の抜けた感じがいいです。ズート・シムズがいきなりテーマからはいる少しアップテンポ気味の『枯葉』や『ベサメ・ムーチョ』がなかなかのインパクト。ピアノがトミー・フラナガンというのもポイント高しですね。
2005.10.31
日産NOTE×楽天にて、10月9日の佐野元春さんのLazy Dog Live が公開されています。The Lazy Dog Live'05 On Web曲目は下の5曲です。・こんな素敵な日には・バルセロナの夜・約束の橋・希望・恋しいわが家のんびり、1曲ずつ見て(聴いて)楽しんでおります。あの時、遠くで見ていたあの姿がネットでは独り占めできて、うれしいですね。佐野さん髪が伸びてたなぁ。個人的には短い方が好きなんですが。無事に来年早々のライブのチケットもゲットできました。^^今回は、初めて2日連続の「はしご」となります。今からすでに楽しみです。------12月7日に、新曲3曲のマキシシングルが発売になります。曲のタイトルは1 ヒナギク月に照らされて2 裸の瞳3 星の下 路の上ちょっと詩的な表現だなぁ。どんな曲なんだろう・・・今から想像を膨らませております。ちょっと前に運転中になにげなく『ヒナギク月に照らされて』という歌のタイトルを思い出したんです。で、「元春の今までの曲で、花の名前が出てくる曲ってどれくらいあるんだろ?」とふと思いました。その時に浮かんだのが『二人の好きな古いレストラン バラとラム酒で すごそう On A Special Day』(こんな素敵な日には)『彼女のために野ばらの蜜を集めるよ』(Sweet16)『抱きしめる花はデイジー』(君の魂 大事な魂)『丘の向こうには見渡す限りのレースラベンダー』(太陽)『風にタンポポが揺れている』(Come On)『桜の舞う坂道』(君を失いそうさ)・・・もっとありそうですが、とりあえずこんなところが浮かびました。ゴージャスな花より、わりと素朴な花が多いですね。個人的には『タンポポ』の使われ方が好きです。^^
2005.10.27
山中千尋のライブの帰りです。品川駅で変わったポストを見かけました。ライブの詳細は後ほど。--------------- ココから追記 ---------------ジャズピアニスト 山中千尋のライブを観に品川プリンス・ステラボールまで行ってまいりました。ジャズライブは5月のビートル・ジャズ以来です。演奏曲リストは、うろ覚えですがこんな感じです。(1部)Teared DiaryIn A Sentimental Moodまつりばやし/Happy Go Lucky LocalI Will WaitImpulsive(2部)HackensackCleopatra's Dreamやつらの足音のバラード/Three Views Of A SecretOutside By The Swing?All The Things You Are/YagibushiEC-1 Take FiveEC-2 Candy新しいアルバムの曲が中心のラインナップ。実は1部の2曲目、スローテンポだったので(^_^;)ちょっと舟をこいでしまいましたが、まつりばやしを聴いて復活。個人的には2部の方が知っている曲が多くて楽しめました。特にモンクの『ハッケンサック』と『はじめ人間ギャートルズ』のエンディングテーマ『やつらの足音のバラード』(名曲!)が印象に残りました。『まつりばやし』は中島みゆきさんの曲で、初めて聴いたとき驚きましたが、確かに、ちょっとジャズのリズムを感じる曲かも。澤野工房でのデビューアルバムでもみゆきさんの『砂の船』を演奏しています。パウエルでおなじみの『クレオパトラズ・ドリーム』はテンポ早めでしたが、途中『School Days(学生時代)』のアドリブが入ったりしてユニーク。山中さんのピアノは『弾く』というより『叩く』という方があっているかなと思うほどダイナミックな雰囲気。腕がけっこう筋肉質で、ピアノを弾くのって肉体労働なんだなぁ・・・と思った。中島みゆきから『八木節』までかなり多彩なジャンルを網羅している方です。アンコール前のラスト曲『八木節』で、ベーシストのロバート(ボブ)・ハーストのベース・ソロが圧巻でしたね。隣で聴いていたツレが『すごい!』と唸っておりました。山中さんのMCも楽しかった。今回ドラマーのジェフ・ワッツが身内の不幸で来れなくなってしまい、急遽ピンチヒッターで来たドラムスのデミアンの話がなかなか面白かった。富山に行ったとき、帰りの飛行機30分前になっても現れず後で聴いたところ富山城に行っていたとか、ニューヨークの忍者スクールに通っていて、忍者になりたいと言ったとか。^^なかなかお茶目さんのようです。2度目のアンコール曲の『キャンディ』はなんと、山中さんが鍵盤をピアニカに持ち替えての登場。「鼻歌のようなものですが。」といいながら奏でたピアニカの音色はとってもチャーミングだった。欲を言えば、もう少し小さなハコ(会場)で聴きたかったなぁ。この会場、けっこう広かったけど、音がいまいちだなぁと感じたし。それでもとても楽しいひとときを過ごせました。
2005.10.22
久々に、ジャズネタです。ジェリー・マリガンの Night Lights を聴いています。 最初と最後に、2ヴァージョンの Night Lights が演奏されます。第一音は、マリガンの弾くピアノの音から始まり、ラストではマリガンはクラリネットを吹いています。 どちらかというと、ピアノのヴァージョンの方が好みです。おやすみ前の1曲にぴったりだと、聴くたびに思っています。そんなわけで、このアルバム(曲)はもっぱら秋の夜長に活躍しております。Night Lights につづく Manha De Carnaval(カーニバルの朝)も大好きです。さて、このアルバムにはちょっとした思い出が・・・もう何年か前の話なのですが、ネットで知り合った方々とチャットをしていた時期がありました。それまでも、ネット上で文字だけの対話をしていたのですが、何かひとこと発すると、すぐに返事が返ってくるという新鮮さにはまりました。ある晩メンバーが数人揃って、いつものように会話を楽しんでいた時誰が言い出したかは忘れましたが、このアルバムを聴こう!ということになり同時に、それぞれの場所で聴きました。なんていうか・・・遠く離れていて、年齢もバックグラウンドもバラバラで、顔も見えないけれど音を通して繋がっているということに、ある種の感動を覚えました。今はチャットとも離れてしまいましたけど、このアルバムを聴くたびに、その頃のことを思い出します。実は、その時聴いていた輸入盤はノイズがすごくなってしまい、最近はまったく聴いておりませんでしたが、本日、1500シリーズで買い直してまいりました。・・・バリトンサックスの音色が、優しく夜の静寂に溶けてゆきます。いつまでも大切にしたい1枚です。
2005.10.21
本日、おやしらずを抜いた後の抜糸にいきました。歯茎の引きつれるような痛みがなくなり、今は爽やかな気分です♪^^それにしても、抜く前につんつんと引っ張られた時は麻酔もかかってなかったので、ものすごく痛かったです。少しずつ、少しずつ様子を見ながら糸を抜いていただいたんですがその時の心境は「ひと思いにやってくれぇぇ~!」と思わず叫びたくなるような。終わった後、思いっきり脱力でした。でも、ほっとしました。これで4本のおやしらずはすべてクリアです。そうそう、抜く前に痛みがあった時、頭痛にも悩まされてました。それも治療を始めたらすっきりとれました。皆さま、くれぐれもガマンは禁物ですよ。^^
2005.10.21
先週の金曜日におやしらずを抜いてまいりました。左下の奥。遡ること、かれこれン十年近く前・・・。右下の親知らずを抜きました。1時間の苦闘。3日間の痛みとのタタカイ。・・・そう、抜くこと自体より、抜いた後のつらさの記憶の方が鮮明に残っておりました。そんなわけで、びびりまくっていたのです。いいトシをして。^_^;・・・抜くまでは。でも、まぁ・・・案ずるより産むが易し。このン十年の医学の進歩を実感せずにはいられませんでした。^^まぁ、抜いた日の晩は痛さのあまり飛び起きたり、2日ほど口が半分くらいしか開かなかったりしましたけど。そんな状況でも、まったく変わることがなかったものがただひとつ。それは・・・私の 食欲 (-.-) でした。・・・殆ど噛まずに飲みこんでましたけど。3日経って、ほぼ回復しました♪職場であまり長い会話をすると、ちょっと痛んだりはするんですが・・・歯の健康の大切さを改めて実感した出来事でした。そうそう、埋まっていた歯なんですが、すごく大きくてびっくりしました。
2005.10.18
The Lazy Dog Live'05 佐野元春&THE HOBO KING and Their Lazy Dog(渋谷・Duo MusicExchange)に、行ってまいりました。久々の佐野さんライブです。この日は昼の部、夜の部の2セットだったんですが、私は夜の部の方に。いつもと趣向を変えてライブハウスでのライブということでどんな曲が聴けるのか・・・ワクワクしっぱなし。実は、この日の明け方、佐野さんの夢を見ちゃったほど。(*^_^*)開演前は、日産Noteのブログムービー One Fine More Day がスクリーンに映し出され・・・小さなパソコンの画面で見るのとは違って新鮮でいいなぁ、と。さて、まず、ライブ全体の感想をひとこと。『やられたぁ・・・!^^』「こんな感じのライブがあったらいいなぁ・・・」と思っていた理想形。まるで夢のようなひとときでした。佐野さんが『僕のリビングへようこそ』というように、自宅のルームライトがステージにあったり、まっしろで大きな犬『ミカコちゃん』が登場したり。これはサプライズでしたねぇ。Lazy Dog の謎が解けましたが、まさかホンモノの犬だったとは。ミカコちゃん、私の後ろを通り過ぎていきました。2度ほど。^^おっきくて可愛かったなぁ。オープニングは 『麗しのドンナ・アンナ』この時点で、すでにまったく予想もしていなかった展開なので、この先、どうなるのか想像もつかなかった。・・・だけど、素敵な不意打ちだった。(もちろんライブで聴くのは初めて。^^)そのあと個人的泣きのツボ、『レインボー・イン・マイ・ソウル』がきて、久々の『約束の橋』佐野さんたら歌ったあと『約束の橋』を紹介する時に『この曲はアルバム Sweet16 に・・・』と言いかけてましたが、『佐野さん、約束の橋が入ってたのは ナポレオンフィッシュ ですっ!^^』と心の中ですかさず突っ込んでしまった私・・・^^;もちろんファンからも突っ込みがその場で入ってましたけど。『最近は僕よりファンのみんなの方が詳しい・・・』と言ってましたね。『すべてうまくはゆかなくても』この曲にはやられました。ここ半年くらいの、いろいろなことがよみがえってきて思わずうるうる目に・・・。曇り空のこんな日には 窓にもたれてすべてうまくはゆかなくても 君を信じてる夜なんだか佐野さんに励まされてる気がした。『バルセロナの夜』『こんな素敵な日には~On A Special Day~』『Do What You Like~勝手にしなよ~』初期の名曲に大感激!特に『バルセロナの夜』は生で聴いたのが初めてだったので、思わず『うそ~っ』とうれしい悲鳴を小声で漏らしてしまった。Hobo King Band でもぴったりはまる、はまる!佐野さんがバルセロナの夜を書いたのは21歳くらいの頃だったそう。また「この年齢で書けるラブソングもあると思うから、楽しみに待っててね」とのこと。(待ってますとも!いつまでも。^0^)この日はジョン・レノンの誕生日ということでビートルズの『COME TOGHETHER』のカヴァーもご披露。う~ん、かっこいい!そうそう、今年はジョンの生誕65年&没後25年でもあるそうですね。私の中でも何度目かのビートルズ&ジョン・レノンブームが起きそうです。(・・・といっている今も、キーボードに向かいつつジョン・レノンのベスト盤を聴いております^^)『恋しいわが家』前回の THE SUNツアーでは聴けなかった曲。ライブ映えしますなぁ。おなじみの『希望』は佐野さんのギター1本で、大好きな『レイナ』も、久々に聴いたけど、やっぱりいいなぁ。1番の歌詞が最後に繰り返されてこの曲のよさがいっそう際だった感じ。後に続く『彼女の隣人』『ロックンロール・ハート』『ドライブ』の3曲もホントに久しぶりに聴いたけど、・・・全然、色褪せていないというか、すごく新鮮で。『ロックンロール・ハート』の間奏の佐野さんの吹くブルースハープ、カッコイイです♪そしてアンコールはこれも久々の『Rock and Roll Night』いつも聴いていたクライマックスのテンションの高さとかは感じなかったんだけど、すごく、癒される・・・・・・そうか、こういうのもありなんだ、と感じた。・・・すっかり癒されました。佐野さんに。(*^_^*)そして、改めて今までずっと自分のそばに佐野さんの音楽があったんだなぁ・・・と感じました。そして、これからもずっと。^^今回のライブは、佐野元春の隠れた名曲がたくさん聴けてまるで『びっくり箱』みたいな感じでした。でも、欲張りな私は、まだまだライブで聴きたい曲が、いっぱい。^^『僕の曲はロックンロールだけじゃない』とご本人が仰るように佐野元春の音楽箱には、まだまだたくさんの音楽が詰まっていていつも出番を待っていることでしょう♪私もそのひとりです。最後に。・・・実は、このライブのチケット、自分で応募したもの、すべて「はずれ」でした。ほんとは、諦めモードでした。あの場所にいられたきっかけを作ってくださったお二人の方に、最大の感謝を。ありがとう。
2005.10.09
昨夜眠ったのはたぶん3時近かったと思う。モーニングコールをセットしたけれど、時間より前に目覚めた。・・・窓から朝日が差していて、まぶしいけれどとても気持ちがいい。前の晩、楽しいひとときを過ごしたCatwalkの前を通り過ぎ・・・朝見るのと夜見るのでは、なんとなく雰囲気が違いますね。^^また来るよ~ と心の中で念じつつ。名残を惜しみながら、10時台初めの新幹線に乗るために秋田駅へと向かった。ところが、時間まであと30分というところで、突然「まだ帰りたくない!」という衝動に駆られて思わず、みどりの窓口へ向かった。12時2分の新幹線まで、2時間と少しの自由時間。(※18きっぷの期限は昨日までだったので、帰りは新幹線でした。)またもや駅弁を買いこみ、千秋公園を目指しました。たった2日前に来たばかりなのに、すごく懐かしい気持ちになる。見晴らしのよいのベンチに腰掛け、駅弁を広げてちょっと早いブランチ。今日のメニューは『しらかみ』です。^^そういえば3月にきた時には雪景色の中で、大館の特上鶏めしを食べたっけ。・・・という話を昨晩したら、そんなことする人いないよ~ と笑われたけどいやいや、景色を独り占めできるのはとっても贅沢なことなのよ。^^そんなことを思い出しながら食べる『しらかみ』もなかなかのお味でした。3月の雪景色を頭の中で思い浮かべながら、9月の緑の色を目に焼き付けます。写真もたくさん撮りました。入口付近で若山牧水の歌碑を発見。よく覚えてないんですが、旅のことが書いてあったような。そうそう、2日前に見た蓮の花は、さらにたくさん花が咲いていました。千秋公園を後にして、駅方面へと向かう途中でCDショップを見つけたので、少しの間、何か掘り出し物はないかな、とか思いながら物色。アルバムを何枚か試聴しました。(結局買わなかったんだけど)旅先でもCDショップを見かけるとついのぞいてしまいますねぇ・・・。帰りの時間がだんだん近づいてきました。市民市場に行ってみると面白いよ、といわれていたんですが、行ったらはまりそうなのでこの次のお楽しみにとって置くことにして、駅の方へと歩いておりましたら、ブラスの音が聞こえました。聞き覚えのあるメロディーだなぁと思っていると、その曲は『ゲバゲバ90分のテーマ』でした。どうやらタイミングよく、イベントに出くわしたようで、なんとなくラッキー^^♪地ビールを飲みながら、しばし演奏に聴き入り、思いがけず楽しいひとときを過ごしました。出店もたくさんあったのですが、荷物がすでにいっぱいだったので、なにも買って来れなかったのが残念だなぁ。でも、見ているだけで楽しい!・・・新幹線、発車。さあ、日常に戻ります。そうそう、ゆうべの疲れが出たのか、大曲から先の記憶がありません。^^;これがこの旅最後の1枚です。^^新幹線はやっぱり速いなぁ。行きの秋田までにかかった時間の3分の1くらいで、大宮まで着いちゃいました。便利なんだけどどっかもの足りないような。(贅沢?)今回も忘れられない、たくさんの思い出ができました。今度はまた、別の季節に訪れてみたいなぁ・・・。思いがけなく長くなってしまいました。・・・最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
2005.09.11
さて、秋田の夜・後編です。今度は女ふたりで夜の街へと繰り出しました。秋田の夜の街を歩くのは初めてなので、なんとなくワクワクするような、戸惑うような・・・それでいて心地よい酔いも手伝って、心が躍ります。川反の街の賑わいは、昔はタクシーが連なっていたとかで今よりもっとすごかったのだとSさんが教えてくれました。Sさんの案内によって着いたのは、とあるピアノバーでした。店内にはボサ・ノバの軽やかなリズムが流れていました。ビールを飲みながら、もっぱらSさんとママさん、お店の方のお話に耳を傾けておりました。何げない会話の中に、日本の大物ジャズミュージシャンの方がまるでその辺にいるお友達のように、自然に、当たり前に語られていることにカルチャーショックを受けました。Catwalkでも感じたのですが、お客さんとお店の方がとても親密で気さくにお話をしているこの感じ・・・いいなぁ。ジャズライブが行われた時にいただいたサインなども見せて頂きました。ビールを2~3本空けて、結局看板までココで過ごしました。そのあとさらに、Catwalkに用があると仰ったSさんについて、再びお邪魔してしまいました。ビールのグラスを空けたあと、アキタ・ビューをもう1杯お願いして(どれだけ飲むんだ? ^^;)色と味を楽しみました。ここで、マスターさんの粋なはからいが。なんと、Akita View をかけてくださったのです。^^静けさの中にあわい軽やかさを感じる(まさに舞う雪のようでした)素敵な曲でした。このあとさらに、素敵なアクシデント。もうひとつの(Out Of Bounds バージョン)Akita View を聴かせて頂いたのです。※ Out Of Bounds とは秋田大学Jazz研のOB有志によるバンドとのことで、マスターさんはこのアルバムでドラムスを担当されています。(HPより引用させて頂きました)こちらはとても生き生きとしたイメージで「元気な秋田」を感じました。「同じ曲なのにこれほど印象が違うのか・・・!」と改めてジャズの楽しさを思い出させていただき、素敵なプレゼントをいただいた気分でした。ところで、この2枚のアルバム、今ではどちらのヴァージョンも入手不可であるとマスターさんが教えてくださいました。・・・残念!(いつの日かまた必ず聴きに伺いますので・・・その時はリクエストさせてくださいね。^^)Akita View の余韻に浸っていると・・・聴き覚えのあるメロディーが流れてまいりました。コルトレーンの Ballads の1曲目の Say It(Over And Over Again) でした。この曲がクロージング。Catwalk の文字のあるあの壁をぼんやり見つめました。もう、帰らなきゃ。名残はつきないけれど・・・。^^お礼と、おやすみなさいを告げて店を後にして、今日の出来事を思い出しながら、眠りについた秋田の夜でした。素敵な曲をかけてくださったマスターさん、おいしいカクテルを作ってくださったJさん、そして、遅くまでおつきあいくださったSさん、楽しい時間をありがとうございました。^^
2005.09.11
5時間と少しの旅を終え、リゾートしらかみの終点、秋田駅に降りて、今夜の宿を目指す。・・・が。・・・しかし。2度目の秋田。一度歩いたはずの街並みなのに、昼と夜とは印象が大違いで、(こんなはずじゃなかったんだけどな)道に迷ってしまい、おそらく、15分くらいで着くであろう道のりを倍の30分はかけてやっとの思いでたどり着いた。(いや・・・実は、よくあることなんだけどね。^_^;)しかも荷物が重いのなんのって・・・リュックのベルトが、肩にぐぐっと食い込む。・・・初めて訪れたジャズバーで、ゆったりとグラスを傾ける。この旅も少しずつ終わりに近づいている・・・。そう思うと、少しだけセンチな気分になってしまう。・・・そう。旅の終わりはいつも感傷的になってしまう。ひとり列車に乗り、地図を頼りに、自分の足で、いろいろなものを求めて、歩き回る。それが時には、おいしいものだったり、お酒だったり、風景だったりといろいろだけれど、その土地を目で、舌で、肌で感じるうちに、だんだん、離れがたい気持ちになってしまうから。そこに「人との出会い」が加わると、旅はさらに味わい深く、忘れがたくなるものだということをこの旅での出会いで、初めて知った気がします。------ネットで知り合った友達「えっぐ」とは、3年目にして初めてのご対面。^^この時、ネットとリアルが初めてつながった。でも、電話で話をしているときも、姿を見た時も現実感がなくて・・・(笑)それでいて、まるで久しぶりに会うような感じもして。・・・この感覚って、すごく不思議だったな。この日、訪れた Catwalk のことは、彼のサイトとメールのやりとりと、そしてお店のサイトも拝見し、すでに私の頭の中にインプットされていていつかぜひ行ってみたいなぁ・・・と思っていたのです。こんなに早くそれがかなうとは思ってなかったけどね。オススメを前もって聞いておいた中で、偶然、宿泊先からほんとに数十メートルのところにあったというので、これはもう、行くしかないぞ!と旅立ちの前から決めていたのです。ただしそれがどこなのかは、当日までナイショでしたが(笑)でも、初めての場所なのでやっぱり、ちょっとというか・・・最初はかなり緊張しましたが、(自分の日頃の生活ではカクテルなど殆ど無縁だし、普段はすこ~し敷居が高いような気がして・・・^^;)お店の賑わいと、暖かい雰囲気に包まれて徐々に緊張がほぐれてゆきました。さて、ビールとカクテルで乾杯しつつ、しばしのよもやま話。ネットで知り合った共通の知人の話や、ブログの話やジャズ話、今してきた旅のこと、秋田のこと、私の住む千葉のこと、引退を噂されるソニー・ロリンズの話やら、(ついでに)お互いの実年齢の話。などなど・・・。途中からはお店の常連のSさんも交えての会話となりました。実は会話をしているうちに、Sさんともひそかにネットつながりであったことが判明、・・・これはうれしい驚きでした。1杯目の『ハイラム・ブロック・スペシャル』はちょっとココナツミルクの、甘い味がした。あぁ・・・おつまみ(?)のチヂミのもちもちして美味しいことときたら♪(・・・って、どうしてすぐ食べ物の話になってしまうのか。)印象的だったのが、2杯目に飲んだ『アキタ・ビュー』というカクテルと、曲のお話。トランペッターのチェット・ベイカーが'86年に最初で最後に来日した時のエピソードに因んだもの、なのだそうだ。帰国予定の飛行機が、雪で欠航。その時の印象を曲にしたのが Akita View・・・(この辺り、うろ覚えですみません・・・。)それにしても、ものすごいお宝話である。さらに、エルヴィン・ジョーンズもこのお店で何度も演奏し、「はる、エルヴィンはマスターの身内みたいなものなんだよ。」とえっぐが教えてくれた。・・・う~ん。カルチャーショックである。さて、Akita View のお味ですが。軽やかな甘さがあり、口当たりがよく、爽やか!^^色も、すごく綺麗で。 ウットリ♪・:*:・ ( ̄* )これは、ついつい飲み過ぎてしまいそう。注意しなくては!写真は、カクテル アキタ・ビュー と Akita View の収録されたアルバムを写したものです。(カウンター内のJさんが偶然写り込むこと数回、のうちの1枚です。^^)店内に目をやると、光り輝いた壁の一角に The Catwalk の文字が。※ 後日、帰ってからじっくりサイトを拝見したら、この壁って、ジャズミュージシャンのサインがちりばめられた「ものすご~い」壁らしい!(ていうか、よく読んでいけって!じぶん!)その傍にある、グランドピアノ。さらに壁に目をやると、ジャズミュージシャンのポスター、サインなど。(『ああ、もっとじっくり見てくればよかった・・・』^^;)このステージで多くのミュージシャンがさまざまな演奏をしてきたんだろうなぁ、と思いを馳せてみる。そして、いつかこの空間で「生の音」を聴いてみたいなぁ・・・。普段はCDで音を楽しむのが常ですが、やっぱりライブの魅力に勝るものはない、と思ってますゆえ。^^そんなことを思いつつ、会話を楽しみつつも食欲が湧いてまいりました。(いわゆる、小腹が空いたという状態です。)ここでいったん中座して、食事にいこうということになりました。彼方から「焼肉食べたい!」という声もありましたが、前日かなり遅くまで起きてらした&日中は動き詰めだった誰かさん(あなたのことですよ ^^)には焼肉はハードだったらしく。・・・かくいう私も(今だから申しますが)どんぶり一杯のラーメンを口に運ぶにつれ、内心「だいじょうぶかな」と不安になっていたのですねぇ。・・・だって、しらかみの車内で、すでに晩酌セットを平らげてたんですもの。そのうえ、チヂミも殆どひとりで食べてたし。^^;それでもどうにか残すことなく平らげられたのは、おそらくジョッキを頼まなかったからではないかと思われ。ビールってお腹が膨れるもんね。ラーメンを食べ終えたあとは、明日も朝が早いということで、えっぐとはここでお別れ。さいごに『元気で!』と交わした握手は、とても力強くて・・・。私も思わず強く握り返した。・・・ほんとに、いろいろ、ありがとね。^^
2005.09.10
(9月28日・記)『リゾートしらかみ』の続きです。鰺ヶ沢を過ぎたころから、しらかみは海岸線に沿うように終点・秋田を目指して走ります。砂浜、テトラポット、大小さまざまな岩・・・山並み、トンネル、田畑、街並み・・・車窓からは、いろいろな風景が見えました。これほどたくさんの表情を持つ海岸線を私は今までに見たことがありませんでした。ちょっと残念だったのは、あきた白神駅についたあたりから激しい雨が降り出したこと。晴れていれば、この辺りでちょうど美しい夕陽が観られるようです。(「リゾートしらかみの旅」という車内備え付けのパンフレットには、日の入り時刻が載っている「夕陽カレンダー」なるものまで付いていました。)その、雨になる少し手前で・・・。かすかな陽射しがうれしい。またこの列車に乗れる機会があったら、今度は晴れるといいなと思います。そうそう、しらかみ車内でのお楽しみのひとつ。車内限定販売の『晩酌セット(1000円)』です。この晩酌セットはなんとしても食しておかねば・・・と思い車内備え付けの申込用紙を記入し、車掌さんに渡しました。鰺ヶ沢駅到着までに渡せば、あきた白神を過ぎた頃に、車内販売の方が座席まで持ってきてくれるのです。『晩酌セット』というだけに、ワンカップが付いておりましてご飯はないんですが、酒のつまみにぴったりのものばかり。ハタハタや、いかがおいしかったです。^^晩酌セットを食べ終える頃には、海岸線の旅も終わり、車窓を楽しむには薄暗くなってきました。しのばせていたipodを取り出し、山中千尋のピアノを聴きながら・・・うとうと、夢の中へと誘われていきました。BGM Outside By The Swing(山中千尋)
2005.09.10
青森駅周辺を満喫しているうちに、列車の出発の時間が近づいてまいりました。お次は、今回の旅のクライマックスクルージングトレイン『リゾートしらかみ』に乗ります。しらかみは、青池編成とブナ(ほんとは漢字なのですが見あたらない)編成の2種類の車両があり、今回乗ったのは青池の方です。普通列車でありながら、全席指定。(実は、最初に乗った『ムーンライトえちご』と、この指定券が意外とあっさり取れたので、今回の旅を決めたようなものなのです。)青森から、弘前にいったん戻り、しばらく奥羽本線のルートを辿り川部からは、五能線を走ります。私が乗ったのは、ボックスシートの車両で、フラットにするとこんな感じで、お座敷のようになるのです。足を伸ばしたり寝っ転がったりとまるで自分の家のように(?)くつろげます。青森から途中の駅までは、同窓会に向かわれるとおぼしきやや年配の女性グループの方3人と同席させていただきました。賑やかな会話が止まることなく続いていましたが、とても楽しそうで、聞いているこちらも心地よかったです。五所川原駅から鰺ヶ沢駅まで約20分、先頭車両で津軽三味線の生演奏が毎日行われているとのことで聞きに行きました。土曜日だったので、生演奏の前には「津軽語り部体験」もあったのですがこちらの方は聞き逃してしまいました。う~ん、残念。津軽三味線に民謡、最後の曲では観客も合いの手で参加。『ほ~いほい』の声が車両のあちらこちらで響き渡りました。小学生の遠足のバスみたいで楽しかったです。ちょうど三味線の演奏が終わる頃、海岸線が窓から見えはじめました。客席からは歓声が上がっていました。もちろん私も。^^こういう列車が、あちらこちらに走ってくれるといいなぁ、と思います。途中の駅でブナ編成の列車とすれ違いました。鰺ヶ沢を過ぎると、絶景の海岸線がしばらくの間続きます。天気はあまりよくありませんが・・・さて、どんな風景が待ち受けているでしょう。^^(つづく)
2005.09.10
(9月24日 記)さて、大館に戻ってまいりました。ここからまた、奥羽本線に乗り換え青森を目指すことになります。青森は初めて訪れる土地で、ちょっとワクワクしてしまいます。まずは、弘前行きの列車に乗り込みました。先頭車両でしたので、途中から運転席の後ろに立って景色を眺めておりました。気分はなんだか『電車でGO!』^^景色に魅せられているうちに弘前に着きました。改札を抜けて、駅の回りを眺めておりましたら、可愛いポスト発見!これは、りんごの国ならでは、ですね。ちなみにこれは冬に撮った秋田駅そばのポストです。竿燈の提灯、ですね。こんなさりげないところにも郷土を出しているところが素敵だなぁと思います。弘前駅にはこんなモニュメントも。『りんごの風』というようです。このあと駅ビルをうろうろしたりしてあっという間の1時間を過ごし、次は青森行きの列車に。でも曇ってきたせいか、興奮して早起きしたせいか、花輪線と同じく途中で記憶がなくなってしまいました。(つまり爆睡していたのですねぇ ^_^;)いよいよ青森駅に着きました。湯瀬を出た時は晴れていたのですが、青森まで来たら今にも泣き出しそうな空です。青森の駅の表示板を眺めましたら前後の行き先が書かれていないことに気がつきました。そんなところが終着駅のムードを醸し出しています。ここでも1時間ほど待ち時間があったので、お昼をすませることにしました。場所はどこがいいかな・・・とうろうろしているとすぐそばに港がありました。・・・昔は、ここから青函連絡船に乗って、北海道を目指したのですね。「列車を乗り継いでここまで来たんだなぁ・・・」と改めて実感。なぜかじんとしてしまいました。しかし・・・センチな気分でもお腹はすくものです。^_^;駅のお弁当屋さんで買った、津軽海峡弁当、奥入瀬ビール、そしてホタテのかまぼこが今日のランチ。真昼のビールは、効きますね。^^ お弁当もおいしかった。食後、港を少し散歩。展望台に登ったり、海を眺めたり・・・八甲田丸と、青函連絡船の戦災碑です。この石碑は、今年の7月14日に除幕式があったそうです。戦後60年・・・改めてその歴史の重みを感じました。東奥日報の記事よりところで、八甲田丸は時間がなくて観てこなかったのですが、この近くに『津軽海峡冬景色』の歌碑があるんですね。今の今まで知りませんでした・・・残念!やはりせっかくの待ち時間を過ごすには、ある程度の下調べが必要だなあ、と思いました。いつか、この海を渡って今度は北海道を目指そう。^^(まだ、つづく)
2005.09.10
(9月23日・記)・・・いったいそのいくつまで続くのか。本人にもよくわかりませんが。~3日目~湯瀬温泉 → 大館 → 弘前 → 青森 → 秋田(泊)旅に出ると、いつにも増して早起きになる私。普段の日も、仕事のあるウィークデーは比較的すっきりと目覚められる(ただし、真冬を除く)方なのですが、なんだかワクワクして、5時くらいに目が覚めてしまいました。朝湯に浸かり、バイキングに舌鼓を打ち、次の場所を目指す元気が湧いてきます。朝食バイキングの写真はありませんが、秋田名物トンブリや、朝取り野菜が出てきたりしてとても朝食とは思えない豪勢さでした。^^ホテルのラウンジから見える中庭の赤い水車が印象的です。さて、再び花輪線に乗って、大館駅を目指します。駅で30分くらい電車待ち。1時間、30分などあっという間に過ぎてしまうから、不思議。ここは駅の待合室。ストーブを囲んで椅子が置いてあるのがなんとも愛らしい感じです。たいていの駅にあるスタンプ台。工夫が凝らされてますね。しかも日付もちゃんと直ってる。赤いサルビアの花、反対側には秋桜も咲いていました。手入れが行き届いている感じがいいです。ホームにいるのは、とりあえず私ひとり。こんな景色を独り占めできるのも、小さな駅で列車待ちをする醍醐味のひとつですね。湯瀬駅の手前、八幡平駅の風景です。枯れたアジサイもいい味を出しています。この路線、大好きになりました。^^・・・早起きしすぎて疲れたのか、しばらくウトウトしているうちに大館駅に着きました。ここからは奥羽本線に乗り換え、青森駅を目指すことになります。(つづく)
2005.09.10
秋田での2時間の滞在を終え、再び各駅停車へ。次なる目的地は、大館です。・・・大館といえば、忠犬ハチ公のふるさと。1時間近い待ち時間がありましたので、駅の外へ出てみました。これは、駅前のハチ公の像を写したもの。駅のホームには、ハチ公神社なるものがありました。ホンモノのハチ公が見たらなんていうでしょうね。^^そして、ここ大館は『鶏めし』が名物です。でも、3時半というところが・・・お昼を通り越しておやつですね。鶏めし食べたかったんですが、冬に来た時に食べたし、夕飯が食べられなくなると勿体ないのでガマンして「くんたま」だけ食べました。画像はありませんが、よいお味でお腹もちょっとこなれた感じ。4時、花輪線に乗って今夜の宿泊先『湯瀬温泉』を目指します。実は、花輪線、なんの下調べもしてなかったので、単なる移動手段と思っていたのですが、すごくはまってしまいました。昔の国鉄の車両を使っているらしく、冷房はついていなかったのですが、その代わり、窓を開けて、風を感じることが出来るのです。我が関東は連日30度を超す暑さでしたが、風が爽やかでとても気持ちよかったです。窓という壁がないので、シャッターを切りまくってました。心なしか写した画像も鮮明な気がします。^^川の流れる音、列車の走る音、風の音・・・すべてが心地よく・・・あっという間の1時間。乗っているだけで癒される路線でした。今夜の宿は『湯瀬温泉』ここは、日本三大美人の湯と言われているらしいですが、効果のほどは・・・どうでしょ?熱すぎず、ぬるすぎず、長く浸かっていられるのがまずよく、そしてここの露天風呂・・・すぐ下を川が流れていてその眺めは絶景!なかなかの穴場だと思いました。旅の疲れをお湯で癒した後、やはり夕食にはその土地の地酒というのが酒好きのマナー。(と勝手に思いこんでいる ^^;)ということで、食事の他に『利き酒セット』を注文。新政、高清水、そしてゆぜほまれ です。ゆぜほまれがいちばん好みだったでしょうか。
2005.09.09
さあ、秋田駅に着きました。天気は上々で「やっとここまで、来たぞ~」という実感が。前の晩の11時43分に出発して、たどり着いたのは11時31分。実に12時間の旅でした。・・・さて、ここで2時間の列車待ちです。でも2時間って、微妙。秋田駅から少し歩いたところにある「千秋公園」を目指すことにしました。重い荷物を背負っての上り坂はキツイのですが、見える風景が目に眩しい。^^1度訪れたことがあるので、街中を歩いている時は「ああ、来たんだなぁ」というよりは、前に見たことがある懐かしさを感じました。写真に写っているのは公園内の小高い場所から見える、秋田市内です。平日のせいか、公園内はとても静かで、なんだか嬉しい。前に来た時はわからなかったのですが、緑が多く、私が育ったところの近くにあった公園にちょっと似ているような気がしました。ちなみに、前回来た時は冬(3月)で雪景色だったんですが、こんなに違うんですね。ちょっと微妙に撮影地点が違ってるけど、同じところを写したものです。在住の方によりますと、春は桜が美しくたくさんの人で賑わうとか。いつか、春にも訪れてみたいものです。ここには、蓮の花も咲いていました。そうそう、千秋公園付近には、このようなものもありました。行きも帰りも通りかかり、すごく気になったのがこの付近から、『泣くな~よしよしねんねしな~♪』という曲が延々と流れていたのです。(初めはラジオか何かと思っていたのですが・・・。)で、近づいてみたら、東海林太郎さんの像でした。スポットに立つと曲が流れるという仕組みになっているらしい。納得!上の写真のお堀のそばで、おやつの時間です。公園の売店に売っていた「千秋だんご」(名物らしいです)実は、千秋公園に来た目的のひとつに、秋田名物の『ババヘラアイス』を食するというのがあったんですが、すでに季節外れなのか(関東と違って涼しかった)、見かけませんでした。で、変わりに千秋だんご。やわらかくて、すっごくおいしかった。^^あんこはちょっと苦手なんですが、一気食いしました。酒田の駅弁の時間が遅かったせいか、あまりお腹が空いていなかったのでとりあえずこのおやつがお昼ご飯。お腹もほんのり満足したところで、列車の時間が近づいてまいりました。(つづく)
2005.09.09
(第1・2日目)大宮(車中泊) - 新潟 - 村上 - 酒田 - 秋田 - 大館 - 湯瀬温泉(泊)ココで、旅日記を書くのは久しぶりです。8月の初めに使った青春18きっぷの残りを使って、東北に行ってまいりました。新潟までは、快速『ムーンライトえちご』を使っての移動。昨年の大晦日以来の夜行の旅です。夜行列車が北への旅のムードを高めてくれます。しかし・・・えちごの客席はちょっと狭くて正直なところ疲れました。^^;途中まで音楽を聴いてくつろいでいたのですが、いつの間にやら眠っていて気がつけば既に長岡。でも眠っているうちに距離を稼げるのはちょっとおいしい♪新潟からは、白新線を使って村上まで、そこから羽越本線で酒田、さらに秋田へと。新潟、村上での乗換は、乗り継ぎ時間が短いせいか、私と同じ目的と思しき方々が列車に向かって一目散。す、すばやい・・・^^;でも、早朝の列車は走らなくてもゆとりがありました。時刻表を眺めている人数人、自筆のメモ(時刻とかが書いてあるみたいな)を眺めている方もいらっしゃいました。村上で、対面に座っていた女性に話しかけられ、ほんの少し会話を交わす。ひとりで旅していると、ちょっと会話に飢える時があるので、こういうのって嬉しいですね。やがてお互いに眠ってしまったのですが、先に降りたその方とは挨拶を交わして別れました。朝日が昇るとともに、車窓の風景も変わり、日本海がとてもきれいでした。その風景を始めて見た瞬間、わぁっ!と思わず小さな声を漏らしてしまいました。特に、村上の先、笹川流れの辺りは絶景!先月行った青海川駅とはまた少し違った荒々しい感じがなかなかいいです。数年前に桑川で降りて船に乗って、海鳥につつかれたことがありましたっけ。懐かしい思い出です。そういえば、その頃はあまり車窓を意識したりしなかったんですが、今にして思うともったいないことをしたな~と。途中からは、通学の高校生が大勢乗ってきて、車中は一気に賑やかになりました。酒田駅到着。短い滞在ですが初・山形でした。酒田では、約1時間の待ち時間があったので、朝ご飯をゲット。待合室でパクついておりました。これは、酒田の料亭のお弁当だそうで、ココでしか食せないらしい。これはぜひゲットしなければ!(限定品に弱いので ^^;)焼きおにぎりとキングサーモンが特によいお味でした♪お腹がいっぱいになると眠くなるのが世の常。1時間の待ち時間を経て、列車に乗り込むといつの間にやらウトウトと・・・ああ、景色が勿体ない。さて、秋田に着きました。ここでは2時間の列車待ちです。(つづく)
2005.09.09
「どしゃ降りだぁ・・・!」稲荷山公園の駅に降りたのは夕方6時近く。ハイドパーク・ミュージックフェスティバル2005に佐野元春さんが出演!という情報を得てすぐ、かなり前にチケットを手に入れていたのですが、数日前から体調が絶不調・・・目が覚めると・・・最悪だった。行こうかやめようか・・・家を出る瞬間まで迷っていたほど。雨は家にいる時は降ったり止んだり。でも、まぁ大丈夫だろうとタカをくくっていたのだけど。・・・とんでもなかった。(家に帰ってニュースを見たら、大雨洪水警報まで出てたと。)とりあえず傘だけ差して歩こうと思い数メートル進んだところで引き返して、持ってきていたポンチョを身にまとい歩き始める。雨は、強く強く、降り続いている。やっとの思いで公園に着いたが、ますますひどくなるばかり。地面はまるで川のよう。靴の中までびしょぬれだ。最近の野外には「たたられ」まくり。1年前の夏のBayfmのイベントも開場待ちの間は大雨だったしマウントフジジャズフェスティバルも台風とともに。2度あることは3度ある?!でも佐野さんは「晴男」Bayfmの「トリ」の時も終わった頃には夕焼けが。マウントフジの出番の時も雨は嘘のようにやんでいたし。今回も「きっとだいじょうぶ♪」と思っていた。・・・そしてまさに。雨は止んだのだ。やはり偶然ではなくこれはもはや必然か。^^着くのがかなり遅れたので佐野さんの表情が見えないほど遠かったけれど正面をキープしましたよ。^^v始まったのは7時半。Hobo King Bandの演奏に続いて、ライブで聴くのはたぶん初めて?!いや、横浜スタジアムで聴いたのかな?Please Don't Tell Me A Lieちょっとアグレッシブで、カントリーっぽくてジャジーな・・・これからの佐野さんを予感させるような新しい雰囲気の歌唱に釘付けになった。そのあとはおなじみの Complication Shakedown 99Blues Indivisualist と続き・・・全4曲。時計の針はちょうど8時を指していた。わずか30分とちょっと物足りないような気がしましたけど、佐野さんの調子も良さそうで・・・^^夏の曲を用意してたけど、この雨でリストを変えたと言ってましたね。どんなリストだったんだろう。星空の下で聴きたかったなぁ。^^またいつか聴けるといいな。・・・それにしても、びしょぬれになったジーンズの裾は重かったなぁ。このハイドパークのフェスティバル佐野さんの他には、エリック・アンダーソンしか聴けませんでしたが、エリックさんもなかなかいい感じで・・・。来年もあるとしたら、今度はぜひ通しで参加してみたい。
2005.09.04
2005.08.30
5年振りのロリンズの新作です。ライブ音源なので純粋な意味で新作といえるかどうかはちょっと微妙なんですが、初めて世に出るという意味で、まぁ新作、ですかね。・・・で、一聴した感想ですが。「変わらないことって素敵なことだなぁ」と感じた1枚です。50年代から今まで、ハードバップからフリーへの接近、フュージョン的な音へのアプローチなど、ロリンズのスタイルは小刻みに変化したりしていましたが、やはり、ロリンズはロリンズだと感じさせてくれる。このライブの4日前に起きた世界の風景を一変させてしまったあの出来事。ロリンズはそのすぐ近くにいた。混乱の中で、ボストンへ向かい、コンサートを開いた。その時の記録が、このアルバムです。
2005.08.30
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